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大根、こんにゃく、さつまいも、数の子。いちばん消化に時間がかかるのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
新年明けてから、まもなく1週間。年末年始は生活のリズムがいつもと違うので、そろそろ胃腸が疲れて来た…という人が増える時期かもしれません。そんなときは、消化のいい食べものを選んで、胃腸の負担を減らしてあげたいものですね。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「消化のいい食事」。消化に時間のかからない食べものや調理法を知って、3度の食事からセルフケアしていきましょう!
Contents 目次
問題1 おせち料理などで、よく見かける次の食材のうち、消化に一番時間がかかるものはどれ?
□大根
□こんにゃく
□さつまいも
□数の子
「数の子」です
お正月は豪華な料理やおせち料理を連日いただくことも多いと思います。上記はどれも、おせち料理によく使用される食材です。大根は一番、消化に時間がかかりません。おもちなどのデンプン質のものと一緒に食べることで、おもちなどの消化を、むしろ促す効果があります。いも類やこんにゃくは、消化するのに約3~4時間はかかります。数の子は、消化するための時間がさらにかかりますので、食べ過ぎには注意しましょう。
問題2 胃腸が疲れているときの食事には煮込んだ料理がおすすめですが、あまりおすすめとは言えない料理は、次のうちどれ?
□卵ぞうすい
□なめこ粥
□鶏煮込みうどん
□シーフードリゾット
「なめこ粥」です
胃腸が疲れているときは、胃腸に負担がかかりにくい食事をすることが大切です。上記は、すべて煮込んで作るため、胃腸に負担のかかりにくいと言えますが、調理法だけでなく、使用する食材も意識することが大事です。卵や白身魚、脂分の少ない肉類や繊維質の少ない野菜類は、おすすめです。低カロリーでヘルシーなきのこ類も、体にとってはよいのですが、食物繊維が豊富な分、消化しにくい食材と言えます。胃腸が疲れているときなどは、少し控えめにするとよいでしょう。
問題3 胃腸をいたわるためには、少量で栄養価の高い食材もおすすめです。次のうち、あまりおすすめとは言えないものは、どれだと思う?
□たい
□ほたて
□うなぎ
□鶏むね肉
「うなぎ」です
胃腸を休めるためには、煮込んだ料理や温かいものがおすすめです。また、そのようなときは、量をあまりたくさん食べることができないので、栄養価の高い食材を組み合わせることも大事です。その点、上記は、どれも栄養価が高い食材ばかりですが、「うなぎ」はあまりおすすめとは言えません。栄養豊富ではありますが、脂分が多く、消化に時間がかかるからです。うなぎ以外でも、肉や魚の、脂分が多い部位などは避けるようにしましょう。
問題4 次のうち、「春の七草」に含まれない植物はどれ?
□はこべら
□すずしろ
□ごぎょう
□なでしこ
「なでしこ」です
1月7日に「七草粥」を食べる風習があります。この風習には、お正月料理で疲れた胃腸をいたわるという意味合いがあります。「七草粥」に入っているのが、「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」の「春の七草」。「なでしこ」は秋の七草のひとつですから、春の七草には含まれません。春の七草は食べることができますが、秋の七草は主に鑑賞重視の植物が並びます。
問題5 「春の七草」と関係の深い野菜は、次のうちどれ?
□春菊
□ほうれん草
□白菜
□かぶ
「かぶ」です
問題4の解説で記載した春の七草。聞き慣れない名前が多いですが、「なずな」とは、ぺんぺん草のこと、「ごぎょう」は薬草の一種です。「はこべら」は「はこべ」とも呼ばれ、昔は歯みがき粉として使われていたと言われています。「ほとけのざ」はキク科の植物。「すずな」はかぶのことで、「すずしろ」は大根のことを指します。