動物を狩り、木の実や果物や植物を食べて暮らしていた狩猟採集民族を祖先にもつのがO型。
「そのためO型は、肉類を分解する酵素がほかの血液型の3倍もあるとされます。胃酸の量も多いので、たんぱく質の消化能力が高く、たんぱく質をとると代謝が活発に。逆に不足すると心身が疲労するという研究もあります。ただ、狩猟採集生活時代に食べていたのは脂の少ない肉。だから現代でも、脂肪の少ない牛肉や羊肉を選んで。オメガ3脂肪酸を多く含む魚は日本のO型には一番おすすめのたんぱく質です。新鮮な野菜や果物もたくさん食べましょう。いっぽう、祖先の時代に食べていなかった穀類や乳製品は、現代のO型も苦手。炭水化物はとり過ぎないように。特に、小麦製品、そして乳製品は太りやすい食品なので控えめに」
そんなO型におすすめなのは以下のような食材。ほかに、プルーンやエクストラバージンオリーブオイル、ターメリック、緑茶など。
Contents 目次
【1】ラム肉や牛肉など脂肪分が少ない高品質の肉
O型は、肉を食べると代謝がアップ。牛肉やラム肉など脂肪分が少ないものを選んで。牧草飼育されたオーガニックの肉がおすすめ。
【2】こんぶやわかめなどの海藻類
こんぶやわかめなどの海藻は、O型の弱点である甲状腺の働きを助けてくれるヨウ素が豊富に含まれています。O型に不可欠の食材です。
【3】濃い緑色の葉野菜はマスト。さやいんげん、さつまいもも◎
どの血液型におすすめの濃い緑色の葉野菜はもちろん、さやいんげんなども、ビタミン、食物繊維が豊富でO型におすすめの野菜です。
【4】たらやブリなど脂ののった魚
脂ののったたらやぶりなどの魚は、O型にとって最高のたんぱく質源。太りにくく、美肌にもよいオメガ3脂肪酸が多くおすすめ。
【5】くるみやアーモンドなどのナッツ類
くるみやアーモンドなどのナッツ類も良質のたんぱく質源で、O型と好相性。特にくるみはオメガ3脂肪酸が多く、おやつにも◎。
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監修/エリカ・アンギャル、取材・文/和田美穂、撮影/小澤晶子