海外ではベーシックですが日本ではまだあまり知られていない“穀物コーヒー”。
近年のインナービューティーブームもあり、日本でも展開されることが増えてきました。
今回はそんな穀物コーヒーの魅力と注目されているメリットをご紹介します。
Contents 目次
カフェインレスで負担軽減。穀物コーヒーとは?
穀物コーヒーとは、大麦・玄米・チコリなどを焙煎したコーヒー風味の飲み物のこと。コーヒーと変わらない見た目ですが、コーヒーと紅茶をブレンドしたようなほろ苦さが特徴です。
穀物コーヒーにはカフェインが含まれていないため、妊婦さんや授乳中の方、カフェインを過剰に摂りがちな働く世代にもおすすめです。
また、ミルクや豆乳などを加えてカフェラテのようにしても美味しく、ブラックコーヒーと味わいも使い方もほとんど変わりません。
カフェなどにも急増中。なぜ注目されているの?
コロナ禍を経て、日々加速していく健康志向ブームやインナービューティーブームの中で、穀物コーヒーも注目を集めています。今はカフェなどで提供しているところも増えつつあり、これからさらに一般的になっていくでしょう。
穀物コーヒーが注目されている理由はいくつかあります。
・カフェインレスなので誰もが飲みやすい
・体への負担が少ない
・ミルクや豆乳などでのアレンジができる…
また、穀物コーヒーの中でもチコリなどには食物繊維が多く含まれています。そのため普段の食生活では摂取しにくい食物繊維を飲み物で手軽に摂取できることが魅力。穀物の種類によって、効果効能は変わりますが通常のコーヒーと違い、体を温めてくれる共通のメリットがあります。
穀物コーヒーの選び方・飲み方は?
【選び方①】ブレンドされている原材料をチェック
穀物コーヒーには、チコリや玄米100%のものもあれば大麦などがブレンドしているものもあります。中にはコーヒー豆と割合をわけているものもあり、完全な穀物コーヒーではないものなどさまざまな商品が存在します。
原材料によって、ビタミン類が豊富なものや食物繊維が豊富なものなど身体をサポートする役割が変わります。あらかじめ原材料を確認し、どのような健康効果が期待できるのかを把握してみるのも良いかもしれません。
【選び方②】できる限りオーガニックの商品を
国内で生産・発売されるものは、「残量農薬基準」を守った穀物でできていますが、輸入したりネットで購入したりする際は、注意が必要です。粉末になった穀物コーヒーは、焙煎された穀物をそのままお湯に溶かして飲みます。少しでも穀物に残留した農薬があれば、体内に摂取してしまうことになります。
オーガニックの商品であればそういった不安点は払拭できます。
【選び方③】ライフスタイルにあった飲み方で
穀物コーヒーにはさまざまな飲み方があります。自分のライフスタイルにあった飲み方を選んで購入するようにしましょう。
ドリップ式
通常のコーヒーであれば、コーヒーを淹れる時間も至福の一時ですが穀物コーヒーでは少し手間のかかる方法です。また、下記で紹介する粉末(インスタント)やティーバッグタイプに比べると種類が少ない飲み方。時間に余裕がある時のお楽しみです。
粉末(インスタント)タイプ
多くの穀物コーヒーで粉末(インスタント)タイプはかなり種類が多く、最も簡単な飲み方。穀物コーヒーがメジャーなヨーロッパなどでも定番の飲み方で、さっとお湯に溶かすだけなのも人気のポイントです。
豆乳などで割る際にも便利なので、日本で販売しているものも粉末(インスタント)タイプが多いですよ。
ティーバッグタイプ
紅茶のように少し時間を置いて抽出するティーバッグも、日本では見かけることが多いタイプ。抽出時間によって濃さを変えられるので、自分の好きな濃度で飲むことができて粉末(インスタント)同様、手軽なのも人気です。
ネットやスーパーで買える代表的な穀物コーヒーを比較してみた
(左から)
西尾製茶 オーガニック玄米珈琲
カフェ玄神 個包装テトラ×5個セット
ミトク ビオピュール ホールビーン 有機穀物コーヒー
西尾製茶 オーガニック玄米珈琲
玄米100%で作られている西尾製茶 オーガニック玄米珈琲。薄めて麦茶のようにするのもおすすめの飲み方として裏面に表記されていました。
少し多めに粉末を入れて溶かすことでコーヒーっぽさが増して重厚感が出ます。溶けにくさがあるのでブレンダーなどを使うとダマが残らず美味しくいただけます。
ミトク ビオピュール ホールビーン 有機穀物コーヒー
穀物コーヒーの中でも代表的で、かなり浸透しつつあるミトク ビオピュール ホールビーン 有機穀物コーヒー。いちじく・ライ麦・大麦などをブレンドしているので、3種の中では1番コーヒーに近い飲料です。
アメリカンのような少し軽い飲み口ですが、十分満足できそう。お湯でもお水でも溶けやすく、豆乳でもすぐに溶けたので忙しい時でもサッと入れることができそうです。
カフェ玄神 玄米コーヒー
袋を切るとフワッと香る玄米の香りが特徴的。ティーバッグタイプは時間を置くことで濃さが調整できるのもいいところです。
軽い飲み口なので、コーヒーほどの重量感はありませんがクセが少なくちょっと濃いめの玄米茶のような感覚です。
明日からできる美活のひとつに
仕事や朝起きてのコーヒーを毎日の習慣としている人は多いですよね。切り替えスイッチとしては大切ですが、何杯も飲んでしまう場合は考えもの。胃腸を労わる意味でも、穀物コーヒーを取り入れてみるのもおすすめです。
また、朝のスイッチにはコーヒー、夜や夕方には穀物コーヒーで睡眠を妨害しないように飲み分けても良いでしょう。日常的にできるインナーケアの一つとして穀物コーヒーを取り入れてみてくださいね。
文/mayan
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