つい食べすぎてしまう…と悩んでいる人はいませんか?「今日は腹八分目!」と決めていたつもりが、食べ終わるころには「あ~、お腹いっぱい!」なんてこともよくあります。でももし食べすぎしまってもそれで終わりではありません。翌日から調整していけばいいのです。今回は管理栄養士の木下あおいさんに、食べすぎてしまったときの食事のポイントについて教えていただきました。
Contents 目次
食べすぎてしまうこと、ありますよね?
みなさまこんにちは。
インナービューティープランナー、管理栄養士・木下あおいです。
先日、日本インナービューティーダイエット協会から
『やせるおやつ』という書籍を監修いたしました。
みなさま、見てくださいましたか?
白砂糖・小麦粉・卵・乳製品不使用の腸にやさしい美容食です。
お菓子を食べる喜びは、とても大きなものですよね。
「やせたい」と思うとき、お菓子を我慢して、そして、その「我慢」がうまくいっているときはいい。でも、それがふとした瞬間に切れてしまったとき、もっと大きな過食に変わっていきます。
「わかっていてもできない」
その気持ちが私たちをもっと大きな苦しみに連れていきますね。
大丈夫ですよ。
私たちに遅すぎる、ということは全くありません。
いつでもいつからでも、挑戦できます。
それは、明日からの食べ方を変えることで、叶っていきます。
今回は食べすぎてしまったときの効果的なメンテナンスの方法について、ご紹介いたします。
メンテナンスとは?
メンテナンスとは、食べたものを42時間の間にチャラにすることです。
食べたものはチャラになります。
安心してください♪
そのためには、食べすぎた翌日の「かっこいい」意識が大切です。
インナービューティーダイエットは
美しく丁寧に過ごす、ということを大切にしています。
お料理を作る際の姿勢もそうですが、これは日常生活に生きてきます。
私たちの食事が乱れる理由は「食欲」ではなく、それを引き起こしている心に秘める想い、です。
その想いに気づいて、対処していくことが大切となります。
ただ、これはなかなかややこしい。
だから、「行動」を先に変えたほうが早いです。
人は背すじを伸ばして、上を向いて、笑顔になれば、すべてが解決します。
まずは、穏やかな気持ちになる立ち方への美しい意識をもちましょう♪
メンテナンスとは、過剰に食べたものを減らすこと。
メンテナンスには、何かをプラス以上に多すぎたものを減らすこと。
もし、パスタや夜のお菓子を食べすぎたのなら、翌日は1日糖質をoffして、食べたものを燃やしていきましょう。
糖質が敵なのではなく、「もう十分に体の中にあるから、今は摂取しなくいい」だけです。
今流行りの糖質を制限しすぎた食事をしていると、腸内環境が悪化しやすいです。
なぜなら腸内細菌の善玉菌の栄養成分は糖質だからです。
メンテナンスのときは、必要に応じて減らしてみる、と考えておきましょう。
ビタミンB群×食物繊維を摂取
体が重くなっている際は代謝を円滑にするビタミンを摂取することも大切です。
■パン・パスタ・お菓子を食べすぎた際・・ビタミンB1
・豆苗をサラダやおみそ汁に混ぜて♪
・にんにくをすりおろしてかけて
・えのきたけをスープにいれて
・モロヘイヤと納豆を合わせて
■揚げ物を食べすぎた際には・・・・ビタミンB2
・まいたけ、しめじをいれたスープ
・大葉の千切りを納豆に混ぜて。
・豆苗をスープに混ぜるのもおすすめ
■お肉を過剰に食べすぎた際には・・・ビタミンB6
・赤パプリカをサラダに
・にんにくをすりおろしてきのこ炒めに
■水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく
海藻たっぷりのきのこスープ
わかめと大根のサラダ
ケール、小松菜など、青菜をたっぷり
お菓子と上手につき合っていきながら、
外食と上手につき合っていきながら
いつでも自分が喜ぶ食事をしていきましょう。
よく噛んで、お食事するだけで脂肪は燃焼して、ストレスも予防されます。まずは基本を
大切に。
食べることを楽しみにかえ、そんな選択をする自分に誇りをもっていきましょう。
皆様が今日も笑顔で過ごされること、願っています。
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