「ダイエットするぞ!」「〇kg減量するぞ!」夏が近づいてきて、改めてシェイプアップを決意した人も少なくないはず(まさに私)。でも、初めは気合いが入っていても、いつしかそれが苦痛になり…ガマンすることが増えてしまっては、何のためにダイエットしているのかわからなくなってしまいますよね。せっかくやるなら、楽しく続けて、目標に近づいていきたいもの。今回は、ダイエットのために楽しくできるちょっとした行動の秘訣を、日本初のダイエットコーチ、EICOさんに教えていただきます!
Contents 目次
ダイエットを成功させるために正しい行動は?
ダイエット中は「なんとしてでもやせたい!」とストイックに頑張りがちですが、果たしてその行動は正しいのでしょうか? ダイエットを成功させるのに正しいと思うものを選んだらさっそくEICO式でチェック!
Aダイエット中は、好きであってもスイーツなど太るものは絶対食べない
B青や緑のテーブルクロスにして食欲を抑える
Cコンビニよりも有名店のお菓子を選ぶ
D部屋やスマホの待ち受けを、あこがれる女性の画像だらけにする
ナイスチョイス!は…
「コンビニよりも有名店のお菓子を選ぶ」です
記憶に残らないような食べ方はダメ。思い出に残る食事を!
ダイエット中、甘いものを食べるのは悪いことではありません。ただ、記憶に残らないような食べ方はしないほうがよいでしょう。「食べたつもりはないのに食べてしまっている」ことになり、ダイエットもうまく進みません。せっかく甘いものを食べるなら「このお店のシュークリームを食べよう」など、こだわりをもって選び、おいしく食べることが大切。そうすれば満足感もアップしてダイエットのモチベーションも維持できます。思い出に残る食事を心がけましょう。
ダイエット中、甘いものや揚げものを徹底的に排除する人もいますが、ストイックすぎてもダイエットは続きません。人間は好きなものを食べると幸福感が増し、そのことがダイエットを続けやすくします。
同じように、あこがれの存在をいつもイメージできるように、画像などを見るのはモチベーションを保つためにはよい方法ですが、やりすぎは禁物です。やせてもやせてもまだ足りないという状態に陥りがちで、リバウンドにもつながりかねません。ほどほどにしましょう。
。
ダイエットのやる気が増すネイルの色は?
心や体に影響を与えるといわれる“色”。ダイエットのやる気が出ると思うネイルの色を選んだら、さっそくEICO式でチェック!
A赤
B青
Cオレンジ
D黃
どれもナイスチョイスだけれど…
ベストチョイスは「オレンジ」です!
【ダイエットのやる気を出すネイルの色とは?】
色は体や心にさまざまな影響を与えます。たとえば赤は「情熱・活力・エネルギー」といったポジティブなイメージがあります。インテリアや壁が赤いと体温は上昇し、心拍数や呼吸数が増えて少し興奮状態になり、体が温かくなります。一方、「落ち着き・爽快感・知的」なイメージを与える青色を使うと、呼吸数が減って穏やかになるということも。
さて、どんな色にもポジティブイメージがある反面、赤は「警戒・怒り」、青は「冷淡・孤独」などネガティブなイメージも併せ持っている場合が多くあります。結局は、自分の心や体の状態に合わせて、しっくり来るものを選ぶのがいちばんだと思いますが、今回のダイエットチョイスでは、「オレンジ」をベストチョイスに!
オレンジには「喜び・明るさ・陽気・活発・温かさ」といったポジティブなイメージがありますが、ネガティブイメージがありません。その意味で、ダイエットのモチベーションを上げるにはぴったりな色。ジェルネイルなら1か月くらいもつので、「今月ダイエットを頑張ろう!」と思ったら、ネイルをオレンジにしてみるのも手ですよ。
ダイエット中のあなた。レストランでどこに座るのが正解?
あなたはレストランに入ったとき、どのへんの席に座りますか? え? 席の場所とダイエットって、関係があるの? そう思った人も、思わなかった人も、いいと思うものを選んだあと、EICOさんのアドバイスをチェックしてみましょう!
A 奥のほうのゆったりしたソファ席
B 入り口に近いテーブル席
C テラス席
ナイスチョイスは…
「入り口に近いテーブル席」と「テラス席」です!
【ダイエット中にレストランで座る場所のポイント】
効果的にやせるためには環境要因も大切です。ポイントは人の視線があること。誰かに見られていると思いながら食事をすると、自然に姿勢や食べ方にも注意が働きます。一方で、避けたいのは「人に見られていない」ことです。人に見られているという意識が薄くなると、ドカ食いのリスクが高まります。猫背でバーと食べたり、ケータイを見ながらガツガツ食べたり…。食事をするペースが速くなり、大盛りも気にせず食べてしまうこともあるでしょう。誰も見ていないと思うと、セーブがかからなくなるものです。
家で食事をするときは、食卓に姿見を置いて、自分の食べている姿を客観的に見るとよいでしょう。私も実践していましたが、ガツガツ食べている自分の姿を目の当たりにすると、「こんな食べ方をしてたんだ」とショックを受け、食欲にストップがかかります。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