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大豆の発酵食品で、納豆っぽいけれど納豆ではない?! 気になる「テンペ」を食べてみた #Omezaトーク
最近、腸内環境の検査をしました。データの中には、腸内の「エクオール」の量も書かれています。大豆から作り出される「エクオール」という成分は、自分で作れる人と作れない人がいるそうで、私は産生できるらしいのですが、腸内にはまだまだ少ない状態らしいです。そこで、意識していろいろな形で大豆製品を食べたいと思うようになりました。インドネシアで400年以上食べられているという伝統食品である「テンペ」もそのひとつ。初めて食べてみたのでレポートします!
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「テンペ」。注意して見ていないと売っていることに気づかないかもしれません(私がそうでした)。一般的なスーパーのお豆腐売り場などにひっそりと置かれています。テンペ菌という菌を使って大豆を発酵させた食品で、納豆のような粘りはなく、独特のニオイもしないらしいというウワサです。そもそも私は納豆が心底好きなので、少しくらい独特なニオイがあってもまったく問題ないものの、やはり初めて食べる発酵食品に手を出すのは緊張します。
こんな感じの真空パックが入っていました。
中身をとり出します。このサイズで100g。
かまぼこのようなやわらかさ、なめらかさなので切りやすく、手でほぐすことはもちろん、スライスも思いのままでした。
そのままでも、煮ても焼いてもよいそうです。ひと口食べてみると、不思議なほど味がしません! ほのかな酸味が口の中で漂うのと、水煮の大豆のような香りが若干感じられるかな…という程度。よくかむと、納豆の食感に近づいてきます。ただし、糸を引くほどのねばりはないです。
おしょうゆとの相性がいいです。スライスしたテンペを、お刺身のように、わさびじょうゆにつけて食べたらおいしそう。しょうがじょうゆとの相性は、しょうがのからみとテンペの酸味がややケンカしたように思いましたが、ここにごま油を加えると、あら不思議。ぴったりです。
というわけで、しょうが、しょうゆ、ごま油のトリオでドレッシングを作り、サラダにしたところ家族にも好評でした。
一方、ピザのように食べてみると…
チーズとテンペを乗せただけでは、チーズの味にテンペが完敗してしまい、可もなく不可もなく…。カレー粉など、アクセントになるものを加えるとよいのかもしれません。また、煮ものにも合うようなので、これは次回試してみたいと思っています。
チーズもキムチも納豆も、みそもテンペも発酵食品と考えると、発酵の世界は奥深いですね。400年以上も食べられてきたテンペ、腸活にもよさそうなので、また食べてみたいと思います! (編集まりりん)
Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。