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ハードな運動してもやせないのはなぜ? 結果を出すのに必要な2大栄養素
ダイエットでは、食事と運動を組み合わせて行いますよね。しかし、ただ単に食べた分だけ運動をすればいいというわけでもありません。自分の嫌いな運動であったり、ストレスのたまるものだったりすると逆効果になることも...。健康なダイエットをするためにも、自分にあった食事と運動の組み合わせを見つけてみましょう。
Contents 目次
ハードな運動でカロリー消費すればいいと思ってる?
ダイエットでは食事と運動を組み合わせて行うのが基本です。
食事制限と適度な運動を併せて実行しなければキレイにやせられない、とよく言われますよね。
誰でも、できれば食事制限はしたくない。
運動をするのが苦にならない人であれば、「運動だけでやせることはできないのか」と、思うのでは?
確かに、運動だけでやせる人もいるにはいます。
でも、全員に当てはまるかというと……「なんとも言えないなぁ」というのが正直なところです。
例えば、好きなものはガマンしないでがっつり食べる、しかも、いかにも不健康そうなものばかり。
それでも、1日10km走っていれば、スリムな体型を維持することはできるでしょう。
こう言うと、ハードに運動をして食べたぶんを消費すればいいのか、と思う人がいるかもしれません。
実際、やせるか太るかは、消費カロリーと摂取カロリーのバランスの問題だと言われています。
理論的には、フルマラソンを2.5回走って7,200kcalを消費すれば、体脂肪は1kg燃えてなくなるわけです。
しかし、人間の体は機械ではないため、そうそう計算通りにはいきません。
食べものから吸収するカロリー、運動などによって消費するカロリーには個人差もあります。
ですから、きちんとカロリー計算をして食べ、そのカロリーぶんだけ運動したとしても、思ったほどやせない場合もあるのです。
ハードな運動は逆効果になることも…
また、ハードに運動をするのは、運動嫌いな人にとっては逆効果になることもあります。
ダイエットのいちばんの敵はストレスです。
運動嫌いな人がムリやり運動を続けようとしてもストレスがたまるばかり。
やせるどころか、ストレスによるホルモン分泌で食欲がアップしたり、代謝が下がったりしてしまうことも……。
これでは意味がありませんよね。
当然、このタイプの人は、運動だけでやせることはできないでしょう。
反対に、体を動かすことが好きな人の場合は、週に1回程度のスポーツでやせる人もいるのは事実。
動くことでエネルギーを消費するだけでなく、筋肉量が増えて基礎代謝が上がったり、血行がよくなったり……と、運動にはさまざまな効用があります。
ただ、週1回程度で、こういった効果を得ることはあまり期待できません。
にもかかわらず、やせる人がいる。
それは、ストレスと大きな関係があると思います。
週1回のスポーツでも、運動好きの人にとっては、ストレス発散の絶好のチャンスになる。
ストレスが解消されれば、気分やホルモンが整います。
もちろん、ストレスがうまく発散されていれば、食欲も暴走することはないでしょう。
しかも、運動好きな人の場合、運動をするとドーパミンが出て、代謝もアップ。その結果、やせることもあるというわけです。
運動の組み合わせで効率的なやせ方を目指そう!
このように考えると、運動だけでやせるかどうかはケースバイケース。
くり返しますが、運動がストレスになる人は、運動だけでやせることは難しいでしょう。
逆に、運動好きで体を動かすことに心地よさを感じる人などは、食事制限なしでやせることも不可能ではないといえます。
ただし、後者の場合でも、自分に合った運動を上手に選ぶことが大前提。
また、組み合わせも大切です。
最近は、遅筋と速筋の両方を鍛える必要がある、と言われるようになっています。
つまり、有酸素運動と筋トレ系の運動を組み合わせなくてはならないということです。
例えば加圧トレーニングは、筋トレ系の運動ですが、これだけやってもやせづらい。
加圧トレーニングにエアロバイクやランニングマシーンなどの有酸素運動を組み合わせて初めて効率的にやせると言われています。
そしてもうひとつ。
運動の効果を最大限得るためには、栄養も大事です。
たんぱく質と炭水化物がしっかり足りていなければ、思うようにやせることはできないということを覚えておきましょう。