
毎年2月14日はバレンタインデーですが、どうして女性から男性にチョコレートを贈るのでしょうか?今回は、日本でのバレンタインデーの由来を中心に、海外と日本の贈り物の違いを解説。おすすめの野菜×チョコのレシピも紹介します。
Contents 目次
日本のバレンタインデーの由来とは?
1950年代に「女性から愛する男性へチョコレートを贈る日」として、製菓会社や百貨店などが行ったキャンペーンかきっかけとなり、日本に定着しました。
1970年代以後は、「本命チョコ」や「義理チョコ」などの言葉が生まれ、チョコレート商戦が活発になり、日本ならではのイベントとして拡大していきました。
海外と日本の贈り物の違いは?
日本では、女性から男性へチョコレートを贈るのが定番ですが、海外では少し違うようです。
西欧
古くから「恋人の日」として祝われており、恋人達がプレゼントやカードをお互いに贈り合います。
米国
男性から女性や、生徒から学校の先生、孫から祖父母、友達同士など、「愛する人へ気持ちを伝える日」となっています。グリーティングカードや花を贈る風習があり、花はカーネーションよりバラが人気。ホワイトデーの習慣はありません。
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日本のバレンタインデーでは、どれくらいチョコレートが買われているのでしょうか。
総務省統計局の家計調査で、1世帯(2人以上世帯)当たりのチョコレートの月別支出額(2015年12月~2016年11月)を見てみました。2016年の年間平均額488円/月に対して、2月の支出は最多となる1,376円/月と約2.8倍に。2月は家計から見ても、他の月よりもよりたくさんのチョコレートを買っていることが分かります。
バレンタインデーに作りたい野菜×チョコレシピ
野菜とチョコレートがマッチしたおすすめレシピを2つ紹介します。
マーブルスイートポテト
さつまいもとチョコレートが絶妙に絡み合った濃厚スイーツ
材料(12.5cm×13.5㎝の流し型1個分)
・さつまいも:450g
・砂糖:60g
・生クリーム:大さじ2
・牛乳:100ml
・チョコレート:50g
作り方
1.さつまいもは3cmの厚さの輪切りにして皮をむき、水にさらす。水気を軽く切って耐熱ボウルに入れ、ラップをかけて電子レンジで約10分加熱し、すりこぎ(※)でよく潰す。
※木べらやフォーク、マッシャーで代用してもOK。
2.1を厚手の鍋に移して弱火にかけ、混ぜながら砂糖、生クリーム、牛乳を順に加えて、滑らかになるまで練る。電子レンジで溶かしたチョコレートを加え、マーブル模様になるようにざっくりと混ぜる。
3.2を水でぬらした型に、なるべく間に空気が入らないように詰める。表面を平らにし、冷蔵庫で冷やし固める。
里芋トリュフ
見た目がかわいい!贈り物にもぴったりな一品
材料(10~12個分)
・里芋:1~2個(100g)
・板チョコ:1枚(50g)
・クルミ:20g
・レーズン:20g
・ラム酒(あれば/※):大さじ1/2~
・純ココアパウダー:大さじ1
※子どもが食べる場合は入れないでください。
作り方
1.板チョコは溶けやすいように細かく刻み、クルミ、レーズンは粗めに刻む。
2.里芋は皮付きのままよく洗い、ラップをして電子レンジでやわらかくなるまで加熱する。里芋が熱いうちに皮をむいてボウルに入れ、フォークやマッシャーで滑らかになるまで潰す。
※加熱後の里芋は熱いため、火傷に注意してください。
3.2に1を入れ、里芋の熱でチョコレートを溶かしながら、滑らかになるまで素早く混ぜ合わせる。
4.丸めて、純ココアパウダーをまぶす。生地がやわらかくて丸めにくい場合は、冷蔵庫で冷やしてから成形する。
最後に
野菜×チョコレートのスイーツで、バレンタインデーを楽しみましょう。