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たんぱく質を効率よくエネルギー源にするために役立つ栄養素は?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
新年が明けて、早くも3週間が過ぎようとしています。年末年始にプラスされた体重をもとに戻そう!と意気込んでいる人もいるかもしれません。そんな人にとっても、大切な役割を果たすのが「たんぱく質」。日常生活の中で、たんぱく質を意識しながら食べるものを選んでいけるとよいですね。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「たんぱく質」です!
Contents 目次
問題1 次のうち、たんぱく質量がいちばん高いひき肉はどれ?(100gあたり)
□牛ひき肉
□合いびき肉
□豚ひき肉
□鶏ひき肉
「豚ひき肉」です
「ひき肉」に含まれるたんぱく質を意識したことがありますか? 100gで比較した場合、たんぱく質の含有量は上から14.4g、14.9g、15.9g、14.6g。豚ひき肉が少し高めですね。ただし、皮なしの鶏むね肉だけを使用したひき肉の場合、19.2gのたんぱく質が含まれますので、たんぱく質を意識して摂取したいときなどは、ご自身で鶏肉を細かく刻んで使用してみるのも、おすすめです。
問題2 卵1個(55g)と、だいたい同じ量のたんぱく質を含む食材は、次のうちどれ?
□食パン1枚(60g)
□納豆1パック(50g)
□うなぎ蒲焼き50g
□ロースハム2枚(40g)
「ロースハム2枚(40g)」です
卵1個(55g)当たりのたんぱく質の量は6.2gです。一方、上記の食材のたんぱく質量は、上から4.4g、7.3g、7.2g、6.4g。ロースハム2枚とほぼ同じ量のたんぱく質が含まれていることがわかります。卵はそのまま食べてもおいしく、他の食材とも組み合わせやすいのが特徴です。朝食に、パンと組み合わせたり納豆と組み合わせたりすれば、卵に含まれる動物性たんぱく質と、パンや納豆に含まれる植物性たんぱく質の2種類をとることができ、栄養価が上がりますし、ハムなど他の動物性たんぱく質と組み合わせた場合も、より多くのたんぱく質をとることができるのでおすすめです。
問題3 かつお100gに含まれるたんぱく質(約20g)を「かつお節」で摂取しようとした場合、約何gのかつお節を食べればよいと思う?
□5g
□20g
□30g
□50g
「30g」です
かつおは、たんぱく質が豊富な食材です。かつおの加工品で保存もきく「かつお節」も栄養豊富で、かつおの栄養が凝縮されています。たんぱく質の量を比べてみると、生の「戻りがつお」100gに含まれるたんぱく質量は20.5g、かつお節30gに含まれるたんぱく質量は19.3g。生のかつお100gと同じくらいのたんぱく質を摂取できるかつお節の量は、約30gとなります。3~5g入りの、かつお節の小袋商品を活用するだけでも栄養価がアップします。料理に少しずつ組み合わせてみてはいかがでしょうか。
問題4 たんぱく質が、豚ヒレ肉100gと同じくらい含まれる食材は、次のうちどれ?
□木綿豆腐1/2丁
□鯛(たい)100g
□牛乳200ml
□卵2個
「鯛(たい)100g」です
「豚ヒレ肉」には、良質なたんぱく質が豊富に含まれており、100gのたんぱく質の量は18.5gです。上記の食材にも、良質なたんぱく質が含まれていますが、数値を比較すると、上から10.1g、18.1g、6.2g、12.4gで、鯛(たい)100gと同じくらいのたんぱく質量であることがわかります。たんぱく質のほか、ビタミンB群なども多く含まれているため、疲労回復効果なども期待できます。
問題5 炭水化物やたんぱく質を効率よくエネルギー源にするために役立つ栄養素は、次のうちどれ?
□食物繊維
□ビタミンA
□ビタミンB群
□鉄分
「ビタミンB群」です
炭水化物・たんぱく質・脂質は、3大栄養素と言われ、摂取すると直接エネルギーになります。これらを効率よくエネルギーにするために重要な働きをするのがビタミンB群です。主食のごはんや麺類にビタミンB1を組み合わせるのも、とてもおすすめです。ビタミンB1は豚肉やレバー・豆製品などに含まれています。