体にとって良い油と悪い油がある、という話は最近の定番ですね。かつてはダイエット中に油は厳禁でしたが、じつは「体に必要な油もある」「種類によってはきちんととるべき油がある」という説を最初に聞いたのは、私のなかでは管理栄養士の伊達友美先生でした。そんな伊達先生が「これなら無理なく使える」とイチオシの「良い油」をご紹介します。
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「良い油」「オメガ3」などのキーワードも最近すっかり定着していますね。
テレビなどで特集が組まれると、えごま油や亜麻仁油がスーパーから消えた、なんてこともあります。
不飽和脂肪酸の一種である多価不飽和脂肪酸は体内で合成できない必須脂肪酸で、そのなかにオメガ3(n-3系)とオメガ6(n-6系)があります。話題のえごま油や亜麻仁油はこのオメガ3が豊富にとれる食品です。
と、ここまではこれまでのFYTTEの記事でも取り上げていて、みなさんも聞きなじみのある話だと思うのですが、では実際にえごま油や亜麻仁油を買ってみてどうだったでしょう? 私は多少クセのある味わいについてはあまり気にならないのですが、とにかくそのまま生の状態で使用しないといけないこと、開封したら冷蔵保存して、数か月で使い切らなければ酸化してしまうこと、などがかなりネックになり、そこそこいいお値段で買ったのに、あまらせて終わってしまった、なんてことがざらでした。
使い方としてはドレッシングにするのはもちろん、そのままを食材にかけてとっていました。汁物にかけるのもいいですし、納豆にかけてとったり、意外に簡単な使い方でOKです。ただ、やはり冷蔵庫から出して使うという意味では、家で調理をしたときしか使えませんし、だからといって油をビンごと持ち歩くなんて非現実的。
そんなとき、「良い油を取りなさい」説の第一人者といってもよい管理栄養士の伊達先生がおすすめしてくれたのが、このえごま油でした。
3g入りの小さな個包装になっています。使う分量としても適量でちょうどいいですし、なにより持ち運びができる点が素晴らしい! 私は最近ポーチに忍ばせておいて、外食時でもサラダやスープにかけたりしてとるようになりました。
健康って、習慣にならないとまったく意味がありませんよね。そういう観点でいえば、この個包装にした油って相当な発明だ!と思いました。
これでやっとオメガ3を継続してとれるようになるので、その先の何かしらの変化が出てくるといいな、と思っています。
(編集長ホボ)
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