現在、アメリカで生活しながら、かの有名なオーガニック・ナチュラルスーパーで働いているという白井朝美さんが、「やりがいと働きやすさが共存する、とってもいい企業!こんな会社が日本にも増えればいいのに~」ということで、書いていただきました、ホールフーズマーケットのすごいところ、いろいろ。こんなスーパーが近くにあったら、食生活や食への考え方がきっと変わるはず!
Contents 目次
オイシい。ヘルシー。楽しいは、ここにありますっ♪
1980年、米テキサスで誕生したオーガニック・ナチュラルスーパーWHOLE FOODS MARKET/ホールフーズマーケット。
創業者であるジョン・マッキー氏と19人のチームメンバーらが食の意識向上と地球に暮らすすべての生きものの健康を願いWHOLE FOODS MARKETを立ち上げたのは、1980年のこと。
現在、マーケットを訪れるのは、地元の買いもの客だけでなく、世界中からの訪問客が訪れるオーガニック&ナチュラルスーパーとして人気が高く、アメリカに497店舗、カナダ14店舗、イギリス7店舗に約89,000人のチームメンバーが籍を置く巨大オーガニック&ナチュラルスーパーマーケットへと成長しています。
それもそのはず、マーケットでは、チームメンバーのメンタルヘルス、フィジカルヘルスケアに気を配り、上下関係のないオープンドアなリーダーシップのもと、年齢、国籍、人種、宗教、言語、性別、セクシャリティーとそれぞれ違うバックグランドをもつチームメンバーが籍を置いています。ダイバーシティー溢れる自由な環境は、チームメンバーが互いをサポートし、楽しさを分かち合うストレスフリーゾーン。自身の仕事に誇りをもち、仕事が好き♡仕事に行くのが楽しいと思える場所。アメリカで最も働きやすいフォーチュン500企業としても称される理由がそこにあります。
2017年、WHOLE FOODS MARKETはAMAZONの傘下となりましたが、WHOLE FOODS MARKETのルーツでもあるコアバリューとホールフーズカルチャーは、変わらぬまま健在しています。
さて、これまでも、人々の食と環境と社会への意識の向上を高めるために 社会的、政治的な指摘を受けてはぶつかり合い、立ち上がり、さまざまな困難を強いられてきたWHOLE FOODS MARKETですが、添加物やジャンクフードだらけのアメリカの食卓に変化を与え、地元のコミュニティーとローカリズムを育むために多くの支援活動にも精力を惜しむことなく貢献しています。
私たちが口にするもの、身につけるもの、商品などの容器までもが、どこで、誰の手でどうのように育てられ、作られているのかを正直に表示し、新鮮度や安全性を保証してきました。また、生産者のストーリーを消費者と分かち合うことで教養を高め、社会との共感を深めてきました。
WHOLE FOODS MARKET内を歩くとお肉、魚介類、乳製品の使用をしないベジタリアン、ヴィーガン食であるプラネットフード、ハイブリッドフードと呼ばれる食材やその他の質の高い食材や商品が陳列していることに気づくかと思います。マーケット内に置かれる全食材、全商品は、ホールフーズが指定する厳しい基準Whole foods quality standardsをパスし、安全と見なされた食材、商品のみが販売されているのです。
例えば、Hydrogenated Fat (硬化油脂、硬化脂肪、マーガリンなど)、Artificial Colors, Favors(人工着色料、人口調味料)、Preservatives (防腐剤)、Sweeteners(甘味料)などが含まれる食材は、マーケット内で販売されることはないので安心してお買いものができます。
食材を通して、私たちの食の知識、社会的意識を深めることを目的とするWHOLE FOODS MARKETのこだわりはここだけに留まりません。マーケットでは、私たちにグローバルダイエット(*食生活)を意識した食材や商品を選択するように呼びかけてもいます。
グローバルダイエットとは、大規模な森林破壊や地球の温暖化の原因につながるダイエット(*食生活)を避け、地球に負担をかけない持続可能なダイエット(*食生活)のこと。地球の環境を守り、心身の健康を向上させるためにも、私たちの生活にグローバルダイエットは欠かすことはできないのです。
You are what you eat という言葉を耳にしたFYTTEガールズも多いかと思います。
グローバルダイエットとは、赤身のお肉や糖分を控え、果物や野菜、ナッツ類を多く摂取することがいいとされているダイエット(*食生活)。
私たちが口にするもの、身につけるものに対して意識を深めていくことは、社会や地球環境の健康にもつながります。美容や減量をするためのダイエットだけでなく、ダイエットの認識を変えて、ココロがけることもひとつのダイエット法かと思われます。もちろん、ストイックになる必要はなく、バランスをとることが大切っ♬
環境に負担をかけないグローバルダイエット(*食生活)で、健康な思考、健康なココロ、健康なカラダをキープ。マインドフルな食生活は、きっと、周りにも、自分にもやさしくなれるはずです♡♡
ワタシたちの暮らす社会。ワタシたちの住む地球環境をもっとヘルシーに。そして、豊かに。グローバルダイエットは、フューチャーオブダイエットとしても、注目されています。ワタシたちの暮らす環境を一緒にシェイプUPしていきましょう〜♪♪
* 英語でのダイエットは、体重を落とすこと。減量の意味ではなく、食生活や食習慣をダイエットと呼びます:)
STAY FYTTE!
BE KIND TO ONE ANOTHER
HUGS♡♡
PHOTO: HALE DAVIS
文/白井朝美