鮮やかな緑色でつややかな光沢があり、料理の彩りとしても活躍するししとう。炒めものに入れたり素揚げにして添えたりと、さまざまな食べ方で楽しめます。ピーマンと同じくとうがらしの一種で、辛みが少ないのが特徴です。
Contents 目次
栄養素
・たんぱく質
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・鉄
・亜鉛
・銅
・β-カロテン
・ビタミンE
・ビタミンK
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ナイアシン
・ビタミンB6
・葉酸
・パントテン酸
・ビオチン
・ビタミンC
・食物繊維 など
栄養素のポイント
β-カロテンを豊富に含む緑黄色野菜です。
旬・産地
旬は6~8月。
高知県産が出荷量の大半を占めています。
トリビア
辛いししとうができることも?
ししとうは、一般的には辛味成分であるカプサイシンをほとんど含まない野菜といわれますが、条件によっては、通常よりカプサイシンを多く含む辛いししとうができることもあります。辛いものは天候の急激な変化や適切な量の肥料がまかれなかったときなど、ストレスがかかるときにできることが多いようです。
熟すと赤くなる
ピーマン同様、緑色のししとうは果実が未熟のうちに収穫されたもの。熟した赤いししとうも出回っています。甘みが増すので、「甘とうがらし」とも呼ばれます。
選び方
おいしいししとうの選び方
表面にハリと光沢があるものを選びましょう。ヘタがしっかりしていて、実の先端がくぼんでいるものが新鮮です。
こんなししとうはNG
左の写真のように、ヘタが黒く変色しているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
保存方法・期間
ししとうをおいしく保存するコツ
6、7本をキッチンペーパーで包んでジッパー付きの冷蔵用保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。3週間を目安に食べきりましょう。