アメリカ・カリフォルニア州で開催された「ナチュラルプロダクツエキスポウェスト2024」へ！

アメリカのカリフォルニア州にあるアナハイム・コンベンションセンターで、2024年３月13日～16日の４日間開催された「ナチュラルプロダクツエキスポウェスト2024」。健康をテーマにしたナチュラル・オーガニック食品・日用品の見本市で、その規模は“世界最大級”と言われています。
そんな世界が注目する展示会に、なんと、あの植物由来甘味料「ラカントS」の製造・販売元である、サラヤ株式会社が出展！

コンベンションセンターのなかは、3,000社を超える企業の出展ブースが並び、どこに行っても大盛況。とくにプラントベースやヴィーガン、砂糖不使用の食品を取り扱う企業が多いのが印象的でした。日本ではまだ少しずつ広がり始めている段階ですが、アメリカではヴィーガンやベジタリアンの人も多く、すでに植物由来の食品が定着していて、その需要も拡大している様子が伺えます。

サラヤさんのブースを発見！　パッケージに書かれた「モンクフルーツ」って？

興味深い展示ブースの数々のなかで、お目当てであるサラヤさんのブースを発見！

こちらが、アメリカで販売されているラカント商品。写真右側の赤いパッケージ「MONKFRUIT SWEETENER GORDEN」が、日本でいう「ラカントS」の顆粒タイプにあたります。日本のスーパーやドラッグストアで売られている「ラカントS」のパッケージとはずいぶん印象が変わりますね。左側の黄色いパッケージは日本でも話題のアルロースを使った新商品。

商品名としてパッケージに書かれている「MONKFRUIT（モンクフルーツ）」とは、「ラカントS」の原材料であるウリ科の植物「羅漢果（ラカンカ）」のこと。モンクフルーツはビタミンやミネラルが豊富に含まれ、煎じてのむと体によいという高い薬効を持ちます。そのため、アメリカでは“僧侶のフルーツ”として、ナチュラル志向の人たちにスーパーフードとして注目をされているんです。
ちなみに、「SWEETENER（スウィートナー）」は甘味料という意味なので、「MONKFRUIT SWEETENER」＝「羅漢果(ラカンカ)甘味料」と覚えてくださいね！

エキスポ内では、サラヤさんのブース以外でも羅漢果(ラカンカ)を扱う企業が見られ、素材としての注目度の高さを感じました。

ラカントがアメリカでも人気の理由とは？

市場の規模が異なるため純粋な比較ではありませんが、今、アメリカでは日本以上にラカントの売れ行きがよく、一般の人々の生活に浸透し、広がりを見せていると言います。

「『ラカントS』は日本のダイエッターたちにも大人気の甘味料ですが、アメリカでも人気を集めているのはなにか理由があるんですか？」（なるねぇさん）

「みなさんのイメージにもあるかもしれませんが、日本とアメリカの食事を比べたときに、アメリカはハンバーガーやピザなどハイカロリーなものが食卓に並ぶことも多く、決してヘルシーではないんですよね。砂糖がたくさん使われた甘い食べものや飲みものを好む人も多いです。そのため、アメリカの人々の肥満は問題視されていました。
そんななかで、ダイエットを意識している人、健康志向の高い人たちの間で、徐々に砂糖のとり方が見直されてきたのです。最初の頃は、砂糖の代わりになる人工甘味料が注目されていたのですが、ラカントは、モンクフルーツとエリスリトールのバランスがよく砂糖のように使える植物由来の甘味料。ナチュラル志向の強いアメリカの人たちにとって植物由来であることも魅力に映り、さらにカロリーゼロということもあって人気を集めています」（サラヤUSA ジェフ・トリベットさん／通訳＆サポート：サラヤ株式会社 グローバルラカント推進事業部 カブレラ バエズ アドリアンさん）

「わたし自身も甘いものがガマンできなくて、ダイエットに向いている甘味料を探したときに出会ったのが『ラカントS』だったので、気持ちがよくわかります。罪悪感なく甘いものを食べるために、今ではできる限り白砂糖から『ラカントS』に置き換えるように工夫しています」（なるねぇさん）

日本では、「ラカントS」の顆粒とシロップをはじめ、カロリーゼロ飴や、低糖質ケアスムージー、万能すき焼のたれなどが、「ラカント」ブランドから販売されています。一方、サラヤUSAでも日本では販売していないメープルフレーバーシロップをはじめ、チョコレートやグラノーラなどそのまま食べられるものから、お菓子作り用のミックスパウダーなど、豊富なラインナップがとり揃えられていて、それらも人気のようです。
甘いもの好きのなるねぇさんに気になったアイテムを聞いてみると…

「え～！ どれも日本にない商品なので気になります…。でも、いちばんはこの『チョコレートチップクッキーミックス』かな。ふだんクッキーは作らないですけど、おいしそうだし、ラカントが使われているならダイエット中でも罪悪感なく食べられそう！」（なるねぇさん）

