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おから100g、絹豆腐1/2丁、納豆1パック、豆乳150cc。一番カロリーが低いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
少し前までは、たんぱく源といえば肉や魚のイメ―ジがあったかもしれませんが、最近では、大豆をはじめとする植物性たんぱく質も大きな注目を浴びていますよね。意識して豆・豆製品をとるようにしている人も多いのではないでしょうか。では……さまざまな豆製品のカロリーを比べてみると? 豆製品にほとんど含まれていないビタミンは? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「大豆を加工した豆製品」。意外と知らないお豆のマメ知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題 次の豆製品の中で、一番カロリーが低いものはどれ?
□おから100g
□絹豆腐1/2丁
□納豆1パック
□豆乳150cc
「豆乳150cc」です
上記の豆製品のカロリーは、おから100g=88kcal、絹豆腐1/2丁=84kcal、納豆1パック=95kcal、豆乳150cc=66kcal。豆・豆製品は植物性食品で、体によい栄養素を多く含んでいます。基本的にカロリーはあまり高くなく、上記の中では、豆乳150ccが一番低いです。なお、甘味のある調整豆乳だと150cc=95kcalとなります。豆・豆製品は、1日に必ず食べたい食材でもありますので、朝食に納豆を食べたり、みそ汁に豆腐を入れたり、スムージーに豆乳を使用するなど、いろいろなものに組み合わせるのがおすすめです。
問題2 豆製品にはビタミン類が多く含まれていますが、ほとんど含まれていないビタミンは、次のうちどれ?
□ビタミンA
□ビタミンE
□ビタミンK
□葉酸
「ビタミンAです」
豆製品は、ビタミン類を豊富に含んでいますが、なかでもビタミンB群やビタミンK、ビタミンEが多く、一方でビタミンA、ビタミンD、ビタミンCは、あまり期待ができません。したがって、豆製品を単体で食べるよりも、ビタミンAが多く含まれる動物性食品や、ビタミンCが豊富な野菜類、ビタミンDが期待できる魚介類など、他の食材と組み合わせることで、まんべんなくビタミンを摂取することができます。
問題3 納豆は大豆からできています。大豆から納豆になったとき、含まれる量が2倍ほどになる栄養素は、次のうちどれ?
□アミノ酸
□ビタミンB1
□ビタミンB2
□食物繊維
「ビタミンB2」です
毎日、納豆を食べているという方も多いかと思います。納豆は、大豆を蒸して、納豆菌をふりかけて発酵させたものです。この納豆菌の働きにより、消化がよくなり、栄養価も高まります。納豆には、大豆と同じように、たんぱく質、脂質、カルシウムや鉄分などが含まれますが、なかでもビタミンB2は、発酵によって大豆の2倍ほどの含有量になります。100gで比べると、大豆=0.24mg、納豆=0.56mgとなり、その差ははっきりしていますね。
問題4 問題3の答えとなる栄養素の働きで、関係が薄いのは、次のうちどれ?
□代謝のサポート
□皮膚や髪の成長
□脂肪の燃焼
□骨の強化
「骨の強化」です
ビタミンB2をはじめ、ビタミンB群は代謝に関わる働きをしています。なかでもビタミンB2は、三大栄養素(糖質・たんぱく質・脂質)を分解してエネルギーに変える反応を、補酵素としてサポートする役割を担っています。また、成長を促進したり、細胞の再生にも関与したりしているため、「発育のビタミン」と言われています。
問題5 発酵食品である「テンペ」は、どこの国の食品だと思う?
□タイ
□ベトナム
□インドネシア
□シンガポール
「インドネシア」です
「テンペ」を食べたことがあるでしょうか? 豆製品の中でも、発酵食品になります。納豆と比べられることが多いかと思いますが、大きな違いは、発酵させる際に使用する菌の種類です。納豆は納豆菌を使用しますが、テンペはテンペ菌を使用して発酵をしており、納豆のような独特な香りも少なく、粘りもなく、ブロック状の塊で売られています。クセは少ないですが、そのまま食べるよりも、炒めたり、揚げたりと加熱調理に向いています。