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おからヨーグルトを使った美腸になれるアイデアレシピ3つ
おからヨーグルトのつくり方は、無糖のヨーグルト100gに対して、おからパウダー大さじ3~4杯(15g程度)を混ぜるだけ。おからパウダーがヨーグルトの水分(ホエイ)を吸い、ディップ状になるまで混ぜるのがコツです。
このおからヨーグルトを食べるだけで、日本人女性が1日に必要な食物繊維量の不足分にあたる4.1g(男性の場合は5.5g)を上回る約6.5gが摂取できます(※)。
※「日本人の食事摂取基準(2015年版)」「国民健康・栄養調査(平成28年)」厚生労働省
「食品成分表(七訂)」文部科学省)より算出。
そのまま食べてもおいしいおからヨーグルト。
今回は、旬の食材を使った和食が人気の料理家・吉田愛さんに、おからヨーグルトを使ったアレンジレシピを教えていただきました。
あともう1品欲しいときの簡単和おかず。つくり置きにも最適!
ほうれん草のおからヨーグルト白和え<1人分42kcal>
■材料(約4人分)■
ほうれん草:280g
にんじん:15g
めんつゆ(3倍濃縮):小さじ2
<A>
・おからヨーグルト:基本の分量でつくったもの(ヨーグルト100g:おから15g)
・白すりごま:小さじ1
・しょうゆ:小さじ1
・砂糖:小さじ1
塩 少々
■つくり方■
(1)ほうれん草は3cmの長さに切り、にんじんは3cmの細切りにする。
(2)たっぷりの熱湯にほうれん草とにんじんを入れて1分間茹で、氷水でさっと冷やす。そのあと、水気をしっかりと絞り、めんつゆで和えておく。
(3)ボウルにAを入れてよく混ぜ合わせ、(1)を加えて和え、塩で味を調えて器に盛る。
★Point★
難しそうな白和えも、水分の調節がしやすいおからヨーグルトを使えば簡単! ヨーグルトとしょうゆ、めんつゆは意外な組み合わせですが、発酵食品同士なので意外と相性はばっちりです。
混ぜて焼くだけでふわふわ食感!
「カレー味のおからヨーグルトパン」<1個分72kcal>
■材料(約4個分)■
<A>
・おからヨーグルト:基本の分量でつくったもの(ヨーグルト100g:おから15g)
・カレー粉:大さじ1/2
・片栗粉:大さじ1
・塩:小さじ1/4
クリームチーズ:約20g
サラダ油:小さじ1
■つくり方■
(1)ボウルにAを入れてよく混ぜ、4等分にする。
(2)クリームチーズも4等分に分けてひとつずつ(1)の材料の中に包み、丸めてから少し押さえて平らにし、形を整える。
(3)フライパンにサラダ油を熱し、(2)を並べて両面焼き色がつくまで弱火でじっくりと焼く。
★Point★
発酵いらず! 混ぜて焼くだけの簡単パン。少量の片栗粉を入れることでパサつきを抑え、ふわふわ食感に。腹持ちがいいので、おやつや主食の代わりとしてもおすすめ。片栗粉の分量を増やせば、モチモチおやきにも。
野菜がたくさん食べられて、たっぷりつけてもヘルシー!
水切りいらずのおからヨーグルトディップ3種<みそ:170kcal、明太子:125kcal、カレー:108kcal>
■材料(つくりやすい分量)■
<A>
・おからヨーグルト:基本の分量でつくったもの(ヨーグルト100g:おから15g)
・マヨネーズ:大さじ2~3
<味噌味>
・みそ:大さじ1/2
・すりおろしにんにく:少々
<明太子味>
・明太子:1/2腹
・レモン汁:小さじ1/2
・ブラックペッパー:適量
<カレー味>
・カレー粉:小さじ1/2
・中濃ソース:小さじ1/2
・塩:ひとつまみ
野菜(きゅうり、にんじん、パプリカなど):適量
■つくり方■
(1)ボウルにAを入れてよく混ぜ、3等分に分ける。
(2)それぞれみそ味、明太子味、カレー味、の材料を(1)とよく混ぜ、食べやすく切った野菜に添える。
★Point★
おからヨーグルト+マヨネーズのベースから、3つの味に簡単アレンジメニュー。おからヨーグルト自体がディップ状のため、野菜スティックやクラッカーなどにもよくなじみます。
レシピ監修/料理家 吉田愛 取材・文/奥沢ナツ