万能調味料としてすっかりおなじみの塩糀。伝統的な発酵技術から生まれた、お米の調味料です。無印良品の隠れた人気カテゴリー、伝統的な食材コーナーにも塩糀がありました!『国産米でつくった塩糀』は、口栓付きパックで肉や魚の下味付けにはもちろん、ディップやドレッシングとしても使えて便利。さっそく無印の塩糀で、トマトの塩糀和え&豚肉の塩糀漬けをつくってみました。
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塩糀とオリーブオイルと合わせてイタリアンドレッシング
国産米の米糀と塩だけでつくった、その名も『国産米でつくった塩糀』。
そのまま口に含んで見ると、まろやかなでとろみがあり、甘酒のような米の甘さと柔らかい塩味が感じられます。このまま野菜などにかけて食べてもおいしいですし、魚や肉の下味つけから、ディップソースやドレッシングにも使えます。
いろいろと使える塩糀ですが、一番簡単なのはかけるだけのドレッシングレシピ。“塩糀ドレッシング”なら、シンプルでありながらおいしいドレッシングが完成します。
一般的なドレッシングは味が画一的で保存料も気になり、高カロリーでヘルシーではないものも多くあります。
家庭でドレッシングが作れると、何かと重宝するのですが、作り慣れていないとわからないものです。そんな方には塩糀が手軽でラク!簡単なレシピで味に深みが出せます。
今回は、『国産米でつくった塩糀』とオリーブオイル、バジルを混ぜてドレッシングを作ってみました。この塩糀ドレッシングを切ったミニトマトにかけるだけ。
オリーブオイルの香りと風味で、イタリアン風のトマト前菜の出来上がりです。塩糀がトマトの甘さを引き立てて、ぐっと味が引き締まります。チーズがあってもおいしそう。ボリュームのあるサラダにしたい場合はレタスなど葉物があっても◎。
肉の下味つけにも。臭みが取れて、おいしさを引き出す
塩糀の定番の使い方はお肉に下味つけする方法ですが、こちらも漬けておくだけで、お肉に味つけの必要がなくなるので、時短&ヘルシーです。
さらにお肉はやわらかくなり、臭みも消えるのでまさに一石二鳥。
無印の塩糀を使って豚肉のロースを塩糀漬けにしてみました。味噌漬けの要領で、1〜2時間冷蔵庫で漬けておきます。
焼くときは余分な塩糀を取り去って、焦がさないように焼いていきます。片面が焼けたら、裏返して焼いていきます。
塩糀に漬けておくと豚肉の臭みがよく取れているのがわかります。さらにお肉もやわらかくなって、食べやすい!塩糀でマイルドな塩風味がしみていて、数段おいしくなっていました。
定番の使い方はもちろん、とろみのあるタイプなのでドレッシングやそのままかけるのに用いやすい無印の塩糀。ただ塩味なので、ドバドバかけすぎると塩分が強くなってしまいますから、味を見ながら薬味や味噌のような感覚で用いると失敗しません。
賞味期限も長くて、冷蔵庫に一つあるといい万能調味料です。
無印良品 国産米でつくった塩糀 120g 税込350円
文・写真/庄司真紀