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カッペリーニ、フェデリーニ、スパゲッティーニ、スパゲッティ。直径が1.6mmのロングパスタの名称は?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
パスタと言えばスパゲッティしか思い浮かばないような時代もありましたが、今はいろいろな種類のパスタが売られていますね。スパゲッティと同じ形状のロングパスタや、マカロニやペンネのようなショートパスタ。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「パスタとパスタ料理」です。それぞれのパスタの特徴や合う料理などを大まかに押さえて、自分好みのパスタをぜひ選んでみてください。
Contents 目次
問題1 パスタにはさまざまな太さがあります。直径1.6mmのものは、次のうちどれ?
□カッペリーニ
□フェデリーニ
□スパゲッティーニ
□スパゲッティ
「スパゲッティーニ」です
パスタにはいろいろな種類があり、それぞれに合う料理があります。上記はすべてロングパスタと呼ばれる麺状のパスタの仲間で、太さ(直径)が違うと名称も異なります。太さが1.2mm未満と、とても細いカッペリーニはイタリア語で「髪の毛」という意味の名前をもつパスタです。細いので、ゆで時間も短く、2分程度でゆでることができます。それより少し太いのがフェデリーニで1.4~1.5mm。細めのパスタは、つるっとしたのど越しのため、スープパスタや冷製ソースを使ったパスタ料理によく合います。スパゲッティーニは1.6~1.7mm、スパゲッティは1.8~1.9mmです。太めのパスタは、その分、食感もモッチリとしていて食べ応えもあります。ソースの絡みがよいため、味の濃淡を問わず、どんなパスタソースとも合うのが特徴です。
なお、パスタは乾麺の状態で、100g=347kcal。1食に80g使用しても、主食のカロリーとしては、ご飯1杯(150g=約234kcal)よりはやや多めになってしまうことを、少し頭に入れておくとよいでしょう。
問題2 ショートパスタの仲間で、らせん状にネジリのある形状をしているパスタは、次のうちどれ?
□リガトーニ
□フジッリ
□ファルファッレ
□コンキリエ
「フジッリ」です
問題1で紹介したロングパスタの仲間は、太さによって名前が違いました。上記は、すべてショートパスタというパスタの仲間で、形状によって名前が異なります。ネジリの形状をしているものは「フジッリ」で、ソースがしっかりからみます。「リガトーニ」は、グラタンやサラダなどによく使用されるパスタで、「マカロニ」よりも太く、中心部分が大きな空洞になっています。「ファルファッレ」は蝶に似たリボンのような形、「コンキリエ」は貝殻のような形をしています。それぞれ食感も違うので、ソースにからめるだけでなく、サラダやスープなどにも活用してみては、いかがでしょうか。
問題3 ゆで湯に1.5%の塩を加えて100gのパスタをゆでた場合、麺に含まれる塩分はどのくらい?
□1.3g
□1.8g
□2.6g
□3.0g
「2.6g」です
パスタをゆでるとき、ゆで湯に塩を、どのくらい入れていますか? 塩を入れることで、麺にコシが出て、仕上がりのソースのからみなどもよくなります。ただ、その分、麺自体に塩分が含まれることになるので、少し量を意識したいところです。たとえば、1Lの水に1.5%の塩分(15g)が含まれた湯で、100gのパスタをゆでる場合を考えてみましょう。100gのパスタ(乾)は、ゆで上がると2.2倍の220gとなります。ゆで上がった分量の1.2%の塩分を含むことになるため、答えは約2.6です。塩分を控えたい方は、ゆで湯の塩分濃度は1%(1Lのゆで湯に対して塩を10g)ぐらいでも、よいかと思います。
問題4 トマトをベースとしたソースで、「漁師」を意味するパスタ料理は、次のうちどれ?
□ペスカトーレ
□マリナーラ
□アラビアータ
□ポモドーロ
「ペスカトーレ」です
パスタ料理はさまざまな種類がありますが、上記はすべてトマトベースの味つけです。「漁師」を意味するパスタ料理は「ペスカトーレ」で、魚介類が入っています。「マリナーラ」は「船乗り」の意味をもつパスタ料理です。トマト・にんにく・オリーブ油・バジルなどが入ったマリナーラソースは、ピザのメニューでもよく見かけます。「アラビアータ」は「怒り」の意味があり、辛味がある味つけ。「ポモドーロ」は、トマトそのものを意味していることからもわかるように、トマトのおいしさを生かしたトマトソースのパスタです。
問題5 パスタ料理の「カルボナーラ」の語源には、諸説ありますが、名前の由来に関係しているとされる食材は、次のうちどれ?
□太めのパスタ
□卵
□パルメザンチーズ
□黒こしょう
「黒こしょう」です
人気のパスタ料理のひとつである「カルボナーラ」は卵やチーズ・乳製品・ベーコンなどが入った濃厚な味わいのパスタです。カルボナーラは、「炭焼き」「炭焼職人」などの意味をもつイタリア語。名前の由来は諸説ありますが、仕上げにかける黒こしょうが炭の粉に似ているからという話もあるようです。そのほか、カリカリに焼いたベーコンが炭に見えたから、などいう説もあるようですよ。