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忙しい朝も簡単!「快腸あったかスープ」で即便秘解消できる理由

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スープ

気温が下がり、朝、だんだん起き出すのがツラい季節になってきました。起きた直後は体温が低いので、温かいスープで体温を上げれば、1日を元気に過ごせます。 忙しい朝でもサッと作れて、おなかもすっきりする栄養満点スープについて、管理栄養士の安中千絵先生に教えていただきました。

監修 : 安中 千絵 (管理栄養士)

栄養管理士。株式会社タニタなどを経てフリーランス。企業のアドバイザーや商品開発、執筆、講演などを中心に活動。著書に『1日3杯のコーヒーが人を健康にする!』(PHP研究所)、『太らないのはどっち!?』(青春出版社)など。

Contents 目次

朝スープがオススメのワケ

朝にスープを作る女性

朝起き抜けは1日のうちでも体温が低い状態。その低体温に役立つのが朝の温かいスープです。

「朝のスープは体温の上昇をサポートすることができます。また、朝は血糖値が低い状態ですが、食物繊維の入った温かいスープをゆっくりとることで、血糖値をゆるやかに上昇させることができ、肥満予防にもつながります。
また、食物繊維はが腸内環境を整えて便秘の解消にもつながります」(安中先生)

スープなら前の晩に作りおきをして、朝に温めるだけにすれば、忙しい朝でも手軽にとれますね。
では、さっそく、オススメメニューを紹介していきましょう。

食物繊維もとれる「みそ玉」

発酵食品のみそと、わかめ、とろろ昆布の食物繊維で、腸内環境を整える効果が期待できるというみそ玉。
「つくり置きできて、あっという間におみそ汁ができるみそ玉は添加物ゼロ。インスタントのおみそ汁を飲むより、ずっとおオススメです」。
時間のあるときに、ぜひまとめて作っておきましょう。

材料(10個分)

  • みそ 100g
  • かつお節 1パック
  • 乾燥ワカメ 3g
  • すりごま……小さじ1
  • とろろ昆布…適宜

つくり方

  1. とろろ昆布以外の材料をすべて混ぜ、10等分にして丸める。
  2. 1をとろろ昆布で包む。保存容器に入れ、冷凍庫で保存する。
  3. 食べるときは、お椀にみそ玉1個を入れ、熱湯150㏄を注いでよく混ぜる。

排出力アップ!「あさりと白菜のスープ」

亜鉛をはじめとするミネラルが豊富なあさりは、肝機能をサポートするタウリンも含んでいます。それに白菜としめじで食物繊維をプラスして、排出力を高めたレシピです。
「貝は余計なものを加えなくても、出汁いらずで簡単においしいスープになりますよ」。

材料(2人前)

  • あさり 10個
  • 白菜 大きい外側の葉なら1/4、芯の方の小さい葉なら1枚
  • しめじ 1/4株
  • おろししょうが 少々
  • 塩 少々
  • こしょう 少々
  • 水 2カップ

つくり方

  1. 鍋に水とあさり、白菜としめじを入れて沸騰させ、アクを取ってあさりの口を開かせる。
  2. 1におろししょうがを加え、塩とこしょうで味をととのえる。

小鍋に材料を放りこむだけでパパッとできるスープで、おなかがスッキリ! しかも1杯で体を芯から温めてくれます。毎日のおめざに、ぜひ取りいれてみて。

文/Masuda Yuka

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