寒い時期は風邪を引きやすいという人も多いのではないでしょうか。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、 今回は、過去に人気が高かったクイズの中から風邪の予防や改善にまつわる問題をおもに出題しました。体調に「?」と思ったら、このクイズを思い出してくださいね!
Contents 目次
問題1 風邪の予防や改善にオススメの栄養素として、ふさわしい組み合わせは次のうちどれ?
□たんぱく質+ビタミンA+ビタミンC
□炭水化物+ビタミンC+カルシウム
□たんぱく質+ビタミンK+マグネシウム
□炭水化物+ビタミンE+リン
「たんぱく質+ビタミンA+ビタミンC」です
風邪の予防や、風邪をひいたときには、エネルギー補給をしっかりして、体を温め、安静にして体を休めることが大事です。どの栄養素も体にとっては大切なものですが、体を作る成分である「たんぱく質」をきちんととり、粘膜の強化に「ビタミンA」や「ビタミンC」、疲労を回復するのに役立つ「ビタミンB1」などを積極的にとるのがオススメです。
問題2 風邪の予防対策に効果的な栄養素がまんべんなく含まれている野菜は、次のうちどれ?
□にんじん
□かぼちゃ
□にら
□ブロッコリー
「ブロッコリー」です
問題1でも解説した通り、風邪の予防対策としては、抵抗力や免疫力を高めるために肉・魚・卵などのたんぱく源が重要となるほか、ビタミンB群やビタミンA、ビタミンCなども大事な栄養素となってきます。これらの栄養素がまんべんなく豊富に含まれているのは、上記の中では「ブロッコリー」です。もちろん、そのほかの野菜にも、よい栄養素が含まれているので、数種類を組み合わせて食べるのが大切ですが、「ブロッコリー」が風邪の予防にとても優秀な野菜のひとつだと覚えておくとよいでしょう。なお、風邪をひいてしまったら、エネルギーを消耗しがちです。食欲がないときは、少量でも十分な栄養を確保したいものです。そんなときもブロッコリーは役に立ちますよ。
問題3 風邪の予防にオススメな栄養素を多く含んでいる果物は、次のうちどれ?
□りんご
□みかん
□グレープフルーツ
□ブルーベリー
「みかん」です
風邪を引いたときに果物を食べる人も多いのではないでしょうか。風邪を引いて食欲のないときなどに、栄養補給と水分補給ができる果物はおすすめです。どの果物も良質な栄養素が含まれているのですが、上記のうち、問題1、問題2でとり上げた「たんぱく質、ビタミンA、ビタミンC」がまんべんなく含まれている果物は「みかん」です。秋の終わりから春先にかけて出回る果物ですので、常備しておくとよいでしょう。
問題4 体を温めてくれて、発汗作用もある食材である「しょうが」。しょうがを保存するうえで、おすすめできない方法は次のうちどれ?
□購入した状態で冷蔵保存する
□保存袋に入れて常温で保存する
□水に浸けて冷蔵保存する
□スライスして冷凍保存する
「購入した状態で冷蔵保存する」です
「しょうが」は風邪の予防にも、風邪を引きかけたときにも利用できる食材です。スーパーなどで買ってきてから、どのように保存するのがよいのでしょうか。基本的に「しょうが」は、低い温度には向かない食材です。15℃前後での保存がおすすめなので、冬の時期は常温保存でよいでしょう(暑い時期は野菜室などに入れます)。店頭では袋に入れた状態で売られているため、買ってきたら袋から出し、新聞紙やキッチンペーパーで包んだり、保存袋に入れたりして保存します。また、浸かるほどの水に入れて野菜室で保存しても長持ちします。すり下ろしやスライスなど、すぐに使える状態にしてラップや保存袋に入れ、冷凍庫で保存することもできますよ。
問題5 花粉症の症状緩和が期待できると言われているポリフェノールは、次のうちどれ?
□ルチン
□イソフラボン
□クルクミン
□カテキン
「カテキン」です
不調と言えば、花粉症などのアレルギーを思い浮かべる人もいるかもしれません。ポリフェノールのほとんどに抗酸化作用があるため、体の免疫力アップに大事な役割を果たしますが、花粉症の症状緩和が期待できるとされているポリフェノールは「カテキン」です。カテキンは緑茶に多く含まれている苦味成分で、玉露、ほうじ茶など日本茶全般、紅茶やウーロン茶などにも含まれています。なお、上記はカテキン以外もすべてポリフェノールの仲間です。「ルチン」はそばなどに、「イソフラボン」は大豆に、「クルクミン」はターメリックに含まれています。