低糖質で栄養豊富なブロッコリー。それに似た白い野菜………カリフラワー! 「カリフラワーライス」など、お米の代替として注目を浴びることも多い食材ですが、その栄養価については案外、知らないことも多いのではないでしょうか。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「カリフラワー」。カリフラワーを白くキレイにゆでるコツもお伝えしますよ!
Contents 目次
問題1 カリフラワー100gを食べたときのカロリーは?
□28kcal
□42kcal
□65kcal
□88kcal
「28kcal」です
カリフラワー1株の正味重量は、おおよそ200~250g。と考えると約1/2株=100g=28kcalですから、とても低カロリーな野菜のひとつと言えますね。最近は、ご飯に混ぜたり、カリフラワーをお米のように小さくカットした「カリフラワーライス」といった冷凍食品があったりと、ダイエット食品としても注目されている野菜です。
問題2 「カリフラワー」は、ある野菜を品種改良して作られた野菜です。その野菜は次のうちどれ?
□レタス
□キャベツ
□にんにく
□玉ねぎ
「キャベツ」です
カリフラワーはキャベツを品種改良した野菜で、ブロッコリーの突然変異から生まれた野菜と言われています。日本には明治初頭に導入されたらしく、市場に出回るようになったのは戦後になってからのようです。食用するのは「花蕾(からい)」は言われる部分で、一般的な白色以外、オレンジ色や紫色の種類もあります。
問題3 「カリフラワー」の仲間の「ロマネスコ」という品種は、どこの国の伝統野菜だ思う?
□フランス
□ドイツ
□ブラジル
□イタリア
「イタリア」です
最近、店頭で見かけることも出てきた「ロマネスコ」はイタリアの野菜。日本では珍しい野菜ですが、ヨーロッパではポピュラーなカリフラワーです。黄緑色でゴツゴツとしており、全体の形は円すい形をしています。一般的なカリフラワーに比べて香りが強く、ホクホクとした食感で、ほんのり甘味も感じられるおいしさがあります。
問題4 カリフラワーを白くキレイにゆでるために加えるとよいものは、次のうちどれ?
□砂糖
□塩
□小麦粉
□卵の白身
「小麦粉」です
カリフラワーをゆでたときに少し黒ずんだ色合いになってしまったことはないでしょうか? じつは、ゆでるときにお湯に「小麦粉」を加えることで、ふっくら白くゆで上がります。これは、小麦粉を加えることで沸点が上がり、カリフラワーが短時間でうまみを逃がさずゆで上がるからです。加える量は、ゆで湯の量に対して1~2%程度でよいでしょう。ほかに酢やレモン汁などにも同じような効果があります。
問題5 カリフラワーにはビタミンが多く含まれていますが、特に豊富なのは次のうちどれ?
□ビタミンA
□ビタミンD
□ビタミンB12
□ビタミンC
「ビタミンC」です
カリフラワーはビタミンCがとても多く含まれているのが特徴で、100g=80mgも含まれています。この数値は、ビタミンCが多い食材である、いちご(100g=62mg)やキウイフルーツ(100g=71mg)よりも多いという驚きの値。カリフラワーは秋の後半から春先まで楽しめる野菜ですので、寒い時期の風邪予防には、ぜひおすすめです。