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今年の夏は「大雨・猛暑・長い夏」。暑さを乗り切る食のアイディアとは? 「おいしい博覧会 2024夏」レポート #Omezaトーク
PR TIMES主催の『おいしい博覧会 2024夏』。季節や時事に合わせて選定したテーマのもとに出展ブランド、アイテムが集結した合同試食会です。4つのテーマのもとブースが展開されるのですが、今回はその中でも暑すぎる夏の過ごし方として「ひんやりグルメ」にフォーカスしてレポートしていきます。ほか、セミナーやワークショップの開催や企画展では和歌山県庁から「梅展」など気になる内容が盛りだくさんでした。
Contents 目次
『おいしい博覧会 2024夏』(開催日:2024年7月9日/会場:ホテルニューオータニ 東京 芙蓉の間)では以下4つのテーマのもとブースが展開されました。
※『おいしい博覧会 2024春』に続き、今回2回目の開催!
1.「リバイバルフード」
過去から現在へ。形を変えながら、愛され続けるロングセラー食品。
2.「ビヨンドフード」
新製法や新技術を利活用。各企業が考える「食」の未来の姿とは?
3.「ひんやりグルメ」
1年の約半分が夏日予想の2024年。暑さを乗り切る「食」のアイデア
4.「クラフトグルメ」
日本の「食」を支える職人たちの技が光る、グルメが大集結!
「食文化の功労者を未来の人間国宝に」と文化庁が発表したことを受けて企画
●企画展 「梅展」 produced by 和歌山県庁
収穫面積の減少や、作り手の高齢化、そして若者の「梅離れ」も課題に。
日本の大切な食文化である「梅」の魅力を、和歌山県様が発信します。
このほか、テーマの意図をより深く理解できるセミナー「日本の夏の暑さと食べものとの関係性について」や、ワークショップ「和歌山県 × チョーヤ梅酒直伝!梅しごと体験会」 などが開催されました。
出展企業18社、30ブランドとたくさんの商品がある中、今回は、日本気象協会の現役気象予報士によるセミナー「日本の夏の暑さと食べ物との関係性について」と「ひんやりグルメ」のブースにしぼってお届けしていきます。
2024年も猛暑!? 今年の暑さどうなる?
気象予報士さんの話では、今年の夏の天候キーワードは「大雨・猛暑・長い夏」だそうです。その要因には、梅雨の合間の晴れ間(セミナー開催時)でも、30度超えという猛暑になってしまっていることと、地球全体のかつてない高温。
そのため、7月は「大雨リスク、梅雨明けあとも雨や豪雨」、8月は「太平洋高気圧が高かまり前年に匹敵する猛暑」、夏から秋にかけての9月に入ると「猛烈残暑&台風の接近が多い」といった天候が予測されるそうです。
暑く長い夏が続くので、睡眠や休息といったことのほか、食事による体調管理も大切。
次のポイントを教えていただきました。
夏はとくに朝ごはんは必須。寝ている間に水分が失われているため、朝は脱水になりかねない状況。なので、朝ごはんを食べて水分を補給することが大事。
<夏に摂取したほうがいいもの>
・炭水化物
・良質なたんぱく質
・ビタミンB群
<食欲を増進させる食べ方の工夫>
・酸味をきかせる
・だしをきかせる
・香辛料、香辛野菜を利用する
・少し塩辛く味つけする(梅干し、漬物など)
・調理の温度を工夫する
※参照:千葉県栄養士会「夏バテを予防する食事」より
また、暑さ対策のおすすめ食材としては、ビタミンB1(豆腐、豚肉、みそなどの豆製品、玄米、モロヘイヤ)、ビタミンC(赤パプリカ、トマトなどのカラフルな野菜、オクラ)、クエン酸(梅干し、酢、レモン)など。
暑いとキッチンに長く立ちたくない、さっぱりした食事が続くなど野菜不足や栄養に偏りが出てしまいがちになると思うのですが、長い夏を乗り切る対策としては、食事の管理がとても大事になりそうです。
続いては、「ひんやりグルメ」のブースをレポートしていきます!
暑さを乗り切る「食」のアイディア!
