世間に流れるさまざまなダイエットに関する噂。「これはこうでしょ?」「こう聞いたから、そのとおりにやってる!」という人、多いですよね。
でもちょっと待って、その話は本当?
噂どおりにやっていたら、じつはそれがダイエット失敗の原因だった…なんてこともあります。噂の真相を確かめてカン違いを直しましょう!
Contents 目次
【カン違い1】食事よりもお菓子が大好き!だから、サプリで栄養素をとればOK!
×サプリ単体でとっても吸収されません
「サプリメントはあくまでも栄養を補助するためのもの。通常の食べものとはちがうので、サプリだけをとった場合、消化器系が食品と認識せずに吸収が悪くなる可能性があります。体に吸収されないと意味がありません。食事と合わせてとれば、胃の中で食事としてとったものと一緒にかくはんされ、小腸でともに吸収されるので効率的です」(伊達先生)
【カン違い2】1日の総カロリーを1500kcalにすれば、夜中に食べても大丈夫!
×夜中は脂肪をため込みやすいので注意!
「体の働きは1日の中で一定ではなく、夜中は脂肪として蓄えようとする働きが高まるとき。1日の総カロリーをおさえても、この時間、甘いものやスナックなど、糖質や脂質の多い食品をとると太りやすくなると言えます。
消化器官も休んでいるときなので、酷使すると胃もたれなど不調を起こすことも。夜遅く食べるのは避けて」(金丸先生)
【カン違い3】低カロリー食材だから、量をいっぱいとってもOK
×たくさん食べないと満足できなくなる危険性が…!
「食事量で胃の大きさは変わりませんが、見た目の分量を多く食べるのがクセになるこわさがあります。たとえば低カロ麺をたっぷり食べていると、麺をパスタに戻しても同じかさを食べないと満足できなくなるのです。低カロでも、意外とカロリーを摂取している場合も。むしろ、よくかんで食べる習慣をつけたほうがやせやすいですよ」(金丸先生)
【カン違い4】体重を毎日計って増えていたら、すぐに食事を減らす!
×増えた原因が思いあたれば、3日~1週間かけて調整して
「宴会があった、外食をしたなど、体重増加の原因に心あたりがある場合は調整して。
とはいえ、翌日1食抜くというのはむしろ太りやすくなるかも。1週間、毎食のごはんをひと口ずつ減らすなどで十分。心あたりがないときは気にしないこと。むくみなどによっても体重は増えるので、自分の体調を考え合わせて様子をみましょう」(金丸先生)
つづいて、ダイエット中の飲みものにまつわるカン違いをご紹介!