皆さん、「すっぽん」を食べたことはありますか? コラーゲンたっぷり、栄養満点ということは知っていても、なかなか食べる機会がない人は多いかもしれません。筆者もそのうちの一人。一度は挑戦してみたいな……と思っていた矢先、手軽にすっぽんレシピが楽しめる一品を見つけました! 今回は、『美味しいすっぽんスープ プラス』(イワタニ)を使った簡単激ウマレシピをご紹介します。
Contents 目次
コラーゲンたっぷり!美容と健康をサポートする「すっぽん」
すっぽんは、滋養強壮にいいと言われている食材です。古くは2000年以上前から食べられていて、その栄養素は中国最古の薬物書にも記載されているほど。日本では「すっぽん鍋」が有名ですよね。
実際に、すっぽんには必須アミノ酸を含む18種やビタミンA・B群、ミネラル、コラーゲンなどが豊富に含まれていて、美容や健康をサポートするのにピッタリの食材なんです。
でも、いざ「すっぽんを食べよう!」と思っても、なかなか機会がないのが現実。筆者も、高級料亭に行かないと食べられないイメージを持っていました。すっぽんのサプリメントもありますが、できれば料理として味わってみたい……。
そんななか、先日見つけたのが、イワタニの『美味しいすっぽんスープ プラス』です。熊本県山鹿産の厳選されたすっぽんのみを使用していて、1缶190gにコラーゲン3000mg、ヒアルロン酸120mgを配合。そのままスープとしてはもちろん、さまざまな料理に使えるのだとか。早速、イワタニの公式サイトで紹介されていたレシピに挑戦してみました。
まずはそのまま!「基本のすっぽんスープ」
画像引用:すっぽんレシピ | 岩谷産業株式会社 (iwatani.co.jp)
まずは、すっぽんがどんな味なのか気になったので、そのままスープとしていただいてみました。いくら栄養満点だとは言え、癖の強い味だったらどうしよう、と少々不安を抱きながらも挑戦してみることに。
材料(1人分)
・すっぽんスープ…1缶
・長ねぎ、しいたけなど…お好みで
作り方
1. すっぽんスープ1缶を鍋に開け、弱火にかける。
2. 軽く煮立ったら、細切りにした長ねぎやしいたけなどのお好みの野菜を入れ、再び煮立たたせる。
3. 火が通ったら完成!
(レシピ監修:中山章子先生)
レシピには、長ねぎやしいたけなどをお好みで……とありましたが、すっぽんスープそのままの味を知りたかったので、シンプルにいただきました。ようは、鍋に入れて温めただけ(笑)。熱々をいただくと、かつおだしが効いていて、サッパリとしているけど深みもあり、もうひと口もうひと口と止まらなくなってしまいました。
好きな野菜を入れたら食事の汁物としていけますし、このままであれば、仕事の合間の口さみしいときに、コーヒーがわりに一杯いただくのもよさそうです。
ちなみに、昨夜作ったたこ焼きの残りがあったので、すっぽんスープに浸して明石焼き風に食べてみましたが、これもおいしい! イワタニ公式サイトには、水の代わりにすっぽんスープを入れて作る「すっぽんスープdeたこ焼き」が載っていたので、次はそちらも試してみようと思います。
寒い日にはやっぱりコレ!「すっぽんスープdeすっぽん鍋」
画像引用:すっぽんレシピ | 岩谷産業株式会社 (iwatani.co.jp)
続いては、すっぽんと言えばコレでしょう! すっぽん鍋に挑戦です。1缶=1人分だから、平日のひとりランチにも、家族との夕食にも作りやすいのがうれしい。
材料(1人分)
・すっぽんスープ…1缶
・鶏もも肉…50g
・白菜…60g
・しめじ…30g
・まいたけ…20g
・白ねぎ…20g
・柚子こしょう…お好みで
★つみれ
・鶏ももミンチ…50g
・絹ごし豆腐…50g
・おろししょうが…小さじ1/4
・塩…3つまみ
作り方
1. 鶏もも肉はひと口大に切る。野菜は食べやすい大きさに切る。
2. ポリ袋に★つみれの材料を入れ、袋の上から粘りが出るまでしっかり練る。
3. 鍋にすっぽんスープを入れ①を入れる。つみれは袋の端を切って団子状に絞る。
4. フタをして中火で火か通るまで煮たら完成!お好みで柚子胡椒を添えても◎
(レシピ監修:魚森清恵先生)
在宅勤務のひとりランチで食べるため、今回は、冷蔵庫にあった余りものの野菜(白菜、えのき、まいたけ)を投入。プラス、市販のつみれがあったので、それも入れました。基本、昼間自分のためだけに火を使って料理することは皆無なのですが、これなら鍋にすっぽんスープと具材を入れて、しばらく火にかけておくだけ。朝の残りの白米といただけば、立派なランチメニューです! しかも健康的!
