寒くなってくると食べたくなる料理といえば、お鍋やスープ、カレーやシチューなどの温かいもの。冬になるとクリームシチューが食べたくなる、という人もいるのでは? 今回、発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織さんに教えてもらったのは、薄力粉や牛乳、チーズなどは使わずに、酒粕と無調整豆乳で作るクリーム煮のレシピです。
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酒粕と無調整豆乳で作るクリーム煮
こんにちは!
発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織です。
今回ご紹介するのは、“クリーム煮”のレシピ。
寒さが深まると、「温かい×クリーミー」な食べものが恋しくなりますよね。だけど、ダイエット中は少しでもヘルシーに食べたい!
そこで、薄力粉や牛乳、チーズなどは使わずに、酒粕と無調整豆乳でクリーム煮を作っていきたいと思います。
それでは早速、調理スタート!
<材料 2人分>
・お好みの食材
※ここでは、ブロッコリー8房、にんじん(中)1/2本、しめじ50g、ホタテ6個を使用
・バター 10g
・酒粕 10g ※ブロックでもペースト状のものでもお好みでチョイス
・無調整豆乳 200ml
・塩こしょう 少々
<作り方>
1.あらかじめブロッコリーは小房に、にんじんは食べやすい大きさにカット。しめじは、手でほぐしておきます。
2.フライパンにバターを入れて中火にかけたら、ホタテ、しめじ、ブロッコリー、にんじんの順に加えて炒めます。ブロッコリーとにんじんは、あらかじめ電子レンジで加熱しておき、時短でほっくりやわらかく仕上げても◎。
3.2に酒粕と無調整豆乳を加えたら、フタをして5~7分ほど煮ましょう。板状になった酒粕(板粕)を使う場合は、小さくちぎっておくと、豆乳となじみやすくなります。
4.最後に、塩こしょうをふりかけて、味を調えたら、完成!
ほのかなアルコールの風味とまろやかさが感じられる酒粕は、汁ものやスープにコクを与えてくれて、相性抜群です。
体もホコホコと温まるでしょう。
ただし、酒粕には、調理後も少量のアルコール分が含まれるので、小さなお子さんや妊娠・授乳中の人、車を運転する人は注意しましょう。
以上、酒粕で作るクリーム煮のレシピをご紹介しました。
寒い日の一品にいかがでしょうか。
■栄養ポイント■
<酒粕>
ビタミンやアミノ酸が豊富。
また、注目の美白成分・コウジ酸や、肌にうるおいを与える水分保持機能を持つα-エチル-D-グルコシドを含むため、美容面でもうれしい効果が期待できます。食物繊維のような働きをする“レジスタントプロテイン”というたんぱく質が、お腹の調子を整えるのにも役立ってくれるでしょう。
<豆乳>
豆乳に含まれる大豆たんぱく質は、吸収率が高く、吸収速度がゆるやかなため、満腹感につながりやすく、ダイエット中にもおすすめです。
ほかにも、女性ホルモン・エストロゲンと似た構造をしたイソフラボンや、糖質・脂質の代謝に働くビタミンB群、貧血対策になる鉄なども含まれます。
*写真は本人によるもの
【所有資格】
発酵食品ソムリエ/ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン