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疲れやすい、太りやすい…その悩みに。体の内側から変える“MCTオイルの力”

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疲れやすい、太りやすい…その悩みに。体の内側から変える“MCTオイルの力”

年齢とともに「疲れが取れにくい」「太りやすくなった」と感じていませんか? そんな女性たちの悩みに応えてくれるのが、話題のMCTオイル。3月24日に開催された「ヘルシーオイル・プラス・コンソーシアム」主催のメディアイベントにて、山本メディカルセンター院長・齋藤真理子先生が、ミトコンドリアとホルモンの働きに着目したヘルスケアのヒントを伝授。体のパフォーマンスを底上げする最新知識をお届けします!

Contents 目次

体のパフォーマンスアップにはミトコンドリアとコルチゾールが必要

体の中から元気を引き出すために欠かせないのが、細胞内にある「ミトコンドリア」。いったいどんな働きをしているのでしょうか。
「糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変換してくれる“体の発電所”とも言われています。しかし、ミトコンドリアは加齢とともに減少してしまうので、それによって代謝が低下。結果として、肌のターンオーバーや免疫力の低下、疲れやすさにもつながってしまうのです」(齋藤真理子先生)

さらに、もうひとつのキーワードとされているのが「コルチゾール」というホルモンです。
「コルチゾールは副腎から分泌されるホルモンの一種で、代謝促進や炎症の鎮静、ストレス対応など、心身のバランスを保つうえで重要な役割を担っています。とくに朝に多く分泌されるため、朝のコルチゾールの使い方が1日のパフォーマンスを左右すると私は考えています。いかに無駄遣いをせず、効率的に使う生活を送れるかが大切になります」(齋藤先生)

齋藤先生のコルチゾールを無駄遣いしない生活習慣

コルチゾールを無駄遣いせず、効率的に使う生活とはどんな生活なのでしょうか? 齋藤先生の1日の過ごし方を教えていただきました。
「私は朝5時半に起きて1日の計画を立て、午前中に分泌量の多いコルチゾールを活用して集中力の必要な仕事を行います。外来では立って診察することで軽い運動をとり入れ、体の巡りも意識。家に帰ってからも、子どものケンカなどには怒らず、穏やかな対応を心がけています。
食事では、コルチゾールの材料になるコレステロールと、それをエネルギーに変えるたんぱく質を朝食でしっかり補給。みそ汁・卵・肉などをとり入れたメニューに、MCTオイルを加えることでさらに効率的なエネルギー補給を実現しています」(齋藤先生)

MCTオイルを食事にとり入れるメリット

MCTオイルはすでにFYTTE読者のみなさんにはおなじみのオイルですが、簡単におさらいすると「中鎖脂肪酸と呼ばれる油で、摂取後すぐに肝臓でエネルギーに変換されやすいのが特長です。一般的な油に比べて4倍も早くエネルギーとして利用されるうえ、糖質の摂取に関係なく『ケトン体』というエネルギー源を生み出せるのも魅力です。
さらに、インスリン抵抗性の改善や血糖値上昇の抑制、腸内環境のサポートといった働きもあり、まさに“体の内側から整えるオイル”。無味無臭で使いやすく、コーヒーやみそ汁、サラダなど、さまざまな料理に手軽にプラスできるのも人気の理由です」(齋藤先生)

MCTには脂肪燃焼効果もある! モニター体験者のリアルな声

セミナーでは、MCTオイルを使ったモニター調査も紹介されました。4週間、1日2〜4gのMCTオイルを摂取した女性たちは、体重の大幅な変化こそないものの、内臓脂肪が25%減少するという結果に!
実際に体験した橋本さん(58歳)は「無理な運動や食事制限なしで、コーヒーに混ぜるだけ。ズボンもゆるくなり、友人から“お腹まわりがスッキリしたね”と言われた」と話していました。脂肪燃焼効率が高まることで、日常の家事や通勤といった軽い動きでも、体脂肪が燃えやすくなるそうです。

齋藤先生が実践する体の巡りをよくするための生活習慣

体内の巡りをよくするために、齋藤先生が意識しているのは「軽い運動」「良質な睡眠」
「外来診察ではできるだけ立って動くことで筋肉のポンプ作用を利用し、リンパの流れを促進。スクワットや深呼吸を組み合わせることで、無理なく代謝をサポートしています。また、夜は副交感神経を優位にしてスムーズな眠りに入るため、ゆっくりお風呂に入る、スマホを控える、アミノ酸を摂取するといった工夫もとり入れています。理想は、『がんばりすぎず、自然にエネルギーが湧いてくる体を目指すこと』です。そのために、巡りをよくすることは欠かせませんね」(齋藤先生)

日々のちょっとした工夫で、体の内側から変化を感じられるMCTオイル。エネルギー不足や代謝の低下を感じている人こそ、まずは朝の一杯のコーヒーにプラスすることから始めてみませんか?

監修/齋藤 真理子先生

医療法人社団山本メディカルセンター理事長。医学博士、日本形成外科学会専門医。分子栄養学認定医。昭和大学医学部大学院卒業、2010年に山本メディカルセンターに入職、皮膚科・形成外科を立ち上げる。2016年4月山本メディカルセンター2代目院長に就任。分子栄養学認定医の資格を取得し、自身でもさまざまな健康法・ダイエット法を実践。その知識と経験をもとにしたわかりやすい解説で、NHK「あさイチ」、テレビ朝日「林修のレッスン!今でしょ」など、テレビ出演も多数。分子栄養学の観点からメニューを考案しているカフェレストラン・桜山茶寮や、訪問看護ステーションなども運営し、総合的に患者さんの健康管理をサポートしている。

文/FYTTE編集部

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