健康ブームが加速している昨今、大きな注目を集めるカテゴリのひとつが、ヘルシー系ドリンク。健康茶や炭酸水、乳酸菌飲料など…みなさんもそれぞれお気に入りのアイテムがあるはず。
多種多様なヘルシードリンクが簡単に手に入るなか、ひときわFYTTE編集部員の目に留まったこの秋の新商品が、「からだ十六茶」。1本で“3つ”のはたらきをもった機能性表示食品ということですが、一体どのように生まれた商品で、どんな機能性をもっているのか、アサヒ飲料 マーケティング本部 飯島宙子さんに教えていただきました!
Contents 目次
■“糖・脂肪・内臓脂肪”にはたらく3つの機能性をもった十六茶
「十六茶シリーズにはもともと、食後の糖と脂肪の吸収をおさえる2つのヘルスクレームをもつトクホの『アサヒ 食事と一緒に十六茶W(ダブル)』(※順次終売)がありますが、それよりもさらにみなさんの健康に役立ててもらえる十六茶ができないか、と考えていました。
そんなときにわかったのが、葛の花由来イソフラボンに“内臓脂肪を減らすのを助けるはたらきがある”ということです。葛の花は葛餅などで、日本でもともと食べられているもの。食べものとの関係性が強く、自然由来の十六茶との相性もよかったので、今回発売した『からだ十六茶』の素材としてとり入れました」(アサヒ飲料 マーケティング本部 飯島さん)
「からだ十六茶」は、食後の脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする“難消化性デキストリン(5g)”が「十六茶W(ダブル)」と同じ量入っていながら、内臓脂肪を減らすのを助けるはたらきを持つ“葛の花由来イソフラボン”が加わったことで、“内臓脂肪・脂肪・糖”の3つにはたらく機能性表示食品なのです。
■「からだ十六茶」の味は変わる?クセはないの?
1本のお茶に機能性が3つもついているなんて、なんだかお得な気分! 本当にうれしい機能性をもったお茶であることがわかったのですが、難消化性デキストリンや葛の花由来イソフラボンが入ることで、十六茶の味に影響はないのでしょうか。
「十六茶の場合は、難消化性デキストリンが加わることで、口あたりや味わいにやや飲みにくさが生じました。そこで、素材のブレンドを考えてバランスを変えることで、おいしく仕上げることができました」
実際に「からだ十六茶」と通常タイプの「十六茶」を飲み比べてみると、お茶自体の味がなんとなくちがうなと気づくはず。筆者は「からだ十六茶」のほうが香ばしい味に感じました。
正直、難消化性デキストリンだけでなく、葛の花由来イソフラボンも入っているので飲む前は味にクセがあるんじゃないかな、と思っていたのですが…おいしい十六茶で驚き! もともとデスクで十六茶を飲んでいる筆者からすれば、こちらに移行しない理由がないです。
そういえば、よく見ると「十六茶」に比べて「からだ十六茶」は、お茶の色が若干濃いように見えますが?
「素材のブレンドによって色が異なってきます。「からだ十六茶」だけでなく、十六茶シリーズは、商品によって十六種類の素材のブレンドがちがっているんですよ」
ということで、ペットボトルの裏に書かれている原材料名を見てみると…
「十六茶」…ハトムギ、大麦、ハブ茶、発芽大麦、黒豆(大豆)、とうもろこし、玄米、びわの葉、カワラケツメイ、たんぽぽの根、あわ、きび、エゴマの葉、桑の葉、昆布、ナツメ
「からだ十六茶」…ハトムギ、大麦、ハブ茶、発芽大麦、葛の花エキス、カワラケツメイ、玄米、とうもろこし、びわの葉、発芽玄米、黒豆(大豆)、昆布、シイタケ、大麦若葉、葛の花、ナツメ、ミカンの皮
本当だ! 結構ちがいがありますね! 季節限定や、自動販売機限定の商品を見つけたら、どんな素材が使われているのか見比べてみると“十六茶通”になれそう。
ここまで、「からだ十六茶」や、十六茶シリーズについて教えていただきましたが、最後に「からだ十六茶」の飲むのにベストなタイミングがあれば教えて下さい!
「難消化性デキストリンは食事と一緒に飲むことで、食後の糖と脂肪の吸収を抑える効果があるため、糖と脂肪が気になる人は食事中に飲むのがおすすめです。ただ、人によってはお腹がゆるくなってしまう体質の人もいるので、飲み過ぎには気をつけていただきたいですね。内臓脂肪を気にされている人は、オフィスで飲んだり好きなタイミングで『からだ十六茶』を飲んでいただければよいかなと思います」
「からだ十六茶」は、コンビニエンスストア、スーパー、ECサイトなどで購入可能。デスクでのどをうるおしたいとき、食事中やおやつの時間、いつも飲んでいるお茶を、体にうれしい健康茶へ変えてみませんか?
撮影/我妻慶一 文/FYTTE編集部