健康と美にこだわるドクターが、プライベートでどんなキッチンアイテムを使っているのか気になりませんか? 「体にいいものが簡単につくれるアイテムを活用すれば、忙しくても自炊が楽しく続けられます」と、婦人科医の松村圭子先生(成城松村クリニック院長)。おすすめのキッチンアイテムを公開していただきました!
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■無水調理ができる「バーミキュラ オーブンポットラウンド」
こんにちは。婦人科医の松村圭子です。
今回は、私が愛用しているキッチンアイテムを4種類紹介します。
私がふだん使いしている鍋は、バーミキュラの鋳物ホーロー鍋「オーブンポットラウンド」。水を使わずに素材のおいしさを引き出す「無水調理」が簡単にできます。
たとえば、かぼちゃ、さつまいも、玉ねぎ、なす、にんじんなど、好みの野菜を鍋にたっぷり入れてフタをし、水を加えずに弱火で20~30分ほど無水調理。野菜のうまみ、甘みが引き出され、塩、こしょうだけのシンプルな味つけでもごちそうになります。
ほかにも、魚が好きなので、煮魚もこの鍋でよくつくります。トマトの水煮缶を使ったミネストローネもとてもおいしくつくれるんです。
私は、ピンクが大好きなので、かわいいパールピンクの鍋を選びました。おしゃれなデザインなので、調理をしたら食卓にそのまま出せます。
■発酵食のみそ汁が手軽に! みそ汁サーバー「椀ショット」
わが家の食卓では、みそ汁が必須。忙しいときは、マルコメの「椀ショット」というみそ汁サーバーが便利です。
パパッと準備したい朝食のときに使っていて、ボタンを押すだけで温かいみそ汁ができ上がります。具は、ねぎ、わかめ、油あげなど乾燥の具材を使用。あとは、冷凍しておいたごはんを電子レンジでチンして、たんぱく源になる納豆をプラスするだけで朝食ができます。
■無添加のシンプルパンが簡単に!「ホームベーカリー」
休日、時間があるときはホームベーカリーでパンをつくっています。ボタンひとつでできて、自分で生地をこねる手間がないからラクです。食べきれないので1食分ずつラップに包んで冷凍。解凍して朝食などで食べます。
先日、ホームベーカリーでフランスパンをつくってみたら、強力粉、薄力粉、塩、ドライイースト、水だけでおいしく焼き上がり、「こんなにシンプルな材料でいいんだ!」と驚きました。
■茶葉の栄養が丸ごととれる「お茶ミル」
緑茶は、茶葉をお湯に浸して成分を抽出するより、粉茶にしてお湯に混ぜたほうがビタミン、カテキンなどの抗酸化成分を丸ごととれます。
わが家では、電動で茶葉を粉末状にできるお茶ミルを愛用。でき上がった粉末茶で温かい緑茶をつくるほか、冷たい水にも溶けるので、冷茶をつくったり、焼酎の水割りに混ぜたりしています。
いろいろなキッチンアイテムを試してきましたが、紹介した4アイテムは私がふだん使いしているものです。健康づくりのために、おいしくて体にやさしいものが簡単につくれるキッチンアイテムを活用してみてくださいね。
取材・文/掛川ゆり