湿気の多い梅雨時期は、心と体の調子が乱れ、体調を崩す人も多いですよね。蒸し暑い日が続くと食欲も落ちて、余計に気持ちも落ちぎみに…。そんなときにおすすめなのが、「酢」を活用したレシピです。今回は、「酢みそ」の作り方と食べ方を、発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織さんに教えてもらいました。
Contents 目次
疲労回復や胃腸を整える効果も!「酢みそ」レシピと活用法
こんにちは!
発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織です。
今回ご紹介するのは、合わせ調味料「酢みそ」のレシピ。
発酵食品である酢とみそ、それと味の調整に砂糖を使って作る調味料です。そしてみなさん、お気づきでしょうか? じつはこの酢みそ、“料理のさしすせそ”のうちの3つを使っているんです。ということは、使うのは自宅にストックされていがちな調味料のみ。つまり、今すぐにでも作れちゃうのです。
ちなみにレシピと言いましたが、これら3つの調味料をただ混ぜるだけととっても簡単。
それでは早速、酢みそを作っていきましょう。
<材料/作りやすい分量>
・酢 大さじ1
・みそ 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2
※この基本の配合をベースに、メニューに合わせて分量を増やしてみてください。
<作り方>
酢みその作り方は、超簡単!
酢とみそ、砂糖をボウルに入れて混ぜ合わせれば完成です。あとは、お好みの食材に和えたりかけたりするだけ。
例えば、「たことわかめの酢みそ和え」。
<材料/2人分>
・たこ 100g
・わかめ(戻したもの) 20g
・きゅうり1/2本
たこはぶつ切りにして、わかめはざく切り。輪切りにしたきゅうりは軽く塩を振って5分ほど置き、水で洗い流してしぼります。そこへ酢みそを加えて和えれば、あっという間に一品完成。
※和える酢みそは、先に作っておいた分量でちょうどくらいです。
定番の刺身こんにゃくとの組み合わせは、まず間違いなし。
意外や意外、赤身魚のまぐろとも相性がいい! いつもしょう油をつけている人は、気分を変えて食べるのにもおすすめです。
酢みそは、酢のさっぱりとした酸味にみそのまろやかさ、砂糖の甘みが感じられる合わせ調味料。ジメジメとした湿気や気温の高さで食欲が落ちぎみなときでも、とり入れやすいでしょう。
また、ほかにも疲労回復や胃腸を整える効果などにも期待することができます。おいしく食べて、体も元気に!
ぜひ、参考にしてみてください。
■使用する調味料の健康ポイント■
<酢>
●食欲増進
●疲労回復
●殺菌・防腐効果
●消化液の分泌を高めて、消化促進
<みそ>
●胃腸を整えて、消化促進
●コレステロール低下
●抗酸化作用
●温性の大豆+温性の麹が血液循環をよくする
*写真は本人によるもの
【所有資格】
発酵食品ソムリエ/ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン