冬の緑黄色野菜の代表選手、ほうれん草。夏にも食べられる野菜ですが、冬には冬のとってもすばらしいポイントがあるんです! “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「ほうれん草」。気になるほうれん草のカロリーや栄養価、ほうれん草を食べるときのコツなど、役立つ知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題1 ほうれん草を100g食べた場合のカロリーは?
□18kcal
□35kcal
□48kcal
□62kcal
「18kcal」です
冬野菜の代表的な葉物野菜の「ほうれん草」は栄養豊富な野菜です。カロリーを見てみると100g=18kcal。1束約200gですので、1度に1束分食べても36kcalほどですから、カロリーなどを気にせず、たくさんいただきたい野菜です。冬野菜は夏のものと比べて栄養価が高く、甘みもあるものが多いです。
問題2 ほうれん草に含まれている「シュウ酸」とは、次のうちどれ?
□アミノ酸の一種
□香りの成分
□ビタミンB群の仲間
□アクの一部
「アクの一部」です
「シュウ酸」とは、ほうれん草に含まれているアクの部分になります。とり過ぎるとカルシウムの体内の吸収率が低くなると言われていますが、ゆでて水にさらすことで流れ出してしまうので、下ゆでをすることの多い野菜です。ただし水に溶けやすいビタミン類も流れ出てしまうので、長い時間ゆでたり、水にさらし過ぎたりしないように注意が必要です。
問題3 ほうれん草の根もとの赤い部分に多く含まれる栄養素は、次のうちどれ?
□たんぱく質
□カルシウム
□マンガン
□ビタミンD
「マンガン」です
ほうれん草を切るとき、どのあたりから切り落としていますか? 根もとの赤い部分を、すべて切ってしまっているとしたら、とても残念です。この部分には「マンガン」というミネラルが多く含まれています。また、ほうれん草の甘味も感じられる部分ですので、切り落とさずに、根の部分を包丁で十字に切り込みを入れて、土などを洗い落としてから使用するのがよいでしょう。
問題4 問題3の答えの栄養素を、あまり含んでいない食材は、次のうちどれ?
□玄米
□油揚げ
□くるみ
□さば水煮缶
「さば水煮缶」です
ミネラルの一種、「マンガン」は体内に10mgほど存在しており、骨の発育に重要な働きを担っています。また、代謝のサポートにも関わりがあります。マンガンは、主に植物性食品に広く含まれており、穀類、豆類、種実類などに豊富に含まれています。さばは栄養豊富な食材ですが、マンガンはほかの選択肢に比べると少ないです。
問題5 夏採りと冬採りの「ほうれん草」のビタミンCを比べた場合、正しい説明は次のうちどれ?
□どちらも同じ量を含んでいる
□夏採りのビタミンCは、冬採りの半量である
□夏採りのビタミンCは、冬採りの2倍である
□夏採りのビタミンCは、冬採りの1/3量である
「夏採りのビタミンCは、冬採りの1/3量である」です
ほうれん草に含まれているビタミンCは、とても多いです。いつの時期でも購入できるほうれん草ですが、おいしい時期は冬で、この時期からは、とても味がよくなります。旬の時期に食べるとやはり栄養価も高く、 冬に採れるほうれん草のビタミンCは、夏採りのほうれん草の約3倍。100gで比べると、夏採りが20mgに対して、冬採りは60mgほどビタミンCが含まれています。