そのほかにも、ブース内にはラカントUSAの商品が展示され、実際に商品の試食・試飲ができるコーナーがありました。

ラカントブース内でひと際目を惹いたのは、マッシュルームを発酵させることで生まれた菌類由来のたんぱく質である「マイコプロテイン」のプロテインパウダー。
日本で言うマッシュルームとはキノコの種類を指しますが、アメリカではキノコの総称体を表します。マイコプロテインは、動物性に近いアミノ酸スコアを持つなどプロテインとしてもすぐれた特性を持つため、新たな代替たんぱく質として日本でも今後注目されるのではと期待大です。こちらのプロテインパウダーにも、ラカントが採用されていましたよ。

「マッシュルームのプロテインなんて初めて聞いたので驚きました！　でも、飲んでみたらクセもなくて、飲みやすくておいしかったです。これからは日本でもマッシュルーム（キノコ）が絶対流行りますね！」（なるねぇさん）

なるねぇさんとFYTTEスタッフは、“マッシュルーム（キノコ）が人気”という現地の最新トレンドを初めて知りテンションが上がっていましたが、サラヤさんでは、なんとすでにアメリカにマッシュルームの栽培施設と、「チャガルート」というマッシュルームを使った料理を提供するヴィーガン向けレストランをかまえているとのこと。さすがのひと言でした…！

エキスポ内には、サラヤさん以外の企業のブースにもマッシュルームに注目した商品が複数見られました。

セレブ御用達のオーガニックスーパーにもラカント商品が並んでいて「誇らしい！」

アメリカでのラカントの人気調査は、エキスポ内だけではありません。セレブ御用達のＬＡ発オーガニックスーパー「エラワン」をはじめ、「ホールフーズ・マーケット」、「ブリストルファーム」の３つのスーパーマーケットにもリサーチへ！

エキスポのサラヤさんの展示ブースで見た、「MONKFRUIT SWEETENER」（モンクフルーツ甘味料）も商品棚にズラリと並びます。

「セレブ御用達の高級なスーパーにも、ふだん日本のダイエッターたちが使っているラカントブランドの商品がこんなにたくさんあることがすごい！　誇らしいですね。改めてヘルシーでいいものを食べているんだなっていう自信になります」（なるねぇさん）

日本では発売されていない、サラヤUSAの商品である「チョコレート」や、「チョコレートチップ」も発見。
チョコレートはスタッフが購入して味のお試しをしてみたところ、紫のパッケージ「55%CACAO WITH CACAO NIBS」はカカオニブ入りでサクサクした食感がおもしろく、軽やかな甘さが感じられました。オレンジのパッケージ「55%CACAO WITH ALMOND」は、アーモンド入りなのですが、アーモンドの主張感は控えめで舌ざわりがよくまろやか。どちらもラカントのやさしい甘さが生きた板チョコレートで、日本人好みの味に感じました。

ラカントを使用した、「メープルフレーバーシロップ」も販売されていましたよ。

さまざまな商品が並ぶなか、なるねぇさんが「これ、気になります！」と手にとったのは、「ドリンキング チョコレート」という粉末ドリンクの商品。

「生理前になると甘いものがほしくなることが多くて、そういうときには体を冷やさないように温かいココアを飲んでいるんですよ。ほかに選択肢を増やせたらいいなと思っていたので、ラカントが使われていて罪悪感なく飲めるこのチョコレートドリンクもぴったりだなと思いました。日本でも発売されたらいいな」（なるねぇさん）

日本でも、「低糖質ケアスムージー」や「低糖質万能うまみ酢」などの商品が生まれている「ラカント」ブランド。サラヤUSAの商品を目にしたことで、今後どのようなアイテムが発売されるのだろうか、というワクワク感でいっぱいに。
最後に、なるねぇさんに今回のプレスツアーで感じた「ラカントS」や「ラカント」ブランドの魅力を聞いてみました。

「今回アメリカに来て、実際に現地の最新トレンドにもふれることができて、すごく刺激的でした。ふだん使っている『ラカントS』が海を越えたアメリカでこんなにも注目されて、たくさんの商品化をされていることに驚きましたし、本当に誇らしかった！
わたしはダイエット中だからといって、甘いものを食べたい気持ちをガマンし過ぎるのもよくないと思っていて。ときには甘いものを楽しんでいいし、ダイエットは休みながら続けていくことが大事だと思うんです。そんなときに助けてくれる『ラカントS』をこれからもとり入れていきたいなと思います」（なるねぇさん）

＜PROFILE＞
なるねぇ
2021年１月にYouTubeチャンネルを開設し、わずか10か月でチャンネル登録者数が100万人を突破。現在、登録者数は224万人を超える大人気のダイエットYoutuber。「今日よりカワイイ明日の自分」をモットーに、人と比べない、“自分史上最高の私”を目指す姿に、多くの共感を呼び同じ志をもつダイエッターから支持を集めている。
YouTubeチャンネル「なるねぇ【笑けるダイエット】」

撮影／田辺エリ　取材・文／FYTTE編集部

協力／サラヤ