独特の香りが魅力で、鍋にもぴったりな「春菊」は寒くなる時期に旬を迎える冬野菜です。カロリーや栄養価、香りの効能など、役立つ知識をクイズでゲットしましょう!
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問題1 「春菊」1束分(200g)は、何kcal?
□20kcal
□40kcal
□60kcal
□80kcal
「40kcal」です
「春菊」は、寒い時期に旬を迎える冬野菜です。1束分(約200g)のカロリーは40kcal。低カロリーな葉物野菜でありながら、栄養価の高い緑黄色野菜です。鍋料理をはじめ、炒めもの、和えものなど、さまざまな料理に使うことができますので、おいしい時期にたっぷり食べていただきたいと思います。
問題2 「春菊」を、ほうれん草・小松菜と比較した場合、春菊に最も多く含まれる栄養素は次のうちどれ?
□カルシウム
□カリウム
□ビタミンA
□ビタミンC
「ビタミンA」です
「春菊」はビタミンやミネラル、食物繊維など、さまざまな栄養素が豊富に含まれている優秀野菜ですが、なかでもビタミンA(カロテン)の含有量が豊富です。100gで比較した場合、春菊は380μg、ほうれん草は350μg、小松菜260μg。抗酸化力があり、美肌に効果的な栄養素でもあるビタミンAは乾燥する季節には特に、しっかりとってほしい栄養素です。
問題3 問題2の答えを効率よく摂取するのにおすすめの料理は、次のうちどれ?
□春菊ときのこのおかか和え
□春菊入り卵とじ
□春菊とわかめの酢のもの
□春菊と豚肉の炒めもの
「春菊と豚肉の炒めもの」です
問題2の答えは、ビタミンA(カロテン)でしたね。カロテンには体内でビタミンAに変わるという特徴があり、油やたんぱく質と組み合わせることで吸収率が高まります。「春菊と豚肉の炒めもの」は、炒め油とたんぱく源の豚肉が、春菊とおすすめの組み合わせです。もちろん春菊を加えた和えものや酢のものを副菜にし、肉や魚の料理をメイン料理にして、一緒に食べるというのもよい食べ方です。
問題4 鍋料理の具材で春菊に含まれない栄養素を補える食材は、次のうちどれ?
□白菜
□わかめ
□しらたき
□まいたけ
「まいたけ」です
寒い時期は、鍋料理がおいしくなりますね。いろいろな種類の具材を一度にとり入れることができる鍋料理は、栄養面から言ってもとてもおすすめです。春菊には、たんぱく質がほとんど含まれていないため、肉類、魚介類、豆類や卵といったたんぱく源は、もちろん組み合わせたい食材です。そのほか、春菊に含まれていないのはビタミンDです。選択肢の中では、まいたけなどのきのこ類がおすすめ食材となります。
問題5 「春菊」の香りの成分の説明として、間違っているものは次のうちどれ?
□食欲を増進させる効果がある
□消化を抑制する働きがある
□安眠を促す効果がある
□抗菌・殺菌作用がある
「消化を抑制する働きがある」です
「春菊」には特有の香りがあります。これは精油成分であるα-ピネンやベンズアルデヒドなどによるものです。これらの香り成分には、胃腸の働きを高める効果や消化を促進する効果などがあり、胃もたれや胸やけの解消にも役立ちます。またリラックス効果も期待できるため、安眠を促すことにもつながります。春菊は生食でき、サラダなどにも合う野菜なので、香りを楽しみながら食べてみてはいかがでしょうか。