四季を通じて、今や「きのこ」はいつでも手に入る食材ですが、やっぱり秋になると食べたくなってしまいますね。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「きのこ」。健康的な食べものとしても重宝されるきのこのカロリーは…? 役立つ知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題1 次のきのこ類のうち、合計約200gに当てはまらない組み合わせはどれ?
□生しいたけ6枚+なめこ1袋
□エリンギ2本+マッシュルーム4個
□しめじ1パック+まいたけ1パック
□えのきたけ2束
「エリンギ2本+マッシュルーム4個」です
きのこには、さまざまな種類があり、秋の料理には欠かせない食材です。1個の重量はきのこの大きさによって当然、差が出ますし、1パックの重量も必ずしも同じというわけではありませんが、おおよその目安としては「1パック=100g前後」と考えてよいでしょう。また、エリンギは1本=40~50g、マッシュルームは1個=10g前後なので、「エリンギ2本+マッシュルーム4個」は200gに満たない重さだと考えられます。
問題2 問題1の組み合わせのきのこ類で、一番カロリーが高いのはどれだと思う?
□生しいたけ6枚+なめこ1袋
□エリンギ2本+マッシュルーム4個
□しめじ1パック+まいたけ1パック
□えのきたけ2束
「えのきたけ2束」です
きのこ類は全般的に、気にする必要がないほど低カロリーなものばかりですが、100gで比較した場合、生しいたけ=25kcal、なめこ=14kcal、エリンギ=31kcal、マッシュルーム=15kcal、しめじ=26kcal、まいたけ=22kcal、えのきたけ=34kcalとなります。したがって、数値として少し高めのえのきたけが、2束(200g)=68kcalと、一番多くなります。とはいえ、200g使用しても、この数値ですので、料理のかさ増しの材料などとしても、たっぷり使用したい食材です。
問題3 乾燥きくらげ10gを戻したときの重量はどのくらいになると思う?
□約20g
□約40g
□約70g
□約100g
「約70g」です
きくらげは、生きくらげも売っていますが、保存が効く乾燥したきくらげのほうが購入しやすいのではないでしょうか。炒めものなどに使用するときに、1人分として、乾燥きくらげをどのくらい使えばよいか、迷うこともあると思います。乾燥きくらげは、ヒタヒタにかぶるほどの水を加えて約20分浸すと、約7倍になります。乾燥きくらげ10gは、さほど多くは感じませんが、戻すと約70gになるということです。ですから、野菜炒めなどに使用する場合、1人分=3~4gの使用で充分ではないかと思います。
問題4 きのこ類には、骨の健康に関わるビタミンDが含まれています。この栄養素をさらに多くするために効果的な作業は次のうちどれ?
□加熱する
□冷凍する
□細かく刻む
□紫外線に当てる
「紫外線に当てる」です
きのこ類には「エルゴステリン」というビタミンDの前駆物質が含まれています。「エルゴステリン」は紫外線に当てることでビタミンDに変化しますので、生(なま)のものより、乾燥しているきくらげや、干ししいたけなどのほうがビタミンDが多く含まれています。生のきのこ類では、「まいたけ」に豊富に含まれています。そのほかのきのこ類も、ざるなどにのせて紫外線に当て、少し干すと、ビタミンD量がアップしますよ。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨には重要な栄養素になります。
問題5 洋食で使用することの多い「マッシュルーム」。マッシュルームの和名は、次のうちどれ?
□つくりたけ
□うまみたけ
□まるたけ
□しろたけ
「つくりたけ」です
クセのない味わいと、かわいらしい形が特徴の「マッシュルーム」は、和名を「つくりたけ」と言い、白色種のホワイトマッシュルームと、茶色種のブラウンマッシュルームがあります。どちらの品種も、日本でももちろん、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど多くの地域で栽培されています。
洋食で使用されることが多いマッシュルームですが、サラダなどの生食にも合い、スープやリゾットといった加熱調理とも相性がよい、万能選手のきのことして人気があります。