CATEGORY : ダイエット |食べる
にんじん、かぼちゃ、にら、ブロッコリー。風邪の予防対策に効果的な栄養素が満べんなく含まれている野菜は?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
体を動かすのがおっくうになりがちな寒い季節こそ、健康的な食生活を目指したいもの。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回は、栄養についての基本的な内容を出題しました。1日のカロリーをどのような栄養バランスでとればよいのか、おやつの適量はどのくらいか、風邪の予防に効果的な栄養素は?など、今日から役立つ知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題1 体内にエネルギーをとり入れるときは、どんな食材からどのくらいとり入れるか、というバランス(摂取比率)が大事になります。この比率を、何と言う?
□PHC比率
□TPC比率
□PFC比率
□CFA比率
「PFC比率」です
体内でエネルギー源となるものは、たんぱく質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)です。私たちが食べたものに含まれる、これら3つの要素がエネルギー(カロリー)となり、体内でいろいろな働きをしています。このエネルギー構成比率を、PFC比率(PFCバランス)と言います。総摂取カロリーの約60%強を炭水化物(C)、13%前後をたんぱく質(P)、25%前後を脂質(F)からとるというバランスが理想的です
問題2 ミネラル類の種類と元素記号で、間違っている組み合わせは、次のうちどれ?
□カルシウム-Ca
□リン-L
□イオウ-S
□亜鉛-Zn
「リン-L」です
栄養補給のためにサプリメントを服用している方もいると思います。何が含まれたサプリメントなのかについて、商品のパッケージに元素記号で表示されていることもあるので、ミネラルの元素記号を少し知っておくのもよいでしょう。上記では、「リン」は英語名の「Phosphorus」から、「P」と表記します。骨や歯を形成、リン脂質や核酸の成分、糖質の代謝のサポートをする働きがあります。
問題3 風邪の予防対策に効果的な栄養素が満べんなく含まれている野菜は、次のうちどれ?
□にんじん
□かぼちゃ
□にら
□ブロッコリー
「ブロッコリー」です
風邪の予防対策としては、抵抗力や免疫力を高めるために、肉・魚・卵などのたんぱく源が重要となるほか、ビタミンB群やビタミンA、ビタミンCなども大事な栄養素となってきます。これらの栄養素が満べんなく、豊富に含まれているのは、上記の中では「ブロッコリー」です。もちろん、そのほかの野菜にも、よい栄養素が含まれているので、数種類を組み合わせて食べるのが大事ですが、「ブロッコリー」が風邪の予防にとても優秀な野菜のひとつだと覚えておくとよいでしょう。なお、風邪をひいてしまったら、エネルギーを消耗しがちです。食欲がないときは、少量でも十分な栄養を確保したいものです。そんなときもブロッコリーは役に立ちますよ。
問題4 みそ汁の塩分が1.5g以上になってしまう、みその量は次のうちどれ?
□赤みそ大さじ1/2
□淡色辛みそ大さじ1/2
□甘みそ小さじ2
□減塩みそ大さじ1
「減塩みそ大さじ1」です
毎朝、みそ汁を飲むという方も多いと思います。和食は、健康的な体作りにとてもよいのですが、みそやしょうゆなどをベースに作る料理が多いので、塩分が少し気になるところです。みそ汁などの汁ものの塩分は、なるべく1食あたり1.5g以内を目指したいところです。上記は、ひとり分のみそ汁に使用する程度の、みその分量です。含まれる塩分は、上から1.2g、1.1g、0.7g、1.7gとなります。減塩みそや減塩しょうゆなどは、「減塩」ということで、つい使い過ぎてしまうこともあるかもしれません。メーカーによっても差があるので、ふだん使っている調味料の塩分表示を確認し、一度測ってから使ってみるのも減塩生活の第一歩になると思います。
問題5 次のおやつのうち、200kcal以内に収まるのはどれ?
□カステラ(1切れ70g)
□どら焼き1個(90g)
□シュークリーム1個(80g)
□ミルクチョコレート1/2枚(50g)
「シュークリーム1個(80g)」です
1日3食の食事とおやつで、標準的な総カロリーをオーバーしないようにするには、おやつは200~250kcalを目安にするとよいでしょう。選択肢に挙げたおやつのカロリーは上から219kcal、254kcal、169kcal、275kcalです。この数値は、食品成分表の数値となりますので、おおよその目安だと思ってください。市販のおやつで、栄養表示がされている商品の場合は、その数値を確認して、おやつの量の目安にするとよいかと思います。