食物繊維と良質なたんぱく質がとれる定番の健康食材「おから」。生のおからは冷蔵保存で日持ちしないなど、扱いにくい点もありましたが、今人気なのが「おからパウダー」です。おからを乾燥させたもので、使いたいときに使え、料理の幅も広がります。今回はカルディの「おからパウダー」を試してみました!
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おからを乾燥させた、おからパウダー
ダイエットや健康維持にうれしいおから。おからの栄養成分はまずは大豆のたんぱく質。そして不溶性食物繊維、女性ホルモンに似た作用のある植物性エストロゲンです。
おからは大豆の栄養が詰まった、言わずと知れたヘルシー食材。乾燥させてパウダー化することで、さらに栄養価が濃縮されます。
カルディで購入できる『光永食品 おからパウダー』は、おからを乾燥させたもの。
おからというと卯の花以外、使い道がないように思えますが、おからパウダーなら、みそ汁やパスタソースに入れたり、ハンバーグやつみれに混ぜ込んだりして使うことができ、手軽におからの栄養を取り入れることができます。
細かいパウダーなので小麦粉と一緒に、クッキーやケーキなどのお菓子の生地に混ぜてもOK。
『光永食品 おからパウダー』の賞味期限はおよそ10か月はあるので、常備しておけば、使いたいときに使えますね。
食感しっとり。なめらかな仕上がり
このおからパウダーは、さらさらとしてキメが細かいおからパウダー。真っ白ではなく、おからそのもののちょっと黄味がかった色をしています。
小麦粉のように微粒子なパウダーなので、なめらかでお菓子作りにも使いやすく、洋食などどんな料理にも溶け込みそうです。
今回は、ホットケーキミックスにおからパウダーを加えて、炊飯器でパンケーキを作ってみることにしました。
おからパウダーはおからを乾燥させたものなので、特にお菓子のときはおからを使うときよりも、分量を少なめに見積もったほうがいいようです。
またおからパウダーは水分を吸うので、加える水分の量にも注意が必要です。水分が少ないとずっしり密度の高いお菓子になってしまいます。
パウダー化しているとほかの材料と混ざりやすく、でき上がりはおからパウダーのおかげでケーキの生地はしっとりとし、食感がなめらかになっていました。
甘さ控えめのプレーンなケーキという感じのでき栄えで、おからを入れたホットケーキやクッキーよりも、おからの風味は感じない気がしました。
ハンバーグにも混ぜ込んでみましたが、こちらもほとんどおからの味はなかったです。これなら味の薄い料理にも用いることができそう。
食物繊維やたんぱく質が不足しそうなインスタントのスープやカップ麺など、即席の一品メニューにもちょい足ししてもいいかも。おからをとったら、水分も多めに補給するとデトックスになりますよ。
カルディ 光永食品 おからパウダー 300g 398円(税込)
文・写真/庄司真紀