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長いも、大和いも、さつまいも、里いも。いちばんカロリーが低いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
秋は、いも類がおいしい季節ですね。「いも」と言えば、さつまいもやじゃがいもがまず思い浮かぶかもしれませんが、里いもや長いもといったネバネバ系のいも類も栄養豊富です。今回の“ダイエットに役立つ栄養クイズ”では、じゃがいもやさつまいもに比べてなじみが薄いかもしれない、こうしたネバネバ系のいも類を中心にクイズを出題。「とろろ」と「ご飯」の相性がいい理由がわかれば、今すぐ買いに行きたくなってしまうかも…!
Contents 目次
問題1 次のいも類のうち、一番カロリーが低いのはどれ?(100g比較)
□長いも
□大和いも
□さつまいも
□里いも
「里いも」です
上記のいも類100g当たりのカロリーは、上から64kcal、119kcal、127kcal、53kcal。同じ量で比較すると、里いもが低い数値となります。いも類はダイエット中に、敬遠されやすい食材ですが、デンプンを消化する酵素や食物繊維などを含み、腹持ちする効果などもあるので、日々の食事の中に組み入れるのは、おすすめです。料理やスイーツなどで、じょうずにとりたい食材のひとつです。
問題2 いもと関係の深い「むかご」の特徴は、次のうちどれ?
□細長く、すりおろすと粘りが強い
□じゃがいもと同じぐらいの大きさで生食向き
□直径1cm前後の豆状の形をしている
□さつまいもに似た形で、加熱向き
「1cm前後の豆状の形をしている」です
「むかご」を知っていますか? スーパーなどの店頭ではなかなか見かけないため、見たことがない方もいるのではないでしょうか。「むかご」とは、長いもや大和いも、自然薯(じねんじょ)などのヤマノイモに属するいもの、葉のつけ根部分にできる球状の肉芽のことです。1cm前後のものが多く、塩ゆでや、むかごを炊き込んだ、むかごご飯などが、定番料理としてあります。今の時期が旬で、ミネラル分も豊富なので、機会があればぜひ、一度は味わっていただきたいです。
問題3 「ヤマノイモ」の別名は、次のうちどれ?
□山のバター
□山のウナギ
□山のダイア
□山のキャビア
「山のウナギ」です
いも類の中でも、粘りの強い性質があるヤマノイモは、別名「山のウナギ」と言われるほど、栄養豊富です。ヤマノイモに属するいも類はすべて、デンプンを分解する酵素アミラーゼを多く含むので、ヤマノイモと米を組み合わせた「とろろご飯」などは、とても相性がよいです。そのほか、たんぱく質が含まれ、ビタミンAやB群も豊富なため、疲れた体にもとてもやさしい食材です。
問題4 「いも」を原料として作る和菓子は、次のうちどれ?
□ねりきり
□石衣(いしごろも)
□ういろう
□かるかん
「かるかん」です
和菓子は、多くの種類があり、原料、製法、材料もさまざまです。「ねりきり」はあんこをベースに作るもので、季節の花などをかたどることが多いです。「石衣」は、あんこ玉に糖衣をコーティングしたひと口サイズのお菓子です。「ういろう」は、小麦粉やわらび粉、米粉などをベースに砂糖などを練り混ぜて蒸しあげたものです。「かるかん」は、いもを原料としており、山芋をすりおろし、米粉や砂糖類を加えて蒸し上げたお菓子です。
問題5 「石川早生」という品種は、次のどのいも類の仲間だと思う?
□じゃがいも
□里いも
□山いも
□さつまいも
「里いも」
「石川早生」(いしかわわせ)という品種のいもは、里いもの仲間です。球形の小いもで、やわらかく、やや淡泊な味わいです。皮つきのまま蒸し上げ、食べるときに皮をつるんとむく「きぬかつぎ」という料理などに向いています。早生品種ですので、7~8月頃に収穫されます。