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■がっつり系のおつまみ、ダイエット中に向いているのはどっち?
たんぱく質メニューはお肉、魚、卵が使われた、いわゆるがっつり系のおつまみも多いもの。
けれど、似たようなメニューでもじつはダイエットに向き・不向きがわかれるのです。
飲み会が連日続くという人は、覚えておくと役に立ちますよ!
「豚の角煮」VS「牛肉のワイン煮」
カロリーで見ると、豚の角煮が446kcal。牛肉のワイン煮が230kcal。
どちらも肉の煮込みですが、肉の部位によってカロリーに大きなちがいが! 豚のばら肉を使った角煮は脂のかたまり。牛肉のワイン煮には脂質の少ないすね肉が使われています。脂身が少ないぶん、角煮よりもかみごたえがあるので満腹感も得られます。
脂質を見ると、豚の角煮は34.6g、牛肉のワイン煮は14.2gとその差は歴然です。
「焼肉ロース(タレ)」VS「焼肉レバー(タレ)」
カロリーで見ると、焼肉ロース・タレは221kcal、焼肉レバー・タレは81kcal。脂質量は、焼肉ロース・タレは18.7g、焼肉レバー・タレは2.0g。
同じ牛肉でもロースには脂質が多く高カロリー。レバーには脂質が少ないので低カロリー。レバーのほか、ハツやハラミなどの内臓系は全体的に高たんぱくで低カロリーです。また、網で焼いてよぶんな油を落としたり、タレではなくレモンや塩で食べるとよりヘルシーに。
「鶏つくね焼き(タレ)」VS「焼き鶏(タレ)」
カロリーで見ると、鶏つくね焼き・タレは88kcal、焼き鶏・タレは114kcal。
たんぱく質量はつくねが多いですが、ひき肉によっては脂身がたくさん含まれています。焼き鶏は、かたまり肉をゆっくりかんで食べることで満足感も得られます。カロリーやかみごたえを考えると、この場合は焼き鶏を選ぶのが正解。
「鶏のから揚げ・むね肉」VS「手羽先のから揚げ」
カロリーで見ると、鶏のから揚げ・むね肉は341kcl、手羽先のから揚げは206kcal。
から揚げは、揚げ油に素材の油がとけだすので、本来揚げもののなかではヘルシー。ただし、店によってはぽってりした衣が油をたっぷり吸っているので注意。手羽なら骨つきなぶん、カロリーが低く、食べるのに時間がかかって満足感を得やすいのでおすすめ。
「きんめだいの煮つけ」VS「さばのみそ煮」
カロリーで見るときんめだいの煮つけは163kcal、さばの味噌煮は181kcal。脂質量はきんめだいの煮つけが6.4g、さばの味噌煮は8.8g。
魚でも種類によって脂質量はかなりちがいます。さばやあじなどの青魚は白身魚に比べて脂質が多め。この脂は良質なものですが、夜遅くに食べるなら脂質の少ないものを選ぶのが正解。また、煮汁に使う調味料は、しょうゆよりみそが高カロリー。
「プレーンオムレツ」VS「だし巻き卵」
カロリーで見るとプレーンオムレツは237kcal、だし巻き卵は129kcal。
どちらもシンプルな卵料理ですが、和風より洋風が高カロリー。だし巻き卵が和風だしを使っているのに対し、オムレツにはバター、牛乳、生クリームと高カロリー食材がたくさん使われていて、脂質も高め。
似ている料理2品を比べてみると「こんなにカロリー差があるの?」というメニューも多いはず。「塵も積もれば山となる」といいますが、いろいろなおつまみを食べる飲み会では、少しずつカロリー調整をして選んでいきましょう。
文/FYTTE編集部