CATEGORY : ダイエット |食べる
カロリーが200kcal以下になる「おでんの具」の組み合わせは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
温かいものがおいしい季節になりました。「おでんダイエット」をしている人も多いかもしれませんね。さて、おでんを食べる際に意識したほうがいいことは? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、 今回は、過去に人気が高かったクイズの中から「おでん」にまつわる問題を出題。カロリーや塩分を意識しつつ、満足感のあるおでんの食べ方をお伝えします!
Contents 目次
問題1 次の「練りもの」のうち、いちばん塩分が低いのはどれ?(100g当たり)
□かにかまぼこ
□かまぼこ
□はんぺん
□魚肉ソーセージ
「はんぺん」です
上記の練りもの100g当たりの塩分量は、上から2.2g、2.5g、1.5g、2.1g。おでんに練りもの入れる方も多いと思います。揚げてある製品以外、基本的にカロリーは、さほど高くはありません。ただし塩分については、どれも少し注意が必要です。メーカーによって差はあるものの、たくさん食べる場合は練りものに含まれる塩分を利用して味つけの調味料を加減し、塩分をとり過ぎないように注意してみてください。
問題2 次のおでんの具材のうち、カロリーがいちばん高いものは?
□ゆで卵1個
□ちくわぶ50g
□焼きちくわ50g
□油抜きしたがんもどき50g
「油抜きしたがんもどき50g」です
おでんにはたくさんの具材がありますが、なかでも卵や練り製品は、エネルギーやたんぱく質の供給源となります。さて、上記の具材のカロリーを数値で比較すると、上から67kcal、80kcal、60kcal、95kcal。がんもどきは油で揚げてあるので、どうしてもカロリーは高めですが、一度湯通しなどにより「油抜き」をすると、エネルギーや脂質をカットできます。ちなみに油抜きをしなかった場合は、50g=112kcalとなり、より高い数値になってしまいます。
問題3 「ちくわぶ」と「ちくわ」を比べた場合、「ちくわぶ」のほうが高い栄養素は次のうちどれ?
□炭水化物
□たんぱく質
□カリウム
□ビタミンB2
「炭水化物」です
「ちくわ」と「ちくわぶ」の違いは分かりますか? 魚のすり身が原料の「ちくわ」は、魚の栄養価がありたんぱく質などが豊富です。一方「ちくわぶ」は練り製品ではありますが、小麦粉に水や塩を加えて作られています。魚介は使っておらず穀類の仲間となり、栄養素も炭水化物が中心です。どちらもおでんに欠かせない食材ですが、全然違う食材ですね。
問題4 おでんの具材を、次の組み合わせで1個ずつ食べた場合、200kcalを超える組み合わせはどれ?
□大根+厚揚げ+つみれ+牛すじ
□こんにゃく+はんぺん+がんもどき+ちくわぶ
□大根+もち巾着+しらたき+つみれ
□じゃがいも+結び昆布+焼きちくわ+はんぺん
「大根+もち巾着+しらたき+つみれ」です
上記の組み合わせで食べたときのカロリーは、上から約190kcal、約170kcal、約230kcal、約150kcal。おでんは、おかずとしてどのぐらい食べると一食分の量になるのか、少しわかりづらいですね。お茶碗1杯150g(234kcal)のご飯と一緒に組み合わせた場合、おでんだけで300kcalくらいを目安にすると、1食のトータルが600kcal以下になります。大根やこんにゃくなど、低カロリーの具材をじょうずにとり入れると、カロリーを抑えつつ、満足感のある食べ方ができておすすめです。
問題5 次の組み合わせのうち、鶏むね肉120gと同じほどのたんぱく質量になるのはどれ?
□生揚げ100g+つみれ80g
□ゆで卵1個+がんもどき80g
□牛すじ30g+はんぺん100g
□さつま揚げ90g+焼きちくわ80g
「さつま揚げ90g+焼きちくわ80g」です
鶏むね肉は、たんぱく質豊富な食材で知られていますが、おでんの具材にも、たんぱく質が含まれる食材が多いです。鶏むね肉120gは小さめ1枚の半量ほどで、たんぱく質量は20.8g。これに対して、上記の食材は、上から19.9g、17.8g、9.9g、20.3gのたんぱく質が含まれますから、「さつま揚げ90g+焼きちくわ80g」の組み合わせで、鶏むね肉120gと同じほどのたんぱく質量を摂取できるということになります。さつま揚げや焼きちくわは、おでんのように煮込まなくても、焼いたり炒めたりすることで手軽にたんぱく質が補給できる便利な食材です。