『おいしい博覧会 2024秋冬』（開催日：2024年11月19日／会場：ホテルニューオータニ 東京 芙蓉の間）では以下５つのテーマのもとブースが展開されました。
※『おいしい博覧会 2024夏』に続き、今回３回目の開催！

1.「ロングセラーグルメ」
長年多くの人に愛される“あの”おいしいに出逢いに。

2.「ビヨンドグルメ」
新製法や新技術を利活用。各企業が考える「食」の未来の姿とは？

3.「ローリングストックグルメ」※展示のみ
あの日からもうすぐ１年。日ごろから“おいしい”を備えよう。

4.「プレミアムグルメ」
ホリデーシーズンだからこそ味わいたいおいしさ。

5.みかん博覧会
日本国内の主要みかん産地からこの冬おすすめみかんが出そろう。

たくさんのブランド商品が紹介される中、今回は、今注目のプラントベースフード「ビヨンドグルメ」のブースをご紹介していきます！

ヘルシー＆環境にもやさしい植物由来の食品に注目！

『コープ（日本生協連）』のブースでは、「食べられるのに廃棄されてしまう原材料」に着目した、「ざくざくブロックチョコレート」と「甘みがつまったにんじんジュース」が紹介されていました！　今年発売したばかりの２アイテムです。

「甘みがつまったにんじんジュース」は、１本あたり8.5gの食品ロス削減に貢献している商品で、約300gのにんじんが使われています。ジュースの原料となるにんじん搾汁液製造時に生じたパルプ（繊維分）７％を配合することで、濃厚で飲みごたえのあるジュースに。ふだんの食事からはにんじんをたっぷりとることができないので、ジュースの形だといいですね！
「ざくざくブロックチョコレート」は、九州産のさつまいもを使った芋けんぴのかけらを、チョコレートでブロック状にかためたおやつ。ざくざく食感の甘い芋けんぴとチョコレートがマッチしておいしいです。おいしいので食べ過ぎには注意してください。

続いて、『はくばく』のブース。試食させてもらったのはFYTTEの『ダイエット＆ヘルス大賞2024ランキング』の「ご飯・雑穀部門」使ってよかった編で１位を獲得したシリーズ「白米好きのためのもち麦」と「もち麦スタンドパック」。

「もち麦スタンドパック」は、わが家でもご飯と混ぜて使ったことがある商品で、もち麦の食感が本当においしいです。「白米好きのためのもち麦」は、ご飯のように食べてもらいたい、と白米になじむ品種を選定しているため、見た目も食感も白米そのもの。栄養価ももち麦とほぼ変わらないのも特徴。食物繊維が豊富なので、ご飯好きの人にはおすすめですし、もち麦初心者や子どもにもおいしく食べてもらえる商品だと思います！

『ミツカン』のブースでは、体の中から健康をサポートする発酵性食物繊維に着目し、手軽に楽しむことができる「Fibee（ファイビー）」。
「ワッフル」や「ビスキュイ」といったお菓子や「カレー」「ルイボスティー」などを展開していて、11月18日には「ほろあまバウム　プレーン」が新登場。おからと玄米粉を使用しているそう。しっとりしていておいしかったです。試飲させてもらった「ルイボスティー」も飲みやすかったです。

いつでも手軽に、そして毎日食べても飽きずに、継続して食生活に取り入れられるようにとこだわって作られているそうです。かわいい腸内細菌をモチーフにしたキャラクター「Fibees（ファイビーズ）」が印象的でした！

『カゴメ』のブースでは、プラントベースフードを展開する『2foods』とのコラボ商品「Ever Cheese（エバーチーズ）」と「Ever Egg（エバーエッグ）」。
「Ever Cheese（エバーチーズ）」は、発表会にも参加させてもらいました。見た目がまるで本当のチーズのようなのだけど、植物由来の原材料で作られたチーズです。数ある原材料を検討し、その中からでんぷんを選定。でんぷんと他原材料を組み合わせて何度も試して、理想的なチーズの伸びを作り出しています。

とにかく、とろ〜りとよく伸びることが特徴で、コクがあるのに、軽やか。野菜とよくからむので、チーズフォンデュがおいしくいただけますよ。冷めてもおいしいです。また、コレステロールゼロでカロリー・脂質オフなのもうれしいです。秋冬はチーズを使った料理がおいしい季節なので、たくさん食べたいけど、ダイエット中だし…という人もこのチーズならそんな心配もなく、おすすめです。ぜひ、一度試して欲しい。

「Ever Egg（エバーエッグ）」は、独自技術「野菜半熟化製法（国内特許出願中）」を用いて開発した商品で、コレステロールゼロで加熱をしても固まらず、たまごじゃないのに見た目も味もたまご。にんじんや白いんげん豆の原材料から作られています。食感がふわとろなのが特徴的です。

最後は、『ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス』。さまざまな食品を「Green Growers」で展開しているブランド。

今回は、米国でも人気のある商品で、えんどう豆が主原料の植物性代替肉「BEYOND BURGER」と「SPICY BEYOND MEATBALLS」を試食できました。味や食感はまさに、肉！　食べ応えのある肉厚のいいビーフといった食感です。えんどう豆が主原料なので、コレステロールゼロ、トランス脂肪酸ゼロ、脂質50%オフなのです。肉汁の感じも本格的だったのでおどろきです。
レトルトカレーシリーズや麻婆豆腐の素などもあり、今後新たなラインナップも予定しているそう。

このほかにも、サラダをおいしくいただける『キユーピー』の「Qummy サラダセット」や『永谷園』の「カップ入りお茶づけ」や「みかん博覧会」なども気になりました。
まだまだご紹介したいところですが、この記事では「ビヨンドグルメ」にしぼってレポートさせていただきました。健康志向が高まるなか、どんどん進化する食の姿。今後どのように展開していくのか注目です！

※『おいしい博覧会 2024秋冬』では、５つのテーマに合わせて商品の展示、企業のさまざまな商品がおすすめの食べ方、調理されて紹介されていました。今回ご紹介した内容はほんの一部となります。

（編集 マチ）

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