肝心のお味のほうは、文句なしに100点満点! これまでいろいろな鍋の素を試してきましたが、トップ3に入るおいしさです。また、1人分の鍋を作るのって結構手間かなと思っていましたが、すっぽんスープ1缶が1人分なので、作りやすい! 中途半端な余りも出ないので、フードロス対策にもなるのではないでしょうか。夕食には家族の人数分のすっぽんスープを使って、おいしいすっぽん鍋を作ろうと思います。(そのときは、つみれも手作りします!)
洋風すっぽんスープ料理、最高!「オニオングラタンスープ」
画像引用:すっぽんレシピ | 岩谷産業株式会社 (iwatani.co.jp)
最後は、寒い日に食べたくなるオニオングラタンスープ。バゲットが乗っているので満足感がありそう。ちょっと小腹が空いたときにもピッタリなレシピです。
材料(1人分)
・すっぽんスープ…1缶
・玉ねぎ…100g
・にんにく…1/2片
・バゲット…1枚
・とろけるスライスチーズ…1枚
・サラダ油…大さじ1
・バター…4g
・ブラックペッパー…適量
作り方
1. 玉ねぎは薄くスライスし、にんにくはみじん切りにする。
2. フライパンにサラダ油を中火で熱し玉ねぎを入れて4分炒め、弱火でフタをして2分蒸らし、フタを取り2分炒める。
3. すっぽんスープとブラックペッパーを加え中火でひと煮たちさせたら器に入れる。
4. フライパンにバターとみじん切りにしたにんにくを入れ、バターが溶けたらチーズを乗せ、さらにバゲットをのせて1分程焼く。裏返してさらに30秒焼き③にのせて完成!
(レシピ監修:魚森清恵先生)
はい、大優勝です。リピ確定です。洋風すっぽんスープレシピ、最高です。玉ねぎ100gというと結構な量(中サイズ1/2強)かなと思ったのですが、しっかり炒めることでしんなりし、なおかつシャキシャキ感も少し残っていて、すっぽんスープとベストマッチ!
バターとにんにく、チーズがバゲットにからまり、少しずつ崩しながらスープに浸して食べれば、あっという間に完食、ごちそうさまでした! 受験生や夜仕事をしている人の夜食にもよさそうです。
結論。すっぽんスープはアレンジ無限大の万能食品だった!
今回挑戦したレシピのほかにも、「すっぽんスープdeパエリア」「すっぽんスープカレー」「韓国風冷麺」「レモンバターパスタ」「海鮮かた焼きそば」など、アレンジレシピが満載。見ていると、どれも作ってみたくなっちゃいます。おいしくて栄養満点、しかも女性にうれしい成分もいっぱいなので、ぜひ毎日の料理にとり入れたいと思いました。
なお、イワタニの公式オンラインショップには、30缶から90缶までまとめ買いセットもありました。すぐに使えるように家に常備しておこうかなと検討中です。
まだまだ寒い日が続きます。健康にも美容にも冷えは禁物、体の中から温まるすっぽんスープレシピ、ぜひお試しください!
文/水谷 花楓
美味しいすっぽんスープ プラス(イワタニ)
https://www.iwatani.co.jp/jpn/consumer/products/health/turtle/soup1/