「ラカントS」の愛用者でもあるダイエットインスタグラマーのでぶみ・ゆうさんが、2022年9月に発売されたサラヤの「低糖質ケアスムージー」の魅力に迫るため、商品を開発したサラヤ商品開発部の金澤光司さんに直接インタビュー。開発に至った経緯から、生食感にこだわったというおいしさの秘密など、なかなか聞けない気になるあれこれを聞いてくれました!
Contents 目次
「ラカントS」を使用して生まれた「低糖質ケアスムージー」って知ってる?
FYTTE読者にも愛用者の多いサラヤの自然派甘味料「ラカントS」。その「ラカントS」を使って作られた粉末状のスムージーが発売されていることを知っていますか?
野菜やフルーツをたっぷり配合した「低糖質ケアスムージー」は、まるでしぼりたての生食感と、天然素材でカロリーゼロの「ラカントS」の甘味成分を使用した自然な甘さが特長。人工甘味料・保存料・着色料は不使用で、お悩み別に3つの味がラインナップ。体をスッキリ整えたいときにはアップル風味の「リリース」、元気な体作りをしたいときにはバナナ風味の「アクティブ」、ハリのある毎日を過ごしたい人にはベリー風味の「ビューティ」がおすすめです。
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開発担当者さんに聞いて驚き! 「低糖質ケアスムージー」の魅力
でぶみ・ゆうさん:まず、お会いして開発されたのが男性の方だったというのがすごく衝撃で! インナービューティの需要にすごく実直に答えていただいている商品なので、女性の気持ちがよくわかっていらっしゃるんだなってすごく感動しております!
金澤さん:ありがとうございます(笑)。
でぶみ・ゆうさん:「低糖質ケアスムージー」はどういう経緯で開発されたのですか?
金澤さん:もともとラカントシリーズではないのですが、同じような粉末の飲料商材を発売していたことがあったんですね。それらをもう少しブラッシュアップできるのではないかという話があったのですが、しばらく棚上げ状態になっていたんです。そんななか、コロナ禍以降でダイエットに興味を持たれる方が増えてきて、「ラカントS」をスムージーやプロテインの味つけに入れて使っているという声も聞こえてきました。市販のスムージーやプロテインは、人工甘味料が入っていたりするので、お客さまからラカントシリーズのスムージーはないのかというお問い合わせをいただいたりすることも。そこで、人工甘味料・保存料・着色料を使っていないスムージーの開発にいたりました。
でぶみ・ゆうさん:そうだったんですね。自然由来の「ラカントS」を使っているという時点で、すごく安心という第一印象でした。しかも、いざ飲んでみると、本当にスムージーのような味わいで、甘さも自然な甘みなのがすばらしいです。開発で苦労されたことはありますか?
金澤さん:まず生のスムージーはもちろん、市販されている粉末のスムージーを研究のためにいろいろ飲みました。やはり生のスムージーと比べると粉末で作ったものは全然ちがう形態のものという印象を強く感じまして。「低糖質ケアスムージー」は生のスムージーに近づけるために味や食感にこだわったので、その点は手間がかかりました。
でぶみ・ゆうさん:やはりスムージーらしいみずみずしさや食感を出すために、相当ご苦労されたんですね…。
金澤さん:そうですね。原料の野菜や果物もいろいろ試しましたが、単純に粉を水に溶かせば元通りの果物に戻るわけではないので、おいしさを保ちながら、自然派のサラヤが出すにふさわしい原料を選ぶところから試行錯誤しました。スムージーはジュースではないので、ミキサーで手作りしたときのような繊維感をどういう原料で表現したらいいか、いろいろ試すわけです。そのなかで、たまたまおからパウダーを試したときにいちばんイメージが近く、しかも自然な原料なので、ほっとしたのを覚えています。
でぶみ・ゆうさん:ということは、金澤さんも開発中はたくさん試飲をされたんですね!
