CATEGORY : ダイエット |考え方
イマドキ女子は自身の体重に満足している? やせたい部位や気になるダイエット法についてリサーチしました!
だんだんと薄着になる機会が増えてきましたが、いざ服を着てみると「あれ? お腹こんなに出ていたっけ?」「二の腕の太さが気になる…」なんてことになってしまいがち。本格的な夏を前に、ダイエットの意欲も高まる今の時期。今回は、FYTTE公式Instagramのストーリーズでダイエットに関する調査を行いました。みなさんのダイエット事情やダイエット中のお悩みなどを中心にご紹介していきます!
Contents 目次
93%の人が体重を減らしたいと思っている?
最初にお聞きしたのは、体重について。『あなたは今、体重を落としたいと感じていますか』という質問に対し、全体の93%の人が「はい」と回答。ほとんどの人が、自身の体重を今よりも減らしたいと考えているようです。
では、実際にみなさんはどのくらい体重を落としたいのでしょう? アンケートを行ったところ、いちばん回答が多かったのは「10kg以上」(32%)、次いで「4~5kg」(30%)、「1~3kg」(21%)、「6~9kg」(17%)となりました。10kg以上の大幅な減量を望んでいる人が多いことからも、想像以上に多くの人が今の体重に満足していないことがわかります。とはいえ、適正体重ならばムリなダイエットは禁物。自身の生活習慣や体調に合わせて、健康的にダイエットを進めていく必要があります。
続いての質問は『あなたが引き締めたい、やせたいと思う部位は?』です。こちらはダントツで「お腹まわり」との回答が多く、全体の約6割となりました。2番目に声があがったのは「太もも、ふくらはぎ」(18%)、次いで「二の腕、肩回り」(12%)、「お尻」(7%)となりました。
女性は年齢を重ねるごとにぽっこりお腹が気になるという人が多く、また「ダイエットをガンバってもなかなか効果が出ない」という声もよく聞きます。また、夏は水着を着たり、Tシャツ1枚で過ごす機会も増えることから、これからの時期はより「お腹を引き締めたい!」と感じる人が多いのではないでしょうか。
では、そんなみなさんが気になるダイエット法とは?
『あなたが気になるダイエット方法を教えてください』とお聞きしたところ、「筋トレやストレッチなどをとり入れる運動系のダイエット」(43%)、「食事の種類や順番などを意識した食事系のダイエット」(30%)、「体重記録や入浴など生活のスタイルを意識したダイエット」(27%)という結果になりました。
運動系のダイエットは、減量やボディメイクはもちろん、ストレス解消につながるなど心身共に健康につながるというメリットがありますよね。宅トレならジムに行ったり特別な器具をそろえる必要もないですし、ここ数年でオンラインレッスンが増えたことで、おうち時間を利用して宅トレを始めたという人も多いのではないでしょうか。
一方で食事制限などのダイエットは運動が苦手な人にはおすすめの方法。ふだんの食事の内容を変えるだけなので手間もかからず比較的すぐに実践できるのがメリットなのではないでしょうか。ただ、リバウンドしやすい、人によっては食事制限がストレスになるといったデメリットも考えられます。
いずれにせよ、自身のライフスタイルや性格に合わせて、ストレスなく実践できるダイエット法を見つけることが、ダイエットを成功させる秘訣と言えそうです!
最後に、ダイエット中のお悩みについてお聞きしました。1番回答が多かったのは「思うように体重が減らない」(39%)、「空腹に耐えられない、ついつい食べ過ぎてしまう」(30%)、「途中で挫折してしまう、継続できない」(23%)、「ストレスがたまる」(8%)でした。
ダイエットはなかなかすぐに効果が出ないもの。思うように減量ができず途中でザセツしてしまったとうい経験のある人も多いのでは?
そこで記事の後半では、ダイエットの成功率を上げる「最初の1か月」でするべきことについて、女性専門パーソナルジムリメイク代表の石本 哲郎さんの著書『マンガでわかる! ゼロからはじめる女子のボディメイク』(マンガ:松本 麻希、学研プラス)からご紹介します!
はじめの1か月は食事量を減らさず筋肉を育てよう
「明日からダイエットスタート!」と、ダイエットを決意すると、食事を減らすことばかり考えていませんか。それだと一時的に体重は減っても、最終的なゴールの達成率は低いまま。
「ダイエットでいちばん大切なのはやせやすい体の土台作りをすること。はじめの1か月は筋肉を育てる準備期にしましょう」と石本さん。
食事内容の見直しは必要ですが、はじめの1か月は食事量はいつも通りにし、筋肉を増やし、筋トレに慣れる期間にするのがダイエットを達成するポイントです。
「1か月の準備期があると、その後の減量期の成功率がぐんと跳ね上がります。美しいボディに大変身するためのさなぎ期でもあるんですよ」
リバウンドなし! 石本式ダイエットの進め方
ダイエットの基本、健康でキレイにやせるステップをまとめます。
STEP 1・2 準備期(1か月ほど)
体重をキープしながら筋肉を育てる
食事量(摂取カロリー)はそのままで食事内容を改善し、体重をキープ。
「筋肉づくりに必要なたんぱく質を朝昼晩とります。同時に筋トレをはじめて習慣にし、筋肉量&代謝アップ!」
ダイエット開始前の体は…
・お腹がぽっこり・お尻がタレている・外ももが張っている
準備期の終わりには…
・お腹が少しヘコむ・お尻や内ももが少し引き締まっている
STEP 3 減量期(1か月~目標体重に合わせて)
食事量を減らして体重を落とす
朝昼晩のたんぱく質はキープしつつ、準備期より食事量を減らしていきます。
「食事を減らすのと同時に筋トレを続けて筋肉量をキープ。減量期の後半、体重が落ちにくくなったら有酸素運動をプラスしよう」
リバウンドを防ぐために、1か月に落とす体重は「現在の体重×5%」までにします。体重60kgならどんなに多くても1か月に−3kgまで。
減量期の終わりには…
・体脂肪が全体的に落ちる
・ウエストが引き締まる
・お尻が上がる
STEP 4 維持期 (減量後からずっと)
太りにくい健康な体をキープする
体重が減ると基礎代謝量が減るので、食事量は準備期よりやや少なめに戻すのがリバウンドを防ぐポイント。筋トレを続けることでさらにスタイルがよくなっていきます。
維持期の頃…
・減量直後より筋肉量が増えてさらにスタイルアップ
準備期の1か月が減量の成功率を高める理由
準備期は、減量期の成功率を跳ね上げるための“さなぎ”期 。
「いきなり食事量(摂取カロリー)を減らすのはリバウンドのもと。筋肉が分解されて、筋肉量が減ってしまいます。また、体重を減らすと、どうしても同時に基礎代謝量がダウンします。筋肉量が少ないまま体重を減らすと減量期の後半に、より代謝がダウン。最初の1か月で筋肉をつけておくことで、減量期の後半まで闘える、代謝のいい体の土台ができるのです」
筋肉の低下により、リバウンドや「何をしても体重が落ちない」という状態に陥りやすいのですが、準備期を設けることでこれらのハードルをクリアできます。
「筋肉を育てるには、栄養、筋トレ、休息の3つが必要なことも知っておきましょう。これらがひとつも欠けることなく、3つそろって掛け合わせることで、筋肉を効率よく増やすことができ、代謝のいい体になれます」。
休息というのは、睡眠と筋トレの休息日。中3日〜中6日の休息日をはさむことで筋肉が成長していきます。
減量したい場合は焦って食事を減らすのではなく、筋肉を育てることから。ストレスを感じにくいので、やる気も続きますよ。
筋肉を刺激することで、成長ホルモンの分泌が促され肌にハリが出たり、疲れにくくなったりといいことずくめです。
夏本番まであと少し! やせやすい体を作り、理想のボディに近づけるようぜひ参考にしてみてくださいね。
文/FYTTE編集部
参考書籍
石本 哲郎 (著) 松本 麻希(マンガ)『マンガでわかる! ゼロからはじめる女子のボディメイク』(学研プラス)