大根には辛みがあるので、苦手な子どもも多いのでは?しかし、葉元は水分が多く甘みが強めで、先端にいくほど辛みが強くなる大根の特徴を生かし、葉元を選んで味付けや調理法を工夫すれば、子どももおいしく食べられるはず。今回は、野菜嫌いの子どもも思わず手が出る大根のレシピを紹介します。
Contents 目次
子どももうれしい大根レシピ
子どもが好きな味に仕上げた大根料理です。
大根のカレー煮
子どもの好きなカレー味!
材料(4人分)
・大根:1/4本(300g)
・にんじん:1/2本(100g)
・タマネギ:200g(中1個)
・ほうれん草:2/3束(200g)
・豚ひき肉:100g
・サラダ油:大さじ2
・チキンブイヨン(固形)+水:400ml
・カレー粉:大さじ2
・砂糖:小さじ1
・塩:少々
作り方
1.大根、にんじんは5cmの長さで拍子木切り、タマネギは薄切りにする。ほうれん草は茹でて4cmの長さに切り、水気をしぼる。
2.フライパンにサラダ油を熱して豚ひき肉を炒め、肉の色が変わったらタマネギを加え、透き通るまで炒める。
3.に大根、にんじんを加えて油が回る程度にさっと炒め、チキンブイヨンを加えて煮る。煮立ったらあくを取って、カレー粉、砂糖、塩で味付けをする。
4.大根、にんじんがやわらかくなったらほうれん草を加えて1~2分煮る。
memo
葉付きの大根があれば、ほうれん草を大根の葉に替えてもおいしく食べられます。
大根と鶏肉の煮物
食べ応え満点!作りおきにも
材料 (3~4人分)
・大根:1本(1200g)
・鶏肉の手羽中:12本
・醤油:大さじ2~3
・砂糖:大さじ2
・だし汁:約800ml
・ショウガ(薄切り):少々
作り方
1.大根は皮をむいて1cm~1.5cm幅の半月切りにする。5分ほど茹でて煮立たせ、ザルなどにあける。
2.鍋に分量のだし汁を入れ、ショウガ、1、鶏肉を加え強火で煮る。
3.2が沸騰したら醤油、砂糖を入れて中火にする。
4.大根に色がつき、箸がすっと通るくらいやわらかくなったら、いったん火を止める。少し冷ましてから再び煮込む。
memo
一度冷ましてから煮ることで、大根に味がしみ込みます。
大根カツ
甘いタレが揚げた大根にぴったり!
材料(4人分)
・大根:1/2本(600g)
・水:1/2カップ
・塩:少々
・醤油:小さじ1
・おろしニンニク:1片分
・小麦粉:適量
・長芋(皮をむいてすりおろしておく):適量
・パン粉:適量
・揚げ油:適量
・練りからし:適量
[つけダレ]
・A 味噌、トマトケチャップ、ウスターソース、砂糖、みりん、酒、すりごま、はちみつ:各大さじ1(※)
・B ぽん酢:適量
※はちみつを使用しているので、満1歳未満の乳児には食べさせないでください。
作り方
1.大根は皮ごと1.5cm幅の半月切りにして、厚手の鍋に入れる。水、塩を加え、ふたをして弱火で蒸し煮にする。柔らかくなったらふたを取り、混ぜながら水気を飛ばす。
2.1の大根を冷ましてからポリ袋に移し、醤油、おろしニンニクを加える。時々上下を返して味をなじませながら、10分ほどおく。
3.2の大根を取り出してキッチンペーパーで汁気を取ってから、小麦粉、長芋、パン粉の順に衣をつける。
4.フライパンに揚げ油を深さ2cmほど入れて中温(170℃)に熱し、3の両面をこんがりとした焼き色が付くまで揚げ焼きにする。
5.つけダレAのみりんと酒を鍋に入れて火にかけ(レンジ加熱でもOK)、アルコールを飛ばす。香りが飛んだら、残りの材料を加えてつけダレを作る。
※つけダレは、オリジナルレシピを子ども向けに一部アレンジしました。
6.4を器に盛り、練りからし、つけダレを添える。
memo
・下味の醤油、ニンニクは少量で味と香りがしっかりと付きます。匂いが気になる方、薄味が好きな方は少なめにしましょう。
・蒸し煮にした大根に下味をつけ、パン粉を付けて焼くことで、外はカリッと中はジューシーに仕上がります。
最後に
たくさん食べられるように、子どもの好きな味に大根を調理してみてください。