金澤さん:はい、開発中はいちばん健康だったと思います(笑)。パッケージのうしろに書かれた原材料名を見ていただけるとわかるのですが、原材料名は、量が多い順に明記される決まりです。「低糖質ケアスムージー」は野菜や果物のパウダーが多く、純粋な栄養素で構成しています。
でぶみ・ゆうさん:すばらしいです。ふだんからパッケージの裏はよく見るのですが、原材料名を見て自然のものがこんなに最初に書かれているのがすごいなと思いました。粉末のスムージーって価格が高いと思われがちですが、これだけの原材料をみたら、じつはコスパがいいと思います。しかも、なによりも時短になりますよね。いちごを買ってきて洗って、ミキサーを出して…という作業に比べたら、シェイクするだけで作れて、ミキサーも洗わなくていいのがすごくありがたいです。
金澤さん:ありがとうございます。
でぶみ・ゆうさん:わたしは、水、アーモンドミルク、オーツミルク、水切りヨーグルトや豆乳で、それぞれ割って試してみたのですが、水で飲んだときはサラッとしたなかに、生のスムージーのような食材のざらつき感を感じられて、ミルク系で割ったときは、時間が経つとドロッとして、スムージーの繊維感ととろみをまさに感じられました。とくにベリー風味の「ビューティ」は、シェイクして2~3分置いただけで、コップをひっくり返しても落ちないぐらいのとろみが出てお腹いっぱいになりました(笑)。
金澤さん:じつはですね、豆乳のなかの大豆たんぱくが、「ビューティ」の酸味に反応して、とろみが出やすくなりやすい性質があります。牛乳やオーツミルクなどでは、それほどとろみは出ないかなと思います。ただ、腹持ちするという声は多くて、おやつ代わりに飲んでいますという方も多くいらっしゃるようです。
でぶみ・ゆうさん:おやつにもいいですね。ビスケットやチョコを食べる代わりに置き替えると、ビタミンなどの栄養もとれるので、すごくよさそう。ちなみに、飲むうえで気をつけることはありますか?
金澤さん:弊社が推奨している飲み方は、パッケージに書かせていただいている通り、大さじ2杯(約17g)を水100mlか、豆乳やアーモンドミルク(150ml)とシェイクするベーシックな飲み方と、栄養しっかりケアプランとして、大さじ4杯(約34g)を水200mlか、豆乳やアーモンドミルク300mlとシェイクする飲み方があります。1日の摂取目安量として「17~34gを飲みものに溶かして召し上がってください」と表記されていますが、2杯以上飲んだからといって、栄養素の過剰摂取にはならないので、飲みたいときに飲んでいただければと思います。
でぶみ・ゆうさん:食物繊維が入っている「リリース」も、多く飲んでも大丈夫ですか?
金澤さん:食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があるのですが、水に溶ける水溶性はとりすぎるとお腹がゆるくなり、水に溶けない不溶性をとりすぎると便秘になるという性質があります。「リリース」は、水溶性の食物繊維が多めなので、とりすぎて便秘になることはありません。1日5杯以上飲むとか、ほかの食事をとらずにこれだけ飲むという極端な使い方をしては、「低糖質ケアスムージー」に限らずどんな食品でも体に負担がかかるのでNGですが、常識の範囲内の飲み方でしたら問題ありません。
でぶみ・ゆうさん:水溶性の食物繊維は なかなかとりにくいので、女性にはうれしいと思います。ワカメや海藻に多い水溶性の食物繊維ですが、結構、不足している方多いですものね。
金澤さん:日常生活のあらゆるシーンで、自然に使っていただけたらいいなと思っています。朝食だけでなく、おやつタイムや小腹が空いたときのほか、粉末で手軽にどこでも作れるので、例えば旅行先に持っていっていただくものいいと思います。アレンジしてお菓子の生地に練り込むこともできますし、おいしく栄養がとれる自慢の商品になっているので、あらゆる場面で活用を楽しんでいただけたらと思っています。公式ホームページには、アレンジレシピも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
でぶみ・ゆうさんのおすすめの飲用シーンやとり入れ方
開発背景やおいしさの秘密を知り、「ラカントS」だけではなく、「低糖質ケアスムージー」にも注目度が高まったというでぶみさんにも実際にお試しいただきました。ふだんから栄養を意識した食事をとり、SNSでも発信を続けているでぶみさんですが、どのタイミングでどのフレーバーを選んでいるのか、おすすめのとり入れ方を教えていただきます。
【リリースは甘いものが食べたいときにおすすめ】
アップル風味の「リリース」は、すごくすっきり感のある味わいです。アップル4割、野菜6割といった印象で、後味にアップルが感じられます。
大さじ2杯にレタス3個分の食物繊維が入っているので、便秘気味な人はもちろん、食物繊維がなかなかとれない人におすすめです。
やや甘さも感じられるので、食後にアイスやスイーツが食べたいときに、とり入れるといいなと思います。野菜感が苦手な人はヨーグルトにかけるのがおすすめ。ヨーグルトの酸味と相性がよく、たんぱく質もプラスできます!
