1952年にみそ作りからスタートしたマルサンアイ。1974年には「夏場でも大豆の栄養を届けたい」という想いから豆乳事業を開始しました。以来、大豆の可能性を広げながら、毎日の健康を支える商品作りを続けています。豆乳を身近にした技術革新やプレミアム大豆を使ったこだわりの製品、さらに植物性代替食品への挑戦まで、「ありがとうにゅう謝恩会2025」で語られた最新のとり組みをレポートします!
Contents 目次
“豆乳といえばこの紙パック”へ。日常に広がった大きな転機
1974年に始まった豆乳事業。当初は牛乳瓶のような容器やパウチ形態で販売されていましたが、大きな転機となったのが1980年。テトラパック社の「テトラブリック・アセプティック」というアルミ箔を用いた無菌充填技術の紙パック容器を採用したことで、常温での長期保存が可能になりました。

これにより、豆乳はぐっと身近な存在に! 現在私たちが思い浮かべる“豆乳といえばこの容器”というイメージが定着しました。
この技術導入をきっかけに、豆乳は日常の食生活に広がり、現在では同社売上の約85%を占める主力事業へと成長しています。
シンプルだからこそ差が出る。プレミアム大豆が生む“ひとつ上”の味わい

マルサンアイでは現在30種類以上の豆乳を展開。その中でもとくに力を入れているのが、水と大豆だけで作られた「無調整豆乳」です。
中でも代表的なのが「ひとつ上の豆乳」シリーズ。大豆特有の青臭みの原因となる酵素(リポキシゲナーゼ)や渋みの成分を持たない国産プレミアム大豆「るりさやか®」を使用することで、成分無調整でありながら、大豆固形分11%という濃厚さと、なめらかな口あたりを両立。素材本来のおいしさを大切にした一品です。
さらに、異業種との連携による商品開発も進めているとのこと。
トヨタ自動車の農業支援プロジェクト「サンライズオーナープロジェクト」の一環として農家の生産性向上や効率的な農業を支援する中で生まれたこの製品は、北海道産の希少大豆「幸音(さちね)」を使用。脂質中のオレイン酸割合が高く、これまでにない“ミルキーな味わい”を実現しました!
製品化までには、農家との調整や原料確保を含め約4年とのことで、ていねいなもの作りの姿勢がうかがえます。
“飲む”から“食べる”へ。広がる豆乳の新しいカタチ
豆乳の可能性は、飲料だけにとどまりません。
2010年に発売された「豆乳グルト」は、長野県の伝統的な漬物「すんき漬け」から抽出した植物性由来の乳酸菌(TUA02株)で豆乳を発酵させた商品です。東海エリア限定からスタートし、現在では全国展開へ。特定保健用食品(トクホ)の認可も取得し、ロングセラー商品となっています。

さらに、2026年3月発売を目指して開発中なのが「豆乳ソフト」。乳原料を一切使用しない、植物性100%のマーガリンタイプの商品です。
「乳製品アレルギーを持つ子どもも家族と一緒に料理やお菓子作りを楽しめる設計」「植物性でありながらバターのような香りとコク、軽やかなあと味を追求」「冷蔵庫から出してすぐ使えるやわらかさ」など、アレルギーへの配慮、バターのような風味、高い利便性を叶える「豆乳ソフト」。
実際に、開発担当者が試作したマドレーヌは、バターよりも軽やかな食感に仕上がったといいます。乳原料の価格高騰や供給不安定という課題に対しても、豆乳メーカーならではの提案となりそうですね!
ライフステージにフィット。“ちょうどいい量”というやさしい選択
また、健康意識の高まりを受け、マルサンアイでは「ちょうどいい量」をキーワードにした125mlの飲みきりサイズを拡充しています。
高齢者のフレイル対策として、1本で1日分のカルシウムとビタミンDを摂取できる「ビタミンD 調整豆乳」を展開。また、子どもの成長をサポートする「まめぴよ」シリーズでは、鉄分やカルシウムを配合し、飲みやすいサイズと味わいに仕上げています。

さらに、東京・表参道で開催される「ありがとう感謝祭」では、30種類以上の豆乳の試飲やトッピングによるアレンジ提案を実施。

近隣店舗と連携し、「豆乳寄せ」「豆乳クリームタルト」「豆乳ビール(桜茂エール)」などの限定メニューも登場し、豆乳の新たな楽しみ方を発信しています。
創業以来のみそ作りの精神を受け継ぎながら、豆乳を通して大豆の可能性を広げてきたマルサンアイ。アレルギーへの配慮や栄養サポート、持続可能な農業への取り組みなど、その挑戦は広がり続けています。
「マルサン豆乳の日」を記念したポップアップも開催!
さらに、“マルサン豆乳の日”にあわせて、体験型ポップアップイベント「03月12日はマルサン豆乳の日 ありがとうにゅう感謝祭 2026」が、3月5日(木)~3月9日(月)の5日間限定で虎ノ門ヒルズにて開催されます。
会場では、30種類以上のマルサン豆乳全ラインナップを自由に試せる恒例の“豆乳BAR”が今年も登場。さらに今回は、お好きな素材を加えて自分好みにカスタマイズできる“ソイラテアレンジ”が初登場します。
また、T-MARKETの人気店舗とのコラボメニューも展開。和食居酒屋「虎ノ門 おお島」、タルト専門店「AM STRAM GRAM」、醸造所居酒屋「dam pub」にて、和食からスイーツ、さらには豆乳ビールまで、豆乳の新たな楽しみ方を体験できます。
豆乳の“飲む”から“食べる”までを体感できるイベント。気になる人はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
■実施概要
日程:2026年3月5日(木)~3月9日(月)
時間:11:00~19:00
場所:虎ノ門ヒルズ ステーションタワーB2F ステーションアトリウム
参加費:無料
取材・文/FYTTE編集部



