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ロース肉、バラ肉、もも肉、ヒレ肉。100gあたり約250kcalとなる豚肉の部位は?=ダイエットに役立つ栄養クイズ~
寒い時期や、体が縮こまっているときは、揚げもので元気を出したい!ということはありませんか? 揚げたてのトンカツをサクサクと食べる幸せ…。ところでカロリーはいかほどに?! “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「豚肉料理」。トンカツのじょうずなカロリーオフの方法もお伝えします!
Contents 目次
問題1 次のうち、100g=約250kcalとなる豚肉の部位は、どこ?
□ロース肉
□バラ肉
□もも肉
□ヒレ肉
「ロース肉」です
豚肉は、カロリーが高いと思いがちですが、部位によっては、鶏肉より低いものもあります。ロース肉は、100gあたり248kcal。バラ肉=366kcal、もも肉=171kcal、ヒレ肉=118kcalです。脂分を多く含んでいる部位は、高カロリーですが、赤身肉のもも肉やヒレ肉は、かなりヘルシー食材であることがわかるかと思います。ちなみに、鶏もも肉は、100g=190kcal。鶏むね肉は133kcalです。
問題2 問題1の答えの部位を、トンカツにしたときのカロリーは?
□約300kcal
□約340kcal
□約400kcal
□約460kcal
「約460kcal」です
油で揚げて作るトンカツは、カロリーが気になることかと思います。豚のロース肉100gでトンカツを作った場合、ロース肉100g=248kcalに、小麦粉や卵・パン粉などの衣や、油で揚げた分のカロリーが加わって、約460kcalになります。外食で食べるときのトンカツは、パン粉が粗いものや生パン粉を使用していることも多いので、サクサクとした衣になっています。揚げ油の吸油率もその分、アップしますから、もっと高カロリーなこともあります。カロリーを少しでも抑えたい場合は、カロリーが低めの部位を選んだり、衣を薄くまぶしたりするなどの工夫をしながら手作りするとカロリーカットにつながります。
問題3 問題2のトンカツに、ご飯と卵を組み合わせてカツ丼にした場合は、約何kcalになると思う?(ご飯250g・卵1個使用)
□約650kcal
□約800kcal
□約960kcal
□約1.050kcal
「約960kcal」です
問題2でとり上げたトンカツは約460kcalでした。さて、カツ丼は、揚げたトンカツを甘辛いタレで煮込んで卵でとじるのが一般的です。ご飯の量は、お茶碗に軽く1杯だと約150gですが、外食の場合は、丼にたっぷりご飯が盛られていることも多いので250gで設定しました。この分量の場合、ご飯だけで400kcal近くなり、カツ丼1杯分=約960kcalとなります。もう少し数値を減らしたい場合は、ご飯の量を少なめにし、ヒレ肉などのカツを使用するなど、少し意識するだけで、100~200kcalほどカットすることができます。
問題4 豚肉料理の「ホイコーロー」を漢字で書いたときに使われている、調理に関する文字は、次のうちどれ?
□焼
□油
□鍋
□包
「鍋」」です
中国の四川料理の代表的な豚肉料理「ホイコーロー」は、「回鍋肉」と書きます。「回鍋」は「(一度調理したものを)鍋に戻す」といった意味。かたまりの豚肉を一度ゆでたあと、再び鍋に戻して炒めることから、このような料理名になったと言われています。今では、豚肉とキャベツを、豆板醤(トウバンジャン)や甜面醤(テンメンジャン)などの甘辛い調味料で味をつけた炒めものとして、よく知られています。
問題5 沖縄料理の「ソーキそば」の「ソーキ」の意味は、次のうちどれ?
□豚の角煮
□豚のあばら肉
□ゆでた豚足
□豚のもも肉
「豚のあばら肉」です
沖縄の麺料理で、「沖縄そば」や「ソーキそば」などが有名です。「ソーキ」とは、豚の骨つきのあばら肉、いわゆるスペアリブのことです。「沖縄そば」のトッピングは、ソーキとは限らず、三枚肉やてびち(煮た豚足)などの場合もありますが、「ソーキそば」は、骨つき肉を甘辛く味つけしたものがトッピングされています。豚肉文化の沖縄料理、ぜひ食べてみていただきたいです。