【アクティブをとり入れるならオーツミルク割りがお気に入り♪】
バナナ風味の「アクティブ」は、生の作り立て食感のために入っているおからとの相性が抜群。本物のバナナジュースもドロッとした印象がありますが、その特徴がいちばん生きているなと感じました。そのドロッと食感で、いちばん腹持ちがよさそうな印象を受けたので、夕食前とか、ちょっと小腹が空いたときに飲みたいなと思いました。
それから、たんぱく質がほかの2つより2倍以上入っているので、プロテインを飲む習慣がない人にもおすすめです。「アクティブ」は水で割るより、ミルク系で割ったほうが味わいも、腹持ちもいいと感じます。オーツミルクで作ると食物繊維がプラスできて、バナナオレのようでおいしいですよ!
【さわやかな味わいのビューティは夏にもぴったり!】
ベリー風味の「ビューティ」は、コップに顔を寄せた瞬間、しっかりとベリーの香りが感じられました。「リリース」とはまたちがった、さわやかなスッキリ感があって夏に暑くて食欲がないときも、水で割った「ビューティ」はゴクゴク飲めると思います。しかも、ミルク系ともよく合う味わいです。金澤さんのお話にありましたが、豆乳で作ると大豆たんぱくと酸味が反応してまるでムースのような食感に。
大さじ2杯に1日分のビタミンC100mg配合、βカロテンやビタミンC・E、ポリフェノールも入っているので、栄養が足りていないときに飲んだり、食欲がないときの朝にも最適です。夕食後にまだなにか食べたい…というときに、飲むのもありですね!
「ラカントSはずっと愛用しているので、今回「低糖質ケアスムージー」についてもくわしく知ることができて、よりとり入れてみたくなりました! ラカントSの信頼感がすごくありましたが、今回試飲してみて、素材の味がしっかりあって、甘すぎないという、繊細なラインをうまくとっているおいしさです。みなさんもぜひお試ししてみてくださいね」(でぶみ・ゆうさん)
おいしくて体にうれしい素材と、生食感にとことんこだわった「低糖質ケアスムージー」。多くの女性の悩みに寄り添った3つのタイプが用意されているので、ふだんの生活で不足しがちな栄養素をおいしく摂取して、健康な毎日を目指しませんか?
<PROFILE>
でぶみ・ゆうさん
食べないダイエットで長年リバウンドをくり返してきた万年ダイエッターだったが、ようやく正しい食べ方を知ることで、50kgの壁を突破し、48~49kgをキープ中。7年前にダイエットに特化したインスタグラムをスタート。自身の経験をもとにダイエットで悩み苦しむ人のために情報を発信。SNSのフォロワー数は約20万人。インスタグラムを通して、ダイエット仲間、医師やパーソナルトレーナーなど専門家とつながり、学びを広げている。
著書:『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』(ワン・パプリッシング)
Instagram:https://www.instagram.com/debumi_yuu_diet/?hl=ja
金澤光司さん
サラヤ株式会社
商品開発本部 バイオケミカル研究所 サラヤ食と健康研究所 係長
撮影/我妻慶一(商品) 文/奥沢ナツ
協力/サラヤ