「やせたいけど食べたい…」ダイエットを志す女性の多くがそんな悩みを抱えているものです。しかし、本当にそれが叶うとしたら、みなさんはどうしますか? 美容家・千波さんの著書『肥えグセが吹っ飛ぶ やせるストレッチ』(ワニブックス)から、ダイエット中のモチベーションの保ち方と食べてもやせる「おからパウダー」を活用した食事法をご紹介します。
Contents 目次
千波さん流、モチベーションの保ち方
ダイエットはモチベーションとの戦いです。やる気があるうちはいくらでもガンバれるものですが、時間とともにモチベーションが低下してしまう人は少なくありません。まずは千波さん流のモチベーションの保ち方を学びましょう。
<ポイント1>ほかの人の“正解”と比べない
「あの人は〇kgやせたのに私は…」「あの人はあんなラクな生活をしているのに、私よりもやせている…」など、ほかの人と比べるのは止めましょう。報われかたは十人十色。ひとりひとり生活環境や性格、体質が違うのですから、比べるだけムダといえます。
それよりも「今月は1kgやせたから、来月はもっとガンバろう!」と明るい未来を想像してみましょう。
<ポイント2>“たった一度”をクヨクヨしすぎない
「今日、ついお菓子を食べ過ぎてしまった…。もうダイエットなんてやめよう!」
こうした「たった一度」にとらわれてダイエットを断念してしまう人は、少なくありません。
しかし、そのお菓子が脂肪に変わるには2日間の時間を要します。となると、その2日間の運動量を増やしたり、食事を調整すれば、今までの苦労が水の泡になってしまうことはないのです。
「たった一度」のことを引きずるよりも、その後2日間に向けて気持ちを切り替えることのほうが大切です。
<ポイント3>“やせられなかったらどうしよう”を捨てる
ダイエットをしていれば「もし、やせられなかったらどうしよう…」と思うのは当然です。特に、気持ちがネガティブになっていると「忙しいから」「ほかにやることがあるから」「つき合いで外食しなければいけないから」と何かと理由をつけて、やらない状況を作り出してしまうもの。
しかし、どうなるかわからない未来を心配しても、仕方がありません。ムダに心配するのではなく、1か月後の自分をイメージし、理想の自分に近づくために今日できることを考え、それをこなすことが大切です。
<ポイント4>“あれ、ダメ”“これ、ガマン”を手放す
ガマンばかりの生活はあまり好ましくありません。むしろ食事をプラスするつもりで「たんぱく質を少し増やそう」「きのこ類を多めに食べておこう」「野菜を多めに摂取しよう」と考えることが大切です。
ストレスを軽減できると同時に、満腹中枢も刺激できるためおすすめです。
<ポイント5>数字にとらわれない
ダイエット中に最も気になるのが「体重」。中には、毎日体重計に乗っているという人もいるでしょう。しかし、毎日自分の体重を把握することは、必ずしもいいとは言えません。例えば、ほんの少しでも前日より体重が増えていると、がっかりしてしまう人がほとんど。女性は生理の影響で体重が上下しやすいため、コントロールが難しいのが現状。
むくみが改善されたり、体がやわらかくなるなど、数字では測れない変化もたくさんあるはずです。数字にとらわれるのではなく「見た目」に現れる変化を信じましょう。
<ポイント6>現状を把握して認める
自分の体を撮影することは、とても大切なことです。自分の現状を定期的に見つめることで、改善した部分、まだまだガンバらなければいけない部分が見えてきます。そのため、自分に向き合い、今の気持ちや、結果を素直に感じとれる自分でいてください。
ダイエットを途中で挫折しそうになったときは、この6つのポイントを思い出してみましょう! 続いては、千波さんも日頃から実践しているという「おからパウダー」を使ったヘルシーなレシピをご紹介します。