最高気温40度に迫る地域もあるほど、猛暑が続く今夏。熱中症対策が叫ばれるなかで、水分をとる大切さが幾度となく呼びかけられています。意外な盲点となる、水分補給が本当に必要なタイミングと、水分補給が楽しくなるデトックスウォーターを紹介します。
Contents 目次
意識して飲むタイミングはここ!
屋外に出ているときには、自主的に水分補給を意識するのに対し、気をつけたいのは屋内です。
熱がこもりやすい屋内は高温多湿状態が発生しやすく、とくに注意が必要なのはキッチンとお風呂場。これらの場所で作業をするときには水分補給を意識的に行いつつ、積極的に換気扇を回すなどして空気の流れを作りましょう。
また、気づかぬうちに脱水症状になりやすいのが寝ている間。寝る前と起きたあとには、コップ1杯程度の水を飲んで予防をしておきましょう。
外に出た水分や栄養素をデトックスウォーターで補おう!
のどの渇きは、脱水が始まっている証拠。渇きを感じる前に水分をとることが大事です。汗をかくと水溶性のビタミンやミネラルが流れ出てしまうため、シンプルな水と併用して、フルーツや野菜を使ったデトックスウォーターを飲むことで、栄養素をきちんと摂取していきましょう。
それではここから、筆者も実際に試してドハマり中の、デトックスウォーターのレシピを紹介します。
カリウムで体のむくみ防止のケア「スイカときゅうりとレモン」
スイカやきゅうりに含まれるカリウムは、塩分を体の外に排泄する作用があるため、外食で塩分をとり過ぎた日にもおすすめ。
【材料(2人分)】
スイカ(中玉)…1/8個
きゅうり…1/2本
レモン…1個
水…適量
【作り方】
<1>スイカは赤い部分を包丁で角切りにする。きゅうりはピーラーで薄くスライスする。レモンは輪切りにする。
<2>容器に<1>と水を注ぎ、冷蔵庫でひと晩おいたら完成。
レモンのさわやかさが効いていて飲みやすく、スポーツ中にも飲みたいデトックスウォーター。レストランで提供されていそうな、おいしくて飽きがこない味もおすすめですよ!
紅茶の利尿作用で体内老廃物を排出する「紅茶とオレンジ」
紅茶に含まれるカフェインには、交感神経を刺激し、脳を活性化する働きやリラックス効果あり。オレンジのビタミンCが粘膜を保護して美肌にも効果的です。
【材料(2人分)】
紅茶のティーバッグ…2個
熱湯…150ml
オレンジ…2個
水…適量
【作り方】
<1>沸かした熱湯にティーバッグを入れて紅茶を濃く抽出して冷ます。
<2>オレンジは皮をむいて輪切りにする。
<3>容器に<1>と<2>、水を注いで一晩おいたら完成。
オレンジのほのかな甘みと酸味が感じられるデトックスウォーター。紅茶がいい感じに薄まっていて、すっきりとしたあと味がポイントです。スポーツのあとに飲むのもとってもおすすめです。ぜひお試しあれ。
【取材協力】
富士山の銘水(ニュースレターより)