サバ缶を使った簡単にできる、さっぱりヘルシーな冷や汁です。ごはんやそうめんにかけてもおいしいですよ。
Contents 目次
「サバ缶で冷や汁風」
273kcal/1人分
【材料】(1人分)
豆腐 1パック(150g)
サバの水煮缶 1/2缶
味噌 小さじ1
すりごま 小さじ1
おろししょうが 少し
冷水 100cc
きゅうり 1/3本
みょうが 1/2個
【つくり方】
(1) きゅうりは薄切りにして塩(分量外)をふって軽くもみ、しんなりとしたら水気を切る。みょうがは小口切りにする。
(2)ボウルにサバの水煮缶、味噌、すりごま、おろししょうがを入れ、フォークでサバをほぐしながら混ぜる。冷水を加えてさらに混ぜる。
(3)うつわに豆腐を入れ、(2)をかける。きゅうりとみょうがをのせてできあがり。
冷や汁は魚のたんぱく質や野菜で栄養が補給できるうえ、食欲が落ちる夏にもさっぱりと食べやすい。非常に理にかなったメニューといえます。
宮崎県や埼玉県、山形県などで夏に食べられる郷土料理で、もともと冷や汁は忙しい農家の人の食事として、簡単に調理して食べるのが目的の食事だったそう。
現在の「冷や汁」は年月を経ていろいろな工夫が加わり、手間のかかる料理へと変化しました。
焼きほぐしたサバを、いりごま・麦みそとともにすり鉢ですり、すり鉢の内側にうすくのばす。直火で焦げ目がつくまで焼いたら、冷やしただし汁でのばして豆腐、きゅうり、茗荷、しそなどを混ぜてごはんにかける。
これが現在の冷や汁の一般的なつくり方です。
やはりちゃんとつくろうとするとちょっと大変ですが、サバ缶を使えば簡単に冷や汁風を楽しむことができます。
本物の冷や汁とは少し違いますが、栄養面・おいしさも問題なしのいいとこどり♪
本来の目的だった忙しい人のための簡単料理としてもぴったりです。
ぜひ、明日の朝ごはんにつくってみてはいかがでしょうか。