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調味ベースをしょうゆ味から塩味にしたいとき、大さじ1のしょうゆは、食塩何gに置き換えられる?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
調理をしているときに、味のベースをしょうゆから塩に変更したいと思ったことはないでしょうか。大さじ1杯のしょうゆを何gの食塩に置き換えれば、だいたい同じ塩分で味つけができるかを知っておくと、料理のバラエティが広がりますね。「ダイエットに役立つ栄養クイズ」、今回のテーマは調理や食事の基本。ちょっと役立つ食の知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題1 「しょうゆ」大さじ1杯は、何g?
□12g
□15g
□18g
□20g
18gです
しょうゆは、大さじ1杯15ml=18g。料理のレシピには、よく大さじ、小さじの単位で調味料の量が記載されていますが、重量にした場合、何gになるのかを、おおまかに知っておくと、計量スプーンがなくても計りを利用して計量することができますね。なお、計量スプーンは、すりきりで計るのがよい方法です。山盛りだったり、少し液体がくぼんでいたりする状態で計量すると、同じ大さじ1杯でも重量が変わってきてしまいます。
問題2 「濃口しょうゆ」大さじ1の塩分量と同じ食塩の量は、次のうちどれ?
□小さじ1
□小さじ2/3
□小さじ1/2
□小さじ1/3
「小さじ1/2」です
調理をしているときに、しょうゆ味を塩味に変えたいと思ったことはありませんか? しょうゆに含まれる塩分量を知っておくと、しょうゆをどのくらいの塩に置き換えるとよいかがわかり、同じくらいの塩分量で調理することができます。濃口しょうゆ100g中の塩分量は、14.5gです。大さじ1=18gですから、塩分量は2.6gということになります。一方、食塩(精製塩)は、ほぼ100%塩分(食塩100g中に含まれる塩分量は99.5g)ですので、しょうゆ大さじ1を精製塩に置き換えると、2.6g使用できることになります。精製塩小さじ1=6gの重量ですので、「しょうゆ大さじ1と、塩小さじ1/2の塩分量はだいたい同じくらい」と言うことができます。
問題3 伝統的な日本の食事である一汁二菜(主食+主菜+副菜+汁もの)。栄養バランス的に、この形式にかなっている献立は、次のうちどれ?
□ねぎとチャーシューのチャーハン+ギョウザ+卵スープ
□親子丼+ワカメのみそ汁+ほうれん草ごま和え
□月見そば+エビと野菜の天ぷら+きのことハムの酢の物
□ご飯+豚汁+鶏のから揚げ+きゅうりとツナ入りポテトサラダ
「親子丼+ワカメのみそ汁+ほうれん草ごま和え」です
献立を考える場合、それぞれの料理には、献立の中での役割があります。伝統的な日本の食事は、一汁二菜や一汁三菜とされており、「主食+主菜+副菜(+副々菜)+汁もの」というのが理想的な構成ですが、毎日、このような内容の食事を用意するのは現実的とは言えませんね。さて、上記の中で「親子丼+ワカメのみそ汁+ほうれん草ごま和え」は、皿数こそ少ないものの、親子丼の中に主食、主菜が含まれ、そこに汁ものと副菜がプラスされていますので、これが正解です。この献立以外は、スープやサラダといった料理にも、肉類や卵などメインとされる食材が使われており、副菜などでとり入れたい野菜や海藻・きのこ類などが、ほとんど使われていません。そこが献立を考えるうえでの注意ポイントとなります。
問題4 食事のマナーのひとつに「箸の使い方」があります。次のうち、マナーとして許される箸の使い方はどれだと思う?
□寄せ箸
□取り箸
□渡し箸
□涙箸
「取り箸」です
日本食では、箸使いは食事マナーの基本となります。悪い箸の使い方には、いろいろな表現があり、「寄せ箸」は箸を使って料理の入った器を自分のほうに引き寄せること、「渡し箸」は茶わんの上に箸を渡すように置くこと、「涙箸」は箸の先から、つまんだ食べものの汁をポタポタと垂らしながら口に運ぶこと、と上記では「取り箸」以外、悪い箸の使い方を表しています。「取り箸」は、大皿などで「一緒盛り」にされている料理を取り分けるときに使う箸のこと。箸の使い方としても問題ありません。
問題5 洋食でのテーブルセッティング。カトラリー(フォーク、スプーン、ナイフ)のうち、スプーンの位置は、次のどこが正解?(スープ・魚・肉料理・デザートの場合)
□一番右側
□右から2番目
□一番左側
□お皿の手前
「一番右側」です
テーブルにセッティングされているカトラリー類は、結婚式などの場では数も多く、どれから使ったらよいか迷いますね。基本は、料理が出されたら、外側にセットされたものから順に使うということ。正面真ん中にお皿があり、向かって右側がナイフ、左側がフォークで、スプーンはナイフの外側に置かれているのが基本です。ナイフの刃は内側(左向き)にセットされています。お店によっては、ここまで堅苦しくなく、料理によってカトラリーを使い分けずに使用する場合もありますが、基本を押さえておくと、料理を安心して楽しめますね。