ダイエットによし、腸活によし、手軽においしく食べられる! 今も昔も愛され続ける果物のひとつがバナナではないでしょうか。生活の中でも見かけることの多いバナナですが、1本分のカロリーがどのくらいなのか、なぜ腸活にいいと言われるのかなど、案外知らないことも多いのでは? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「バナナ」。バナナの基本を押さえるのにぴったりなクイズを用意しました!
Contents 目次
問題1 「バナナ」100gのカロリーは?
□42kcal
□71kcal
□93kcal
□118kcal
「93kcal」です
バナナは、100g=93kcalです。大きさや太さによって変わりますが、1本の正味重量は160~200gくらいですので、1本食べると150~180kcalほど。バナナは栄養価の高い果物です。食べてすぐにエネルギーとなり、さらにエネルギーを持続する働きもありますので、朝食やおやつ、運動をするときに食べるのも、おすすめです。
問題2 さまざまな栄養素が含まれているバナナ。次のうち含まれていない栄養素はどれ?
□ビタミンA
□ビタミンD
□葉酸
□鉄分
「ビタミンD」です
バナナには、エネルギー源になる栄養素(主に糖質など)以外に、ビタミンB1、B2、ビタミンC、カリウムなどのミネラル分や食物繊維なども含まれています。このように、体にとって必要な栄養素を多く含んでいますが、ビタミンD・K・B12などは、ほとんど期待できません。ビタミンDは魚類、乾燥きのこ類、ビタミンKは納豆や葉野菜、ビタミンB12はレバー、貝類などに含まれています。網羅することが難しくても、朝食にバナナを食べることが多い方などは、これらを含んだ食材とバナナを組み合わせれば、より栄養バランスが整います。
問題3 「バナナ」には、腸活にも役立つ「オリゴ糖」も含まれています。バナナと同じ種類の「オリゴ糖」を多く含んでいる食材は、次のうちどれ?
□いちご
□ごま
□枝豆
□玉ねぎ
「玉ねぎ」です
「オリゴ糖」の「オリゴ」とは、ギリシャ語で“少し”の意味があり、単糖が少し(2~20個)結合したものをオリゴ糖と言います。オリゴ糖は、野菜や果物、牛乳などにわずかに含まれています。ビフィズス菌など、善玉菌のエサになるため、腸活にも役立つと注目されていますが、食品からは多くを摂取することができないので、“オリゴ糖”として市販されてもいますね。上記の中では、バナナと同じオリゴ糖は「玉ねぎ」に含まれています。そのほか、ごぼうや大豆、ハチミツなどにも同じ種類のオリゴ糖が含まれています。 選択肢にある、いちご、ごま、枝豆には、オリゴ糖はほとんど期待できません。
問題4 一般的に売られている「バナナ」は、次の中でどの種類だと思う?
□キャベンディッシュ(フィリピンバナナ)
□台湾バナナ
□モンキーバナナ
□モラードバナナ
「キャベンディッシュ(フィリピンバナナ)です
スーパーなどでも購入しやすい、よく手にできる品種は「キャベンディッシュ」というフィリピンバナナです。バナナは輸入ものがほとんどで、なかでもフィンピン産が多いです。台湾バナナは北蕉(ほくしょう)や、仙人蕉(せんにんしょう)という品種が中心で、ねっとりとした甘味があります。モンキーバナナは小型で皮が薄く甘味があり、モラードバナナは、皮が赤紫色の「レッドバナナ」ともいわれている品種です。
問題5 「バナナ」を長く保存する場合の適温は、次のうちどれだと思う?
□4~8℃
□11~15℃
□18~22℃
□25~29℃
「18~22℃」です
バナナを購入した場合、どのように保存をしているでしょうか? バナナは低温に弱い果物です。冷蔵庫などで保存した場合、皮が黒く変色してしまいますので、常温保存している方も多いと思います。保存温度としては20℃前後がよく、また房が重なったり、ぶつかったりした部分から傷んでくるため、つるして保存するのが、おすすめです。