
突然ですが、肌のくすみ、気になりませんか? 暑い日が続くと冷房が効いた室内での長時間作業により体が冷え、血流が悪くなり、肌の乾燥や透明度が下がり、老けて見えることも…。これからの季節・夏のくすみ肌のケアには「血流」が重要なのだとか。もちろん透明肌を作るフェイスマスクの活用や有効成分のスキンケアアイテムの活用も◎。今回は「内側からくすみ対策を行う&血行促進に役立つ食材やアレンジレシピ」をお届けします!
Contents 目次
「血流」改善で肌のくすみ対策!
肌のくすみの改善には、乾燥や紫外線、加齢などのケアが大切ですが、肌の血流不良もくすみに影響しています。
血流がよいとき(運動時や洗顔後、入浴後など)は肌が明るく、透明感がアップし濃く目立っていたシミも薄く見えたりしませんか。だけど、冷えて血流が悪くなると、肌の透明度が下がり、年齢よりも老けて見えることもありますよね。
血行不良にならないように気をつけることとしては、紫外線対策や乾燥などスキンケアによる保湿ケアや質のよい睡眠、入浴などによってケアする方法があります。加えて、血行を促進する栄養素が含まれる食材を積極的にとり入れた栄養バランスのよい食事からも対策ができます。
次に、血行促進におすすめの食材をご紹介します。
血行促進におすすめの食材「野菜、果物、納豆、海藻、青魚」
血行を促進する食材として代表的なのが、「野菜、果物、納豆、海藻、青魚」などが挙げられます。
例えば、野菜や果物なら、ビタミン・ミネラルが多く抗酸化作用が高い緑黄色野菜(ブロッコリーやトマト、にんじん、パプリカ、ほうれん草など)。ビタミンやポリフェノールが多く含まれ、血管の健康を保つ効果が期待できる果物(ベリー類やキウイ、りんご、オレンジ、レモンなど)がおすすめです。
納豆や海藻類に含まれる豊富な栄養素も血流をよくする効果が期待できます。
その中でも今回注目したいのは、サバやイワシなどの青魚に含まれる「DHA」や「EPA」。血流を改善する効果が期待できると言われています。
次に詳しく見ていきましょう!
青魚の「DHA」や「EPA」で肌のくすみケア!
青魚の「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」と聞くと、コレステロール値や血圧の上昇を抑える作用として広く知られていますが、必須脂肪酸の一種で血液をサラサラにし、血管の健康や血栓をできにくくするなど、血流を改善する働きや肌の健康を維持するうえで役立つ栄養素を含んでいます。
青魚は、刺身や魚の缶詰(サバ缶、サンマ缶、イワシ缶)などで摂取するのが一般的ですが、理想的な「DHA」の摂取量は1日に1~1.5g。焼いたサンマなら約1尾。刺身なら、マグロ(トロ)で2~3切れ。サバの水煮缶(190g)は1缶です。
毎日食べたい食材であるけれど、摂取量を考えると毎食とり入れるのは難しいですよね。また、物価高の影響により、生鮮食品全体においても価格が上昇するなど、購入時のハードルがやや高くなっている状況でもあります。
そこで、おすすめなのが「魚肉ソーセージ」の活用!
「DHA」は体内ではほとんど生成できない必須脂肪酸であるため、「DHA」を含む食品を意識的に摂取することが大切です。そこで、「DHA」を手軽に摂取するのにおすすめなのが「魚肉ソーセージ」。常温で持ち運びができ、軽食やランチ、おやつタイムに調理せず手軽に食べることができます。
節約を考えると食費から削減することが多いと思いますが、「魚肉ソーセージ」は、皮ふの健康維持を助ける「DHA」や「EPA」を配合していて、お魚のたんぱく質もとれるのでうれしいですよね。
常温で保存できる商品なので、外出先などに持ち運びができ、運動時やおやつなど、そのまま食べられるのもポイント(塩分も含まれているため、食べ過ぎには注意)。料理に活用することもできます。
続いては、「魚肉ソーセージ」を使ったアレンジレシピをご紹介します。
どれも簡単なレシピなので作ってみてください。
「魚肉ソーセージ」を活用したアレンジレシピ3つ
ぜひ、DHA・EPAが含まれている魚肉ソーセージを選び、レシピに活用しましょう!
【魚肉ソーセージとキャベツの塩昆布和え】
調理時間5分/136kcal(1人分)
食材をカットして和えるだけの簡単なレシピです。塩昆布と魚肉ソーセージのうまみで、キャベツもどんどん進みます。
<材料 2人分>
・魚肉ソーセージ 2本
・キャベツ 150g
・塩 ふたつまみ
・塩昆布 4g
・ごま油 大さじ1/2
・いりごま(白) 少々
<作り方>
1.魚肉ソーセージはななめ切りにする。キャベツはひと口大にちぎり、芯は薄切りにする。
2.ポリ袋にキャベツを入れて塩をふり、空気を入れて口を閉じてふる。なじんだら塩昆布を加え、よくふってしんなりとするまで置く。
3.袋を開け、魚肉ソーセージ、ごま油を加えてさらに袋をふる。器に盛って、いりごまをふりかけて完成。
【魚肉ソーセージのジャーマンポテト風】
調理時間15分/220kcal(1人分)
オリーブオイルで香ばしく焼くジャーマンポテト風レシピです。魚肉ソーセージは焦げやすいため、長時間焼かないように注意しましょう。塩はお好みで加減してください。
<材料 2人分>
・魚肉ソーセージ 2本
・じゃがいも 2個
・玉ねぎ 1/2個
(A)塩 ふたつまみ
(A)コンソメ(顆粒) 少々
(A)粗びき黒こしょう 適量
・オリーブオイル 大さじ1
・パセリ 適量(お好みで)
<作り方>
1.じゃがいもはよく洗い、皮がついたまま乱切りにして10分ほど水にさらす。玉ねぎは薄切りにし、魚肉ソーセージは1cm厚のななめ切りにする。パセリはみじん切りにする。
2.じゃがいもは水気を切って耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで5分加熱する。
3.フライパンにオリーブオイルをやや弱めの中火で熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒める。(2)を加えて焼き目をつけるように焼く。魚肉ソーセージを加えて同様に焼く。
4.材料(A)を加えて味つけし、器に盛ってパセリをふりかけて完成。
【魚肉ソーセージのオープンオムレツ】
調理時間10分/303kcal(1人分)
レンジを使って簡単に作れるオープンオムレツです。旬のお野菜をとり入れても◎。朝食やあと一品欲しいときのメニューにおすすめです!
<材料 1人分>
・魚肉ソーセージ 1本
・じゃがいも 1/2個
・玉ねぎ 1/8個
・赤パプリカ 1/8個
・アスパラ 1本
・卵 1個
・バター 大さじ1/2個
・粉チーズ 少々
<作り方>
1.じゃがいもは皮をむき、1cmくらいの輪切りにして軽くラップをかけて電子レンジで2分加熱する。魚肉ソーセージは食べやすく切り、玉ねぎ、赤パプリカは小さめの角切りに。アスパラはななめ切りにしてラップで包み、30秒レンジで加熱して冷ましておきます。
2.フライパンにバターを熱し、(1)で準備した野菜を炒め、割ほぐした卵を入れ、魚肉ソーセージをのせ、フタをして弱火で軽めに焼く。
3.仕上げに粉チーズをふりかけて完成。
ぜひ、作ってみてくださいね!
■協力:レシピ提供/マルハニチロ https://www.maruha-nichiro.co.jp/
■文/FYTTE 編集部