まず最初に立ち寄ったのは『アサヒ飲料』のブース。アサヒの緑茶「颯(ソウ)」がずらりと並んでいました。2023年4月に発売して以来、SNSを中心にコメントが飛び交っている商品です。発売2年目となる今年は味わいはそのままに、微発酵茶葉を使用した香り高い緑茶であることを強調したパッケージに刷新して登場。
私自身はお茶そのものの素材の味がとても好きなので、香りが瞬時に広がり、その後も口の中のすっきり感が続くのでおいしく飲めます。さわやかなので気分転換やリフレッシュしたいとき、のどが乾いた暑い日にもぴったりです。
続いては、『永谷園』のブース。試食させてもらったのは発売から43年の「麻婆春雨」の夏にさっぱりいただけるサラダアレンジです。永谷園の商品はロングセラー商品が多く、こんなアレンジあったんだ!と今になって気づくこともあります。
今回の春雨サラダはフライパン不要! お湯で戻して和えるだけの一品。「春雨はお湯で戻すだけでできるので(または電子レンジで温めて調理)、そこにきざんだきゅうりやトマトなどを入れて和えればすぐにできます」と永谷園の社員さんに教えていただきました。ソースが濃厚なので野菜を入れても薄まらず、とてもおいしかったです。小鉢に入れて副菜としてのおかずによさそう。
また、私もやったことがありますが「お茶づけ海苔」を「冷やし茶づけ」として食べる食べ方も人気なのだそう。冷やし茶づけならご飯・水分・塩分が手軽かつ同時にとれるからいいですよね。また、シャケやたらこなど好きな具材を乗せれば、食べ応えも◎。
『カゴメ』のブースでは、通販サイト「健康直送便」の「つぶより野菜」と「国産野菜を味わう 夏の冷製ポタージュセット」が試食できました。「つぶより野菜」は、にんじん、トマト、セロリ、プチヴェール、レタス、ほうれん草などの野菜が入って、1本で1日分の野菜350gを摂取できます。野菜の濃い味わいでおいしかったです。
「国産野菜を味わう 夏の冷製ポタージュセット」は、通販サイトでは、とうもろこしの冷製ポタージュ、栗かぼちゃとにんじんの冷製ポタージュ、完熟トマトのガスパッチョ、枝豆の冷製ポタージュの4種類が入ったセットです。ブースでは、とうもろこしの冷製ポタージュを試食させていただきました。とうもろこしの風味、まろやかな味わいでひんやり冷たくておいしかったです。
また、手のひらを機械にかざすだけで、野菜不足がわかる、ベジチェックも体験しました。じつは、昨年の秋ごろにも体験させていただいたのですが、今回の結果は…
「5.9」でした。前回よりはやや数値が上がりましたが、標準という結果です。
ちなみに、野菜摂取レベルは0〜12まで表示できて、目標値は「7〜8」です。
『カルビーかいつかスイートポテト』のブースでは、「紅天使」の冷凍焼きいもと干しいもの試食ができました。さつまいも好きなので、気になっていました。
「紅天使」とは、カルビーかいつかスイートポテトを代表するオリジナルブランドのさつまいも。食感はやわらかくねっとりとし、濃厚な甘さが特長。焼きいもにしたときの最高糖度は47度にもなるそうです。
ほくほくでいただくのもおいしいですが、夏に冷凍焼きいもを食べるという発想が新しい、と思いました。試食する際は、ガチガチに凍った状態ではなく、焼きいものやわらかくねっとりとした食感はそのままで、ひんやりとしておいしかったです。夏のひんやりスイーツとしておすすめです。
まだまだご紹介したい商品がたくさんあるのですが、今回は「ひんやりグルメ」に絞ってレポートさせていただきました。また、今回立ち寄れなかったのですが企業3社より出展されていた「植物由来のたまご」プラントベースフードにも注目です。
8月に入るといよいよ夏本番。さらに日ざしが強い日が続くとなると、気も滅入ってしまいますが、毎日の食事の工夫でおいしく元気に乗り切っていきましょう!
※『おいしい博覧会 2024夏』では、4つのテーマ+企画展に合わせて商品の展示、企業のさまざまな商品がおすすめの食べ方、調理されて紹介されていました。今回ご紹介した内容はほんの一部となります。
(編集 マチ)
Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。