プロテイン入りの食品が続々と登場する中、ケロッグから女性にうれしい大豆プロテイン入りのグラノラが発売されました。このグラノラは、なんと1食で卵1.5個分と同等のたんぱく質(10g)がとれるのだそう。新製品の発売を記念して行われたセミナーでは、小児科医・公衆衛生専門医の伊藤明子先生が「たんぱく質を朝にとるべき重要性」について教えてくださいました。なにかと忙しい朝、みなさんはしっかりとたんぱく質をとれていますか?
Contents 目次
たんぱく質は、筋肉だけでなく血液や髪の毛などの材料となる、体作りには欠かせない栄養素。伊藤先生によると、たんぱく質は常に代謝分解されてしまうため、体の中に蓄えておくことができないのだそう。そのため、1食にまとめてたんぱく質をとるのではなく、朝・昼・晩の3食においてバランスよく摂取することが重要とのこと。
厚労省の栄養摂取基準で推奨されている1日あたりの理想的なたんぱく質摂取量は50g、(1/3にすると1食あたり16.6g)。たいていの人は、この目安量を夕食時にはクリアできているものの、朝食時には不足してしまうケースが多いのだそう。体内のたんぱく質量が不足すると、筋力の低下だけでなく、体調不良や体力の低下、そして美容面にも悪影響が出てしまうため注意が必要です。
朝、しっかりとたんぱく質をとることで、1日を通して空腹刺激ホルモンの分泌を抑えることができたり、イライラや不安感などを軽減できたという実験結果も出ているそう。ハツラツとした毎日を送るためにも、朝にたんぱく質をとることを心がけていきたいですね。
とはいえ、朝は忙しくてなかなかゆっくりと食事をとる時間がない…。という人も多いはず。じつは私もその一人…。そこで管理栄養士の柴田真希さんが教えてくださったのは、グラノラを使ったお手軽料理。「グラノラって、こんな使い方もできるんだ…」と思わず感激してしまいました。
グラノラは、牛乳をかけたりヨーグルトに入れるだけと、調理の手間が少なく、忙しい朝にさっと食べることができるためとっても便利ですよね。「大豆プロテイン グラノラ」は、牛乳をかけて食べれば1食でとりたいたんぱく質量(16.6g)を摂取できるうえ、女性にうれしい大豆由来の植物性プロテインが使われています。香ばしい大豆やアーモンド、かぼちゃの種など自然素材が使われているのも魅力です。
今回、柴田さんにご紹介いただいたメニューは、「フレンチグラノラ」は5分で、「バナナとブルーベリーのヨーグルトグラノラ」は3分で、「グラノラのパワーサラダ」はたった2分で作ることができるのだそう。
「フレンチグラノラ」は、きび砂糖を使い、やさしい甘さに仕上げた卵と、フルーツの酸味が絶妙にマッチしていておいしかったです。もちろん、やさしい甘さのグラノラとの相性もバツグン。
「バナナとブルーベリーのヨーグルトグラノラ」は、たんぱく質の吸収を促すビタミンB6を豊富に含むバナナを合わせた一品。個人的には、3品の中でこれがいちばん好きかもしれません。ヨーグルトの酸味をバナナとグラノラが緩和してくれて、朝にピッタリな、爽やかな味わいでした。
「グラノラのパワーサラダ」は、ひと口ごとにさまざまな食感や味を楽しめました。最初は、サラダとグラノラという意外な組み合わせに少しビックリしたのですが、一皿でいろいろな栄養を補えるので、「最近野菜不足かも…」と感じたときに、ぜひとり入れてみよう!と思いました。
ほかにもいろいろなアレンジが楽しめそうな「大豆プロテイン グラノラ」。さっそく明日から、グラノラ生活を始めてみようと思います!
(編集こえだ)
Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。