春は体がゆるみ、冬の間にため込んだものを外に出そうとする季節。その一方で、気(エネルギー)が高まる不安定さや、免疫力の低下を感じやすい時期でもあります。そんな春の体をやさしく整える鍵が「食事」。今回は、解毒を助ける緑の野菜やミネラル豊富な海藻、消化を促す酸味をとり入れた、春におすすめの「最強のアンチエイジング食」をご紹介します。薬膳と酵素栄養学の視点で、毎日のご飯から体調を立て直しましょう。
Contents 目次
春におすすめ。「最強のアンチエイジング食」3つ
春は動植物が冬眠から目覚めるように、人間の体にも春を迎える反応が起こります。温かい気が入ってくることにより、気が上衝して精神不安定やのぼせを発症しやすくなりがちです。冬があけたばかりのこの時季はビタミンDやCが枯渇しがち。そのため、免疫が落ちやすく、風邪なども引きやすいです。おすすめは、緑色の食材をとり入れ、解毒を助けます。また、酸味のあるもので唾液や消化酵素の分泌を高めて肝機能を整えてあげることが大切です。
【レシピの特徴】
こちらのレシピは、季節の旬野菜や魚介類を中心にした食べ方をご紹介しています。東洋の思想である陰陽五行説の考え方に基づいた薬膳を基本とし、酵素栄養学をとり入れて構成されています。
ひじきご飯

<材料(2人分)>
・分つき米 1.5合
・水 320cc
・鶏ささみ 1本(薄く削ぎ切りし、塩をひとつまみ入れ軽く混ぜる)
・生ひじき 50g(乾燥ひじき5gを戻しても可)
・しょうゆ 5g
・白ごま油 5g
・じゃこ 7g
・くるみ 30g(あらくカットする)
<作り方>
1.じゃことくるみ以外を炊飯器に入れてご飯を炊く。
2.炊き上がったら、じゃことくるみを加え混ぜる。
もずくとえびとセロリのスープ

<材料(2人分)>
・えび 大2匹
・セロリ 15g(葉っぱの部分)
・もずく 35g
・昆布だし 250g
・白しょうゆ 10g
・塩 ひとつまみ
<作り方>
1.だしと白しょうゆを火にかけ、沸騰したらえびを加え、再び沸騰したらセロリを加える。
2.さらに沸騰したらもずくを加えて、ひと混ぜしたらすぐに火を止め、味をみて塩をひとつまみ加える。
菜の花と切り干し大根の梅しょうゆあえ

<材料(2人分)>
・菜の花 100g
・切り干し大根 15g(乾燥)
・梅干し 大1個(25g)
・しょうゆ 4g
・日本酒 15g
・塩 2g
・しょうが せん切り適宜
<作り方>
1.切り干し大根が浸かる程度の水(分量外)に浸し10分放置。
2.菜の花を30秒ゆでてザルにあげてお湯を切る。
3.1の水をよく切って、梅干の種を取り除き、果肉を包丁で細かくし、材料をすべてあえる。切り干し大根の戻し水はお米を炊くときのお水に加えたり、おみそ汁のだしに加えると味が深くなる。
ぜひ作ってみてくださいね!

参考著書:『免疫力を整える薬膳酵素ごはん』~医師が教えるアンチエイジングレシピ~(ユサブル)
レシピ画像:本書より
【監修者】内山 葉子(うちやま ようこ)先生
関西医科大学卒業。大学病院・総合病院で腎臓内科・循環器・内分泌を専門に臨床・研究を行った後、福岡県北九州市で『葉子クリニック』を開設、院長を務める。医学博士、総合内科専門医、腎臓内科専門医。全人的な医療に基づき、自然医療や漢方・機能性食品などの補完・代替医療と西洋医学、心のケアなどを統合的に行い、さまざまな分野の難治性の疾患の診療を行う。
葉子クリニック:http://www.yoko-clinic.net/
取材・文/FYTTE